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【分析】シャープの株価予想。今後の見通しについて

シャープの株価予想。今後の見通し

シャープの株価予想、今後の見通し情報を探している
シャープの株価推移、業績推移を探している

であれば、こちらの記事が役に立ちます。

今日はシャープの株価予想。分析・今後の見通しについて解説していきたいと思います。

結論から言うと、シャープの株価はゆるやかな下落を継続すると予想。現在の株価1180円から700円程度までは落ち込む見通しです。

ではシャープの株価予想。分析・今後の見通しについて、早速解説を始めていきたいと思います。

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シャープの株価推移、業績推移、指数、配当金を確認

株価予想をする前に、まずは現在の株価、これまでの業績推移などを確認しましょう。

シャープの株価推移

シャープの株価推移

最新の株価チャートはこちら

2012年 液晶テレビはサムスン電子、携帯電話はアップルに惨敗により3761億円の赤字、2013年も5453億円の赤字。格付けもA+からみるみる下がり投機的水準であるBBへ。2016年 鴻海グループが増資を引き受け、鴻海の子会社化することで会社が存続。株価も底値圏で踏みとどまりました。

シャープの業績推移

シャープの業績推移

最新の業績はこちら

大規模なリストラ、信賞必罰の人事革命、鴻海グループとの相乗効果により2016年度の買収から早期に黒字化達成。売上は横ばいですが、一定の利益額は維持。

シャープの指数(PBR,PER)

PBR 2.56倍
PER 10.00倍

指数は割高と感じるものの、ジャパンディスプレイと比較すれば割安。
参考:ジャパンディスプレイ PBR8.04倍 PER 0倍(赤字の為)

シャープの配当金、株主還元

シャープの配当金

2013年~2017年は配当無し。2018年から配当が復活しており、利回りは1.5%前後とそこまで高くない。

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シャープの強み、環境、今後の見通しにプラスの要素

シャープの株価を予想する上で、まず強みとなる点、プラスの要素を洗い出していきます。

今後の見通しにプラス、内部環境の強み

鴻海グループに買収後、利益額は急回復

シャープの連結業績

シャープが鴻海の子会社化したのは2016年8月。
以降純利益は急回復し、黒字が維持しています。

シャープの人員整理は着実に進んでいる。

シャープの従業員数推移

資料 ニッポンの数字

シャープは黒字化してなお、人員整理を実施。経営の効率化を進めています。

セグメント別営業利益

シャープの3大セグメントの内、2つ。スマートライフ事業、ICT事業が好調。
それぞれ2019年Q3時点で、前年同月比+34.5%、+27.4%の営業利益
スマートライフ事業はは冷蔵庫、エアコン、空気清浄器、ヘルシオ、洗濯機などの家電製品の販売を担当ICT事業はシャープ製の製品の使用データをビッグデータ化。得られたデータを使ってB toB事業を展開していくというものです。売り切り型のビジネスからの脱却を図っています。

シャープのAIoT家電が目指す次のステージは、スマートライフ推進事業 リンク

シャープのAIoT対応無水調理鍋「ホットクック」で、特定の日時に特定のメニューを調理した台数を地域と紐付けて可視化すると、西日本が多かったなどの傾向が出てくる。こうした情報を積み重ねていけば、時期や地域で絞った人気料理をスーパーや飲食店に提案できる。

今後の見通しにプラス、外部環境の要素

鴻海グループと共同開発。お互いの特許を使用した付加価値の高い製品

シャープ、「8K+5G、AIoTで世界を変える」事業方針を発表- リンク

石田氏は「ホットクックは撹拌できる機能が特徴だが、この部分を共同開発している。また、掃除機『RACTIVE Air』は、パイプ部にカーボンファイバーを採用することで、軽量化を実現。この技術も共同開発した」と説明。特許も両社が持ち寄ることで、700ファミリー程度に達するとのこと。「技術基盤を一気に拡大して新領域の商品を作っていく」と今後の方針を示した。

鴻海は世界最大の電子機器受託生産グループ。2019年度の決算では売上1兆7409億台湾ドル。日本円にしておおよそ6兆2900億円。Nintendo Switch、iPhone、ヒト型ロボット「ペッパー君」も鴻海グループが量産。
売上は年々増加。鴻海グループとのシナジー効果を得られるのはシャープにとって大きなメリット。 ※鴻海グループの業績推移などはこちら

シャープの弱み、脅威、今後の見通しにマイナスの要素

次にシャープの株価を予想する上で、弱みとなる点、マイナスの要素を洗い出していきます。

今後の見通しにマイナス、内部環境の弱み

8Kエコシステム事業(テレビ)は未だに弱い。

シャープのテレビ事業

8Kエコシステム事業は薄型テレビ、TV会議システム、スマホ用のディスプレイデバイスなどを担当。営業利益は前年比で-27.6%と落ち込みが大きい。また売上も-8.2%。残念ながら未だにテレビ事業はシャープのお荷物

今後の見通しにマイナス、脅威となる外部環境

攻勢を強める海外のテレビメーカー

サムスン、昨年の世界テレビ市場でシェア30%突破 リンク

昨年、500万台を超えるQLED(量子ドット発光ダイオード)テレビを売ったサムスン電子は、世界テレビ市場で14年連続1位を守り、初めて市場シェア30%を超えた。業界では今年、サムスン電子のQLED TVの販売量は1000万台に達するとの見通しが出てくるなど、サムスン電子は今年もこの製品を基盤に市場支配力を高めていくという戦略だ。

中国メーカーは価格競争力を前面に出して数量ベースでシェアを伸ばしているが、サムスン電子は数量ベースでも1位を走っている。昨年の販売台数を基準にして、サムスン電子のシェアは19.8%で1位を維持しており、LG電子がその後に12.2%で続いた。残りはTCL(9.2%)、ハイセンス(7.8%)、シャオミ(5.8%)などの中国企業がランクを埋めた。

