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【分析】アンリツの株価予想。今後の見通しについて

アンリツの株価予想。今後の見通し

アンリツの株価予想、今後の見通し情報を探している
アンリツの株価推移、業績推移を探している

であれば、こちらの記事が役に立ちます。

今日はアンリツの株価予想。分析・今後の見通しについて解説していきたいと思います。

結論から言うと、アンリツの株価は今後、大きく下落。調整局面を迎えると予想します。業績は悪化する見通し。ライバル会社のキーサイトテクノロジーに大きな差を付けられると判断しています。

ではアンリツの株価予想。分析・今後の見通しについて、早速解説を始めていきたいと思います。

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アンリツの株価推移、業績推移、指数、配当金を確認

株価予想をする前に、まずは現在の株価、これまでの業績推移などを確認しましょう。

アンリツの株価推移

アンリツの株価推移

最新の株価チャートはこちら

アンリツは2000年~2001年のITバブル時に株価が急騰。一時期株価は3,500円を越えました。バブル崩壊、リーマンショックを経験し、2009年初めには株価が200円以下へ。その後、株価は順当に上昇しテンバガーを達成。2018年から2020年にかけて株価は高値でもたついています。

アンリツの業績推移

アンリツの業績推移

最新の業績はこちら

2017年~2018年にかけて売上減でしたが、2019年になりぶり返し。増収増益を達成。

アンリツの指数(PBR,PER)

PBR 3.30倍
PER 31.5倍

指数は割高。過去のPBR推移から見ると、そろそろ天井の可能性を感じさせます。
過去のPBR推移
2010年3月 1.22倍 2011年3月 2.9倍 2012年3月 3.77倍
2013年3月 3.24倍 2014年3月 2.27倍 2015年3月 1.47倍
2016年3月 1.12倍 2017年3月 1.51倍 2018年3月 2.31倍
2019年3月 3.29倍

アンリツの配当金、株主還元

アンリツの配当金

配当利回りは低めに推移。またアンリツは2015年に50億円の自社株買いを実施。(発行済株式総数に対する割合 4.88%)。

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アンリツの強み、環境、今後の見通しにプラスの要素

アンリツの株価を予想する上で、まず強みとなる点、プラスの要素を洗い出していきます。

今後の見通しにプラス、内部環境の強み

アンリツは5G関連銘柄の1つ

アンリツのセグメント別売上

アンリツはローカル5Gで必要不可欠な「ワイヤレス計測機器」、「光計測機器」を製造。同機器は5Gを使ったVR、社内ネットワーク、工場内通信で底堅い需要が見込める。
5Gの普及はアンリツにとって大きな強み。事実、売上の68%がネットワーク機器関連。アジア、米州での売上が大きいのも特徴

2020年Q3 前年同期比で好調な業績

2020年Q3業績サマリー

最新の業績は好調。増収増益を達成。

今後の見通しにプラス、外部環境の要素

5G関連 2020年から2025年にかけて世界で1兆1000億ドルの投資 リンク

世界の5G関連投資予測

移動通信事業者の2020年から2025年までの資本投資額は全世界で1兆1000億米ドル。アンリツの製品需要は引き続き堅調に推移。また多額の投資を見込む地域は北アメリカ、アジア、中国。アンリツが多くの売上を稼ぐ地域

PQA市場も引き続き拡大

アンリツのPQA市場

アンリツの売上23%を占めるPQA(品質保証機器)市場は拡大の見込み。PQA事業の売上もここ数年で倍増。(売上2012年FY10 123億円、2020年FY18 231億円)
※アンリツは食品工場で使用するX線異物検出機、重量選別機(オートチェッカ)、金属検出機を取り扱っている。

アンリツの弱み、脅威、今後の見通しにマイナスの要素

次にアンリツの株価を予想する上で、弱みとなる点、マイナスの要素を洗い出していきます。

今後の見通しにマイナス、内部環境の弱み

米州、EMEAの売上が大きく落ち込む

アンリツの地域別売上の比較

アンリツ全体では増収だったものの、米州、EMEA(欧州、中東、アフリカ)の売上は大きく落ち込む。アジア、日本の投資が伸びたことが業績を支えた要因。

今後の見通しにマイナス、脅威となる外部環境

ライバル会社 キーサイト・テクノロジーの動向

アンリツの競合会社

最新の情報はこちら

アンリツが2018年まで売上を落としていた中、ライバル会社キーサイト・テクノロジーは過去4年連続で売上増。2019年の売上高は4,690億円(ドル円109円)。アンリツは996億円。単純な売上比較ならキーサイト・テクノロジーはアンリツの4倍のシェアを持つ。
5Gの次の規格である6Gの開発にも力を入れており、5Gで広げたシェアを使い6G時代も多くのシェアを獲得する可能性大。

ライバル会社 キーサイト・テクノロジーの動向

アンリツのライバル会社

キーサイト・テクノロジーはアメリカ、欧州、アジアの全地域で売上が増加傾向。アンリツがアメリカや欧州地域で売上を落とす中、キーサイト・テクノロジーは堅調に推移。その差は圧倒的
参考:キーサイト・テクノロジー IR

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アンリツの株価予想。今後の見通し まとめ

以上、アンリツの株価にプラスの影響をもたらす要素、マイナスの影響をもたらす要素をリストアップしました。

結果、今後、アンリツの株価は大きく下落。調整局面を迎えると予想します。業績は悪化する見通し。ライバル会社のキーサイトテクノロジーに大きな差を付けられると判断します。

まず初めに、過去10年程度のスパンで見れば2012年3月にPBR 3.77倍を付けた後、大きく株価は下落しています。

現在の株価もPBR3.3倍となっており、過去の高値圏と一致しています。
過去のサイクル的に一度大きな調整が入るものと推測します。

また、アンリツ全体でみれば売上が伸びているものの、米州、EMEA(欧州、中東、アフリカ)で大きく売上を落としている点が非常に不安。

対して、ライバル会社のキーサイト・テクノロジーは同地域でも順調に売上を拡大しています。アンリツはキーサイトテクノロジーに大きく遅れを取っているのが実情と判断しています。

PBRでみればキーサイトテクノロジーは5.5倍近くを推移しており、5G関係の計測機器シェアで考えれば世界No1はアンリツではありません。

また計測機器の景気サイクルは移動通信システムの変移と共にあります。

1985年 第1世代移動通信システム 1G
1993年 第2世代移動通信システム 2G(FDD-TDMA)
2001年 第3世代移動通信システム 3G(W-CDMA)
2015年 第4世代移動通信システム 4G(LTE)
2020年 第5世代移動通信システム 5G

過去のアンリツの株価と、移動通信システムの変移を当てはめると、世代が切り替わる前後に株価が大きく上昇していることが分かります。計測機器は売り切り型ビジネスの為、通信システムの変移、過渡期に需要が高まることから、自然なことかもしれません。

このことからも、現在のアンリツの株価はピークであると判断します。

アンリツの業績が大きく落ち込むことは無いでしょうが、そろそろピーク。
もしくはピークが過ぎた段階だと予想。

2,000円を超えている株価は1,500円を軽く割ってくるものと予想します。

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