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【分析】かんぽ生命の株価予想。今後の見通しについて

かんぽ生命の株価予想。今後の見通し

かんぽ生命の株価予想、今後の見通し情報を探している
かんぽ生命の株価推移、業績推移を探している

であれば、こちらの記事が役に立ちます。

今日はかんぽ生命の株価予想。分析・今後の見通しについて解説していきたいと思います。

結論から言うと、稼げる企業体質への変化は見込めない。今後、株価は下がる一方だと予想します。

ではかんぽ生命の株価予想。分析・今後の見通しについて、早速解説を始めていきたいと思います。

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かんぽ生命の株価推移、業績推移、指数、配当金を確認

株価予想をする前に、まずは現在の株価、これまでの業績推移などを確認しましょう。

かんぽ生命の株価推移

かんぽ生命の株価推移

最新の株価チャートはこちら

2015年11月の上場時は3,700円を越えていた株価。みるみる下落し現在は1,400円を割る勢いです。

かんぽ生命の業績推移

かんぽ生命の業績推移

最新の業績はこちら

売上は減少を続けているものの、利益は増加。

かんぽ生命の指数(PBR,PER)

PBR 0.37倍
PER 6.48倍

ライバルの第一生命もPBR0.38倍、PER6.4倍と割安に評価されています。
※その他、日本生命、安田生命、住友生命は相互会社の為、指数は無し。

かんぽ生命の配当金、株主還元

かんぽ生命の配当金

近年の株価下落、加えて配当金の増加により配当利回りは急上昇。高配当銘柄へと成りました。

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かんぽ生命の強み、環境、今後の見通しにプラスの要素

かんぽ生命の株価を予想する上で、まず強みとなる点、プラスの要素を洗い出していきます。

今後の見通しにプラス、内部環境の強み

かんぽ生命の売上の伸び、1株当たりの利益

かんぽ生命単体で見れば、純利益は増加中。好業績の印象を受ける。

今後の見通しにプラス、外部環境の要素

かんぽ生命 同業他社との規模比較

経常収益でみればかんぽ生命は業界No1を争う大手 リンク

かんぽ生命の弱み、脅威、今後の見通しにマイナスの要素

次にかんぽ生命の株価を予想する上で、弱みとなる点、マイナスの要素を洗い出していきます。

今後の見通しにマイナス、内部環境の弱み

他社と比較すると、売上の減少が鮮明

かんぽ生命と他社との売上比較

資料 ニッポンの数字

ライバル会社が売上を伸ばしている中、かんぽ生命は売上が減少。
上場後、5年で2割以上も売上が無くなったのはインパクト大

売上の大きさに対し、利益は小さめ

かんぽ生命と他社との純利益比較

第一生命は持ち分法適用会社の株価下落に伴う評価損により、2020年度は大きく利益が減ってしまうものの、過去の利益率はかんぽ生命より遥かに高い。東京海上HDも少ない売上で大きな利益を上げている。かんぽ生命は収益構造に難有り。

かんぽ生命の営業方法は郵便局に依存

かんぽ生命の個人客への営業は郵便局に代理店委託。不正契約問題により郵便局員のノルマは無しへ。これまではターゲットにしやすい高齢者を狙って保険契約。(その結果、かんぽ生命の契約者の70%は60代以上の高齢者
高齢者を狙わず、真っ当に契約を獲得していくノウハウがあるのか疑問
また郵便局の店舗数は減少中(過去8年で300店舗以上減)

飽和状態の個人保険市場で惨敗、市場が拡大する第三の分野でも伸び悩み

かんぽ生命 個人保険の推移

今後の見通しにマイナス、脅威となる外部環境

「かんぽ生命」の不正契約問題

保険を契約にしてた人に不利益になる契約変更、乗り換えをさせたことが公に。
保険料の二重払い、無保険状態、予定利率の低下、保険金の支払い拒否など18万件超が不適切契約の疑いがありとして調査へ。2020年9月時点で約6万8千件の意向確認完了、法令違反または社内ルール違反の可能性がある事案数は6,327件。

日本の生命保険市場規模の推移

日本の生命保険市場は既に頭打ち。ライバル会社間での顧客の取り合いがスタートしている。 リンク

生命保険商品の中で大きく伸びている個人年金保険。かんぽ生命は後手

個人年金保険加入者数ランキング リンク
日本生命 21.4%
住友生命 13.7%
明治安田生命 11.8%
第一生命 11.0%
かんぽ生命 6.7%

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株価予想。今後の見通し まとめ

以上、かんぽ生命の株価にプラスの影響をもたらす要素、マイナスの影響をもたらす要素をリストアップしました。

結果、かんぽ生命が稼げる企業体質に変化することは見込めない。今後、株価は下がる一方だと予想します。

不正契約問題により、企業イメージ大幅悪化。

当面、売上、シェアを大きく伸ばすための施策を打てる状況ではないと考えています。
これは2020年4月1日の人事からも見て取れます。

〇「募集品質向上室」の新設
募集管理統括部が所掌している募集フローの改善などの業務を移管し、募集品質の
確保を前提とした営業の責任を担い、適切な相互牽制の下、真にお客さま本位に立脚
した施策の立案をしていくことを目的として、「募集品質向上室」を営業企画部内に
設置します。
〇「コンプライアンス調査室」の新設
コンプライアンス統括部および募集管理統括部が担っている調査業務の指揮命令機
能を集約し、調査機能を強化することを目的として、「コンプライアンス調査室」を
コンプライアンス統括部内に設置します。
〇「代理店支援育成部」および「法人営業推進育成部」の新設
営業推進部と営業指導育成部を代理店と直営店のチャネル別に再編し、代理店に係
る推進・指導の機能を担う「代理店支援育成部」と直営店に係る推進・指導の機能を
担う「法人営業推進育成部」を新設します。
〇「品質改善推進部」の新設
お客さまに寄り添うフォローアップ活動を引き続き実施し、お客さまから契約復元
等のご要望があった場合、継続的に丁寧な対応が必要なことから品質改善室を「品質
改善推進部」に改組します。

高齢者を狙わず、真っ当な提案で顧客を獲得していくのは当然。最低限必要な要素。
いままさに、その下地作りがスタートしたばかり。

株価を上昇させるのであれば、将来への期待感を作り出す必要があります。

かんぽ生命は生命保険市場で大きく伸びている「第三の分野」で大きく後れを取っています。これじゃ将来へ期待を持つことは不可能。

かんぽ生命の契約者の70%は60代以上の高齢者。
これを見てもかんぽ生命は若者の新規開拓、営業が不得手との印象はぬぐえない。

そもそも生命保険中心の商品しか持ってないのが痛い。

生命保険の見直しのタイミングは様々あるものの、自動車保険の見直し時に一緒に生命保険まで見直す。というパターンがあります。SBI損保にしても、ソニー損保にしても、伸びている生命保険会社はどこもセット商品を持っています。

今からそんなノウハウ、基盤を作っていく能力はかんぽ生命に無い。
そんな販売商品の見直し、販売方法の見直しの前に、不正契約問題が大きく伸し掛かっています。

このまま、生保市場で遅れをとり続け、株価への期待値は下がり、下落トレンドが継続していくという見通しを立てています。

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