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上場廃止間近からの復活か?カイカ(2315)の今後の株価を予想する。

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カイカの株価予想。今後の見通し

カイカ(2315)の株価予想、今後の見通し情報を探している
カイカ(2315)の株価推移、業績推移を探している
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そんな人に役立つよう、カイカの今後の株価予想を紹介!参考になれば幸いです。

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2020年末 上場廃止寸前だったカイカ(2315)

2020年、カイカは上場廃止になるのでは?という噂が流れました。理由は株価下落の勢いが止まらず、上場廃止基準の10円以下まで秒読みとなったからです。
※カイカ上場のジャスダックは株価10円以下が3か月継続が上場廃止基準

2020年当時のカイカ株価推移

カイカの株価推移

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カイカは2003年3月に上場。当時の株価は140円でしたが2006年に株価2,000円達成。テンバガー銘柄となりました。ただし、その後、株価は14年かけて下落を続け一時期17円へ。

株価下落の原因は低迷する業績。

カイカの業績推移

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2018年に続き、2019年度も営業利益は大幅赤字。

2020年度は2億4千万円の黒字になる見通しを発表していたが、2020年3月13日に下方修正。1億3千万円の黒字見込みへ変更。だが結局、蓋を開けてみれば5億5千万の赤字

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黒字予想からの赤字転落。本業の儲けを示す営業赤字は3年連続赤字。これはもうあかんやつ。

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カイカが化ける?仮想通貨ビジネスへの参入

そんなカイカに転機が訪れたのは2021年2月。

子会社であるeワラント証券株式会社『日本初!暗号資産を対象とする個人向け証券化商品。「ビットコインレバレッジトラッカー」を取り扱い開始。というIRを筆頭に、

・CAICAコイン(CICC)がFinexBox に上場
・株式会社フィスコとの資本業務提携の強化
・株式会社Zaif Holdings子会社化
・CAICAコイン(CICC)がHotbitに上場
・CAICAコイン(CICC)がExrates に上場

と、仮想通貨ビジネス参入の勢いを強めます。その結果、将来的にカイカは化けるのではないか?という思惑から株価が急騰します。

カイカ(2315)の株価推移

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17円から80円近くまで株価が急騰、株価5倍を達成。しかしその後、勢いは衰えじわじわと株価は下落しています。

今後株価は勢いづくのか?またズルズルと下落していくのか?カイカの株価の今後を予想します。

カイカの株価予想。今後の見通し

結論から言うとカイカの株価はズルズル下げ、結局元の10円台の水準にまで下落、超将来的には上場廃止も視野に入るのではと想像しています。

理由1 カイカ(2315)の業績予想は全くあてにならない。

2020年度の業績予想時、カイカは大黒字予想→微黒字予想→結局大赤字。という期待を大きく裏切る実績を作っています。

2021年度こそ黒字化するという業績予想が出されているものの、信じることはできません。事実、2020年12月18日付の黒字予想は2021年4月13日に早速下方修正。

2021年10 月期連結業績予想の修正に関するお知らせ

カイカの業績修正

このまま下方修正が続き、昨年度同様2021年度も通期赤字になる。そんな見通しが見えます。

理由2 取り組んでいる仮想通貨ビジネスは時代に先行しすぎ。

カイカは金融市場が中央集権型から分散型へ向かう過程で必要となる暗号資産のプラットフォーマーとしてZaifを核として業界をリードする企業として成長を目指す。

・暗号資産交換所システムの新機能共同開発
・暗号資産に関連した新商品の共同商品開発
・40万口座の顧客基盤を活用したマーケティング
・Zaifブランドを活用した新規取引先開拓
・高度なサイバーセキュリティの運用ノウハウを当社サービスへ展開
・暗号資産交換所システム(crypto base C)の販売
・サイバーセキュリティ分野のサービス強化

といった中期経営計画を発表しているものの、間近数年で取り組めるほどの内容とは思えません。仮想通貨ビジネスというと参入を目論む競合も多くいる中、カイカがその中心になり得るのか?というと・・・。自社の業績予想さえまともに出せない企業という点を踏まえれば・・。ねえ・・。

理由3 カイカと連携している企業は微妙な企業ばかり。

カイカと連携している企業は微妙。

・eワラント株式会社(100%子会社)
2019年度決算、1605万の赤字、2020年度決算 306万の黒字。

eワラントはビットコインレバレッジトラッカーの発売により好調とのこと。ただ黒字額でみれば全体の赤字をカバーするにはほど遠いのでは?

・Zaif Holdings(40.72%子会社)

2018年に仮想通貨70億円分が流出させる事件を起こしフィスコ仮想通貨取引所に事業譲渡。その後フィスコ仮想通貨取引所は閉鎖。

・株式会社フィスコ(3807)

売上が急速低迷中。

フィスコの売上、収益推移

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カイカはこれら企業と連携し収益力向上。将来のプラットフォーマーを目指すとのことですが、ちょっと頼りない。

カイカの目指すところはわかるものの、そもそもの収益源は仮想通貨に関連した手数料ビジネス。仮想通貨が全く普及していない現段階で、億単位の手数料収入を仮想通貨に関連して、安定的に得られるとは考えにくい。

今後も赤字が継続、株価は低迷し続けると予想。

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