任天堂の株価推移、業績推移を探している
であれば、こちらの記事が役に立ちます。
今日は任天堂の株価予想。分析・今後の見通しについて解説していきたいと思います。
結論から言うと、40,000円を超えている株価は30,000以下までは落ちると予想しています。
なぜ株価は下落すると予想しているのか?
任天堂の株価予想。分析・今後の見通しについて、早速解説を始めていきたいと思います。
任天堂の株価推移、業績推移、指数、配当金を確認
株価予想をする前に、まずは現在の株価、これまでの業績推移などを確認しましょう。
任天堂の株価推移
最新の株価チャートはこちら
任天堂の業績推移
最新の業績はこちら
任天堂の指数(PBR,PER)
PER 25.34倍
PBR 3.46倍
任天堂の配当金、株主還元
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任天堂の強み、環境、今後の見通しにプラスの要素
任天堂の株価を予想する上で、まず強みとなる点、プラスの要素を洗い出していきます。
今後の見通しにプラス、内部環境の強み
Nintendo Switchの販売数量好調。累計5200万台突破。
2018年度 1505万台
2019年度 1695万台
Nintendo Switch Online 有料会員数1,500万アカウントを突破
「Nintendo Switch Online」では、現時点で全世界合計の有料会員数が1500万アカウント以上になっており、その売上高は当社のデジタル売上高の中でも存在感のある規模を占めています。
「マリオカート ツアー」、初期98日間で最もDLされた任天堂ゲームアプリに。収益もFEヒーローズに次ぐ2位 リンク
大手アプリ調査会社Sensor Towerが米Cult of Macに提供した数字によると、「マリオカート ツアー」はデビュー以来98日間でGoogle PlayとiOS(App Store)で1億4230万ダウンロードを達成したとのこと。
今後の見通しにプラス、外部環境の要素
世界的に強い任天堂ブランド、根強いファン
世界ゲームコンテンツ市場は急拡大
資料 経済産業省 コンテンツの世界市場・日本市場の概観
拡大を続けるe-Sports業界でもスマブラなど任天堂のタイトルが存在感を示す
【スマブラ】eスポーツ大会賞金は5億円!参加方法からプロへの道 リンク
スマブラは、老若男女問わず愛されている格闘ゲームです。今までの大会の賞金総額は約5億円と金額も桁違いに大きく、eスポーツゲームとして逸品級。今回の記事では、「スマブラってどんなゲーム?」基本的な説明から大会の参加方法、プロのなり方までを丁寧に解説しています。
任天堂の弱み、脅威、今後の見通しにマイナスの要素
次に任天堂の株価を予想する上で、弱みとなる点、マイナスの要素を洗い出していきます。
今後の見通しにマイナス、内部環境の弱み
ニンテンドー3DSは販売数量減少中。
にも関わらず、既に年間100万台を切るペース。
・上場来高値を付けたのはWii発売後1年以内、以降株価は低迷。Switchも同じく1年以内に高値を付けた後は下落。今後同じ流れで下落する可能性
・任天堂は金儲けに貪欲では無い。
現在、当社が置かれている環境を踏まえて、2020年も従来の基本戦略や中期的な取り組みを継続して追求することに変更はありません。2015年に「任天堂IPに触れる人口の拡大」を掲げてから、コアビジネスであるゲーム専用機事業以外の場でも幅広い層のお客様に任天堂IPに触れていただけるように取り組んできました。任天堂IPに触れる場や機会の創出に成果が表れはじめるタイミングとなっていますので、本日は現在の状況を中心にご説明します。
今後の見通しにマイナス、脅威となる外部環境
クラウドゲーム市場のスタートアップ。
2020年度にはソニーのPS5、マイクロソフトのSeries Xとライバル社のハード発売が予定。
Nintendo Switch Online VS プレイステーションプラスでは惨敗
遊び放題のサブスクで完全にソニーに負けています。
マリオカート ツアー VS FGOでも惨敗
売上で考えればソニーの圧勝。
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任天堂の株価予想。今後の見通し まとめ
以上、任天堂の株価にプラスの影響をもたらす要素、マイナスの影響をもたらす要素をリストアップしました。
確かに、ここ数年の快挙を考えれば引き続き株価が上昇していく。
そんな株価チャートを描いてしまいがちですが、今がピークです。
ライバル社の新ハードの販売も控えており、Wiiの時のサイクルを考えても、今後、そろそろ Switchの販売数は頭打ちとなる見通しです。
これに伴い、売上、利益共に落ち込んでいくでしょう。
Nintendo Switch Online、マリオカートツアーの価格帯を見ても分かる通り、任天堂は高い価格でサービスを提供することが不得手。というか狙っていない。
加熱していくクラウドゲーム市場。今後、任天堂はゲームのプラットフォーム競争からフェードアウトしつつ、コンテンツ提供側へ回る。そんな経営姿勢が感じられます。
よって、これから株価は高すぎるPBRを調整するかのごとく、下落すると予想。
もしかすると、5月度に控えた決算発表で一時的に上振れる可能性もあるものの、年度後半にかけては30,000円以下を目指していくと考えています。