テレビ市場は引き続き海外勢が強い。
ここで注目したいのがTCL、ハイセンス、シャオミといった勢いを増す中国企業。売上の約4割を中国で稼ぐシャープ。熾烈な競争に巻き込まれること必須

国内でも販売台数のシェアを落とすシャープ

シャープがトップのテレビ市場に異変、有機EL拡大で販売金額首位はソニー リンク

国内のテレビ市場シェア

テレビ市場に異変が起きている。販売台数で不動のトップを走るシャープだが、シェアの下落が続いているからだ。2018年の秋ごろまでは安定的に3割前後のシェアを維持してきたが、直近で最後に30%を超えたのが19年の1月。以降シェアが下がり続け、消費税が増税された10月以降は25%を割り込んでいた。この1月は初売り効果で25.7%まで回復したが、昨年1月比で5.8ポイントもシェアを落としている。

テレビ市場は東芝の勢いが強い。東芝の株価予想でも書いていますが、今東芝はノリに乗っています。まさかテレビ市場でも攻勢を増しているとは知りませんでした。

シャープはIoT家電メーカーを目指すが、ライバル会社は多数存在

【CES 2020】老舗総合家電メーカー「ボッシュ」のIoT家電・AI家電への取り組みを、上級副社長に聞いた 2020/01/15 リンク

弊社では現在、オーブン、洗濯機・乾燥機、ロボット掃除機などをIoT化しており、累計で30万台程度を販売しました。現在100万台の販売を目指しているところです。また今後は、対応する家電製品を増やしていこうというところで、2020年中には、家電製品全体へ広げる予定

LINEのトーク画面からスマート家電が操作できる「Clova Bot」発表 Clova対応IoT家電の開発支援パッケージ「NOID IoTクラウド」も発表 リンク

LINE株式会社はコミュニケーションアプリ「LINE」のトーク画面から家電を操作できる「Clova Bot」を発表した。LINEのスマートスピーカーで家電を操作するスマートホーム機能は既にあって、対応している家電製品等は8万点以上ある。それらがスマートフォンの「LINE」アプリから操作できるようになる。

ソフトバンクC&Sがシャオミ系家電メーカー3社と提携 日本でロボット掃除機やスマート照明を販売 リンク

ソフトバンクC&Sは10月11日、中国Xiaomi系列のIoT家電メーカー3社の販売パートナーとなり、日本市場への参入をバックアップすると発表した。3社が開発するロボット掃除機、スマート照明、空調機器を順次日本で販売する。

はっきり言おう。
シャープやばくね?液晶テレビの次はIoT家電でガチンコ戦争勃発の予感

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シャープの株価予想。今後の見通し まとめ

以上、シャープの株価にプラスの影響をもたらす要素、マイナスの影響をもたらす要素をリストアップしました。

結果、今後、シャープの株価はゆるやかな下落を継続すると予想。現在の株価1180円から700円程度までは落ち込む見通しです。

シャープの株価はPBR 2.56倍と期待値されているようですが、何に期待しているのか不透明感満載。

鴻海グループの傘下に入ることで、テレビ事業も復活するかと思いきや、全く復活していません。このままではマズイのは目に見えて明らかです。

今稼いでいるスマートライフ事業、ICT事業は先行者利益にあやかっているだけ。
今後、ガチでやりあう戦争が勃発するのが目に見えています。

シャープはIoT家電で、消費者に売って儲けて、消費者の利用データで2重で儲ける。というビジネスモデルで稼いでいこうと考えています。この見通しも甘いと考えます。

というのも、データが儲かるなら、家電自体は格安で販売する業者が登場してもおかしくありません。

例えば、リクナビのPOSシステム「Airレジ」。Airレジは小売店や外食サービス事業者へのレジシステムリクナビは無料で配っていますPOSシステムから得られるデータで稼げるなら、数万円する本体だけど無料で配る。という戦略
合わせて読みたい。リクナビのAirレジ戦略はこちら

また、シャープが集めているビッグデータも、「高い値段でやり取りされるビッグデータになり得るのか?」ちょっと半信半疑です。

シャープは集めたビッグデータをどのように活用しようとしているのか?
少し取り上げている記事がこちらです。 リンク

シャープのAIoT対応無水調理鍋「ホットクック」で、特定の日時に特定のメニューを調理した台数を地域と紐付けて可視化すると、西日本が多かったなどの傾向が出てくる。こうした情報を積み重ねていけば、時期や地域で絞った人気料理をスーパーや飲食店に提案できる。

エンドユーザーの生活習慣を解析して、最適なタイミングでお知らせを配信するサービスが考えられるだろう。ある程度周期的にカレーを食べる家庭に対し、そろそろカレーが食べたくなる時期ではないかと予測して、スマートフォンにカレー用のお肉の特売日の広告を表示する。さらに、ECサイトに誘導してそのまま購入可能にするといった具合だ。

洗濯乾燥機であれば、雨の降った地域と乾燥機能の利用率がリンクしていることもひと目で分かる。天気と運転モードの相関の見える化や、使用された洗剤のランキング化なども可能だ。空気清浄機ならPM2.5の多い地域の見える化、エアコンなら室外機温度と室温の平均を見て、ヒートショック対策を呼びかける材料にする

はっきり言おう。お金の臭いがしない!
このビッグデータ、そんなに価値があるの?状態です。

よって、PBR2.56倍と割高に評価されているシャープの株価はゆるやかな下落を継続すると予想。現在の株価1180円から700円程度までは落ち込む見通しです。

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