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【分析】スバルの株価予想。今後の見通しについて

スバルの株価予想。今後の見通し

スバル(7270)の株価予想、今後の見通し情報を探している
スバル(7270)の株価推移、業績推移を探している

であれば、こちらの記事が役に立ちます。(2020年5月28日更新)

とれろく
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今日はスバルの株価予想。分析・今後の見通しについて解説していきたいと思います。

結論から言うと、スバルの株価は1500円目指し下落を継続。
その後、1,500円から2,500円のレンジ相場へと移行する見通し
です。

早速行ってみましょう。

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スバルってどんな会社?

東証一部上場 株式会社SUBARU:通称スバル(7270)

レガシィ、フォレスター、インプレッサなどを販売する自動車メーカーです。
同業他社と比べると規模は小さいながらも