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【2020年度決算】デサントの株価はどうなるのか?

デサントの株価予想

東証一部上場 株式会社デサント(8114)
今日はこちらの銘柄に焦点を当て、今後の株価がどうなっていくのか?
予想、分析していきたいと思います。

とれろく
とれろく

デサントといえばスポーツウェアの大手メーカー。スポーツウェア市場はワークマン(7564)を攻勢をかけ始めたりと、競争が強くなりつつあります。そんな中デサントの株価はどうなっていくのでしょうか。

まずはデサントの株価や指数がどのように推移しているのか?
デサントの今を確認してみましょう。

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デサントの株価、PBR推移

デザントの株価は2011年頃から上昇トレンドが発生。
2019年には3000円を超える場面があり、購入した時期によってはテンバガーを達成しています。

デサントの株価推移

最新の株価はこちら

株価を見る限り今はピークアウトし、レンジ相場、もしくは下落トレンドへ移行しそうな雰囲気を感じます。

そんなデサントのPBR推移を確認してみましょう。

デサントのPBR推移

デサントの現在のPBRは1.46。株価は1400円です。

デサントの株価推移

PBRピーク時は2.79倍でしたが、今は大きく減少しています。
それだけデサントに対する期待値が下がっていることが分かります。

何がデサントの期待値を下げたのか?
2019年まで順調に株価を伸ばしてきたデサントの業績を確認します。

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デサントの業績

デサントは2011年から2016年にかけて順調に増収増益を達成しています。

デサントの売上推移

5年間で売上1.8倍、利益3倍という驚異の成長を記録。
2017年以降変調が訪れています。

売上は頭打ち、そして減少。利益は赤字転落。
デサンドの好業績に陰りが見えています。

従業員数も2017年から2018年にかけて4分の1に減少。

デサントの従業員推移

デサントは岐路に立たされていることが、株価、PBR推移、売上、利益推移、従業員数の変化から見て取れます。

何が起きているのか?デサントの決算資料から状況を読み取ります。

デサントの2020年3月度決算資料

デサントについて調べている最中。
なんと、偶然前日の5月22日(金)に2020年通期決算発表を実施したことが分かります。

2020年3月度決算短信

内容は39.4億円の黒字から24.8億円の赤字。
超悪材料です。週明けはストップ安が確実ですね。

とれろく
とれろく

実はこの記事、ワークマンが好業績となる中、反対に業績が悪化する上場企業は無いか?あれば空売りしようという目的で書いていました。出遅れた為に、空売り参加できず。悔しい・・。

とはいっても仕方がありません。
デサントの発表資料を読み込みます。

欧米子会社の撤退等により特別損失

2020年度決算、デサントは18億1500万円の特別損失を計上しています。
特別損失

欧州事業の撤退に加え、アジア、日本と各国で特別損失を計上。
業績を押し下げています。

営業利益率が大きく低下

デサントの赤字は特別損失だけが原因ではありません。
特筆すべきは営業利益率の大幅悪化です。

テザントの営業利益率

2019年度の営業利益率は5.57%。
2020年度の営業利益率は0.30%。

本業の儲けを示す営業利益率の低下は注視すべきですね。
デサントは日本だけでなく、海外にも進出しています。
どこが足を引っ張っているのか?地域別に見ていきましょう。

日本の営業利益率

日本の営業利益率は大きく悪化中です。

日本の売上、営業利益の推移

売上が横ばいにも関わらず営業利益はそろそろ赤字転落しそうな勢い。
決算短信では次のコメントを発表しています。

国内の収益率改善のため、自主管理売場の売上拡大を目指しており、直営店および自社ECサイトの売上高は前年を大きく上回るも、まだ規模が小さく、卸売での粗利減少に伴い、利益は前年を大きく下回りました。(中略)その他のブランドは百貨店での売上減少等により苦戦しました。

