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【分析】三菱重工の株価予想。今後の見通しについて

三菱重工の株価予想。今後の見通し

三菱重工の株価予想、今後の見通し情報を探している
三菱重工の株価推移、業績推移を探している

であれば、こちらの記事が役に立ちます。

今日は三菱重工の株価予想。分析・今後の見通しについて解説していきたいと思います。

結論から言うと、三菱重工の株価は流石にそろそろ底。短期間で大きく上がることは無いものの、当面底値で膠着。その後、ゆるやかに上昇し4000円には戻ると予想します。

では三菱重工の株価予想。分析・今後の見通しについて、早速解説を始めていきたいと思います。

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三菱重工の株価推移、業績推移、指数、配当金を確認

株価予想をする前に、まずは現在の株価、これまでの業績推移などを確認しましょう。

三菱重工の株価推移

三菱重工業の株価チャート

最新の株価チャートはこちら

2003年5月につけた株価2440円前後が過去25年の最安値。
今まさに、歴史的安値を割るか割らないかという瀬戸際です。

三菱重工の業績推移

三菱重工の業績推移

最新の業績はこちら

営業利益は概ね堅調に推移しているように見えるものの、大型クルーズ客船事業で毎年のように特別損失を計上しています。
2014年 641億2600万円 2015年 695億3400万円
2016年 1039億1100万円 2017年 343億2300万円
大型クルーズ客船の特別損失が終えたと思えば、2020年2月6日スペースジェット(MRJ)事業で1753億円の特別損失を計上すると発表。三菱重工は特別損失祭りです。
※注意 2018年度から会計基準がIFRSへ変更されています。
日本基準であれば73億円の赤字ではなく704億円の利益。

三菱重工の指数(PBR,PER)

PBR 0.64倍
PER 8.92倍

指数は悲観状態。
また三菱重工だけでなく、日本の重工業関連の株全体が悲観状態です。
参考 ライバル会社の指数
川崎重工業 PBR 0.53倍 PER 9.12倍
IHI PBR 0.55倍 PER 4.79倍

三菱重工の配当金、株主還元

三菱重工の配当金

配当利回りは高い。さらに間近で株価が大きく下落したため、配当利回りは5.14%と高め。

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三菱重工の強み、環境、今後の見通しにプラスの要素

三菱重工の株価を予想する上で、まず強みとなる点、プラスの要素を洗い出していきます。

今後の見通しにプラス、内部環境の強み

三菱スペースジェットの整備サポート強化の為、ボンバルディア買収 リンク 

納入の目途が立たない三菱スペースジェット。既に小型旅客機事業で成功しているボンバルディアを約590億円で買収すると発表。旅客機ビジネス全般のCS体制、完成期事業ノウハウ、サプライチェーン基盤を習得。

売上は好調。順調に拡大

三菱重工業の2011年からの売上推移

資料 ニッポンの数字

三菱重工業の売上は2013年を底に急増。
2015年以降、ゆるやかになりつつも売上はいまなお増加中。

ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラントの受注好調

ガスと蒸気のタービンで発電する高効率な発電設備「ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント」米国120万Kw級、またエジプト更新工事向けで2基受注するなど好調

米国の風力発電ファームを買収後、三菱重工業の技術で改修。性能大幅向上

米国の1,000kW級風車70基を買収、その後改修し高効率、高出力化に成功。

今後の見通しにプラス、外部環境の要素

自然エネルギー、再生エネルギー発電需要の高まり

三菱重工は風力発電プラント、水力発電プラント、地熱発電プラント設備の開発、運用ノウハウを持つインフラ企業です。世界的な自然エネルギー、再生エネルギー需要の高まり、設備投資増は三菱重工に追い風

三菱重工の弱み、脅威、今後の見通しにマイナスの要素

次に三菱重工の株価を予想する上で、弱みとなる点、マイナスの要素を洗い出していきます。

今後の見通しにマイナス、内部環境の弱み

増加する売上とは対照的に純利益は減少。利益率が低下

三菱重工業の売上推移

三菱重工業の売上は年々増加したにも関わらず、純利益は低下気味。相次ぐ特別損失の影響が響く。また2020年度は1100億円の利益予想でしたが、2020年2月6日に、100億円の赤字になる見通しと、下方修正されています。

いつ完成するのか不明「三菱スペースジェット」(旧MRJ)

三菱航空機を中心に開発が進められている小型旅客機「三菱スペースジェット」。当初、2013年の納入予定でしたが2020年に入っても納入の目途が立っておらず、2021年以降で納入できるよう調整中。なおこれまで6回の納入延期。2020年2月には1754億円の特別損失を計上するなど、技術力の低下を広く知らしめる事態へ。

今後の見通しにマイナス、脅威となる外部環境

アメリカのパリ協定離脱表明。低炭素化社会のトレンド変化

メガトレンド

三菱重工業の成長戦略

これまでCO2など温室効果ガスの排出量をできるだけ減らす「低炭素化」の取り組みを重視すべきという、世界的なメガトレンドがありました。
三菱重工もそのトレンドに従って事業プランを計画していました。が、トランプ大統領はパリ協定から離脱すると表明。反低炭素化社会へトレンドが変化すれば、付加価値の高いタービン設備などの需要が低迷、三菱重工に向かい風となります。

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三菱重工の株価予想。今後の見通し まとめ

以上、三菱重工の株価にプラスの影響をもたらす要素、マイナスの影響をもたらす要素をリストアップしました。

結果、三菱重工の株価は流石にそろそろ底。短期間で大きく上がることは無いものの、当面底値で膠着。その後、ゆるやかに上昇し4000円には戻ると予想します。

大型クルーズ船の特別損失問題の次は、三菱スペースジェット(旧MRJ)の特別損失祭り。もう勘弁して欲しいと感じている投資家も多いと思います。

三菱スペースジェットはボンバルディアの買収により、そろそろ終焉を迎える見込み。これでやっと、特別損失祭りは終了。本来の儲けをコンスタントに得られる組織になるのでは?と私は期待しています。

というのも2019年に就任した泉沢清次社長は三菱自動車で品質問題に対応した実績を持ち、技術戦略推進室長としての経験もあります。

一連の特別損失祭りは「品質能力の不足」にあり、三菱自動車から栄転。という大胆な人事で抜粋された泉沢清次社長であれば上手く舵取りすると予想します。

もともと三菱重工業は、エネルギー関連事業、自動車、産業機械事業で他に無い技術を持つ国策企業です。

またその企業姿勢は儲けを追い求めるものではありません。

6代目社長、飯田庸太郎「防衛産業で日本のお役に立てなければ、三菱が存在する意味はない。もうかるからやる、もうからないからやらないではなく、もって生まれた宿命と思っています」

という言葉にある通り、三菱重工業は儲けを追及していません。
なので株価はそもそも大きく上昇しない性質を持っています。

過去のPBR推移を見ても、一定の範囲内で収まり続けており、現在0.64倍まで落ち込んだ株価は、悪材料出尽くしでまた戻ってくると予想します。

過去のPBR推移
2010年 1.02倍 2011年 1.02倍 2012年 1.08倍 

2013年 1.31倍 2014年 1.30倍 2015年 1.25倍 
2016年 0.84倍 2017年 1.00倍 2018年 0.91倍 
2019年 1.09倍
この間、特別損失問題は多く報道、株価が暴落する場面もあったものの結局株価は回復。

三菱重工の株価は流石にそろそろ底。短期間で大きく上がることは無いものの、当面底値で膠着。その後、ゆるやかに上昇し4000円には戻ると予想します。

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