リプロセルの株価推移、業績推移を探している
であれば、こちらの記事が役に立ちます。
今日はリプロセルの株価予想。分析・今後の見通しについて解説していきたいと思います。
結論から言うと、見通しはすこぶる悪い。株価は下落を続けると予想します。
ではリプロセルの株価予想。分析・今後の見通しについて、早速解説を始めていきたいと思います。
リプロセルの株価推移、業績推移、指数、配当金を確認
株価予想をする前に、まずは現在の株価、これまでの業績推移などを確認しましょう。
リプロセルの株価推移
最新の株価チャートはこちら
リプロセルの業績推移
最新の業績はこちら
リプロセルの指数(PBR,PER)
PBR 3.42倍
PER 0倍(前期赤字の為)
リプロセルの配当金、株主還元
配当金無し。
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リプロセルの強み、環境、今後の見通しにプラスの要素
リプロセルの株価を予想する上で、まず強みとなる点、プラスの要素を洗い出していきます。
今後の見通しにプラス、内部環境の強み
iPS細胞から様々な細胞を作製する技術を保有
台湾ステミネント社と共同開発していた体性幹細胞「ステムカイマル」の進展
今後の見通しにプラス、外部環境の要素
iPS細胞を使った再生医療の市場規模は拡大
再生医療事業を後押しする、関連法案の施行
リプロセルの弱み、脅威、今後の見通しにマイナスの要素
次にリプロセルの株価を予想する上で、弱みとなる点、マイナスの要素を洗い出していきます。
今後の見通しにマイナス、内部環境の弱み
体性幹細胞「ステムカイマル」の製造販売はまだまだ先
米国Qセラ社と共同開発「iPS神経グリア細胞」の製造販売もまだまだ先
今後の見通しにマイナス、脅威となる外部環境
iPS細胞研究はいま 日本発だが世界に遅れ? リンク 朝日新聞デジタル
2019/12/19
iPS細胞を使った世界初の移植は14年。色素上皮細胞という網膜の組織で、09年の工程表にあった5年以内という目標は達成した。だが当時、理化学研究所で研究を主導した高橋政代・ビジョンケア代表取締役らは、18年までに販売を開始する目標も示していたが、未達成だ。
米国で治療用iPS細胞の新生産施設を稼働 富士フィルム
2020/03/02
富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)の米国子会社で、iPS細胞の開発・製造・販売のリーディングカンパニーであるFUJIFILM Cellular Dynamics, Inc.(フジフイルム・セルラー・ダイナミクス、以下FCDI社)は、cGMP*1に対応した、治療用iPS細胞の新生産施設「Innovation Facility for Advanced Cell Therapy」(以下 「i-FACT」)を、3月4日より稼働させます。今後、「i-FACT」で生産したiPS細胞を用いて自社再生医療製品の開発を加速させるとともに、本施設を活用した、iPS細胞およびiPS細胞由来分化細胞の開発・製造受託も展開していきます。
iPS細胞の分野では富士フィルムが先行していると考えざる負えない。
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リプロセルの株価予想。今後の見通し まとめ
以上、リプロセルの株価にプラスの影響をもたらす要素、マイナスの影響をもたらす要素をリストアップしました。
結果、今後、リプロセルの株価の見通しはすこぶる悪い。今後、株価は下落を続けると予想となっていくと予想します。
上場により資金調達を調達したものの、製造販売までこぎつけようと思うと、圧倒的にお金が足りていない。
現金等は4,122百万円、赤字は1,000百万円~600百万円で推移。となると後5年以内になんとかしたいでしょうが、今の進展スピードだと5年程度で製造販売まで行かないと予想しています。
追加で資金調達はできるでしょうが、資金難の中、富士フィルムといった大企業との開発競争を考えると、不安を感じてしまう。
PBR3倍以上を踏まえても、なぜかリプロセルの株で夢を見たい投資家が多くいます。
iPS細胞関連銘柄という魅力に取りつかれすぎだと思います。