デサントは百貨店や卸での販売が中心。
最近倒産したレナウンは百貨店中心のアパレルメーカーでしたね。

デサントも似た境遇にあると受け取れます。

アジア・欧米の営業利益率

日本だけでなくアジア・欧米でも苦戦中。

アジアの営業利益率推移

アジアの営業利益は2015年から右肩下がり。
今期は韓国の不買運動の影響により大きく減収、営業利益は驚異の90%減。

欧米は早く撤退したほうが良いレベルです。

欧米の売上、営業利益の推移

いつになったら黒字化するのか?
見通しは全く立っていません。

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デサントは高付加価値のブランドメーカー

ここでデサントの販売している商品に目を向けてみましょう。
次の画像はZOZOタウンで販売しているデサントブラントの衣服です。

デサントの販売商品

とりあえず値段がめちゃくちゃ高い、高付加価値商品を販売していることが分かります。40%オフのタイムセールを実施しても3万円以上のジャケット、通常価格で3万円以上のサンダル(?)です。

私には縁もゆかりも無い高価格商品ばかりですが、業績好調のワークマンとは対照的です。

ワークマンはワークマンプラスというブランドで、デサントの得意とする市場に殴り込みをかけています。調べれば様々な情報が得られるものの、一つニュースを紹介。

コロナ禍「アパレル壊滅」の中、ワークマンが一人勝ち「真の理由」

従来の作業服、作業用品需要以外に、アウトドアウエア、スポーツウエアを強化し、一般顧客の需要を増やしたことで、20年3月期のチェーン全店売上高は1220億円(前年比31.2%増、既存店売上高25.7%増)、営業利益は191億円(41.7%増)と9期連続の最高益を計上した。

新型コロナウィルスによる外出自粛、商業施設の休業が続く3月、4月のアパレル流通市場の中でも、3月の既存店の売上高前年比は17.7%増、4月も5.7%増。多くの上場アパレル専門店が3月は前年比25〜30%減、4月は60〜70%減といった窮地の中でも、前年比増収を続ける。

ワークマンはアウトドアウェア、スポーツウェアの強化により、コロナウィルスの影響を受けずに業績好調。

ユニクロが流行した時のように、安くて必要な機能を取りそろえた「コスパの良い商品」を販売することで業績を伸ばす。

対してデサントはコロナウィルスの影響で売上が下がったと発表しています。

暖冬の影響により冬物の売上が減速したことに加え、2020年3月は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりインバウンドを含む購買が減少したため、日本全体で売上高は前年を下回りました。

私はコロナの影響ではなく、デサントの販売する商品に問題があると受け止めています。

デサントブランドはどこで売ってる?

デサントはスーパースポーツゼビオ(8281)、アルペン(3028)、ヒマラヤ(7514)といったスポーツ用品店へ卸しています。

抜粋)デサントを取り扱っている北海道の店舗例

デサントの卸店

その他の地域の販売店舗はこちら

デサントの売上に商品力が影響しているのは当然。
これに加え、卸先店舗の集客力・業績にも業績が左右されます。

卸先店舗の純利益は近年、減少傾向です。

卸先の業績

資料:ニッポンの数字

このような状況で、各スポーツ用品店が値段の高いデサントの販売に注力していくのか?というと考えにくい。

むしろ、今後取扱商品の見直しすら実施されることが考えられます。
見直し時にデサントの取り扱い点数が増えれば良いですが、時代のニーズを考えれば縮小が妥当だと思います。

例えばワークマンはスポーツウェアーのPBブランドを拡充、商品点数を増加させています。アルペン(3028)も2020年Q3決算資料で次のような発表をしています。

NBスポーツブランドとの協業体制をより深め、共同で開発した自社専用商品の発売
や、PBブランドの刷新など商品面においての取組みも強化し、さらなる売上シェアの向上に注力してまいりました。

時代はPBブランドかもしれません。

デサントの今後の株価は?

ストレートに言って、デサントの株価が上向く要素無し。
今後も赤字は継続・拡大すると予想します。

対してPBRは1.46倍と非常に割高。
私はPBR1倍以下が妥当と判断します。

よって株価は順当に下りトレンドとなる予想を立てます。
戻しで積極的に空売りしていきたいですね!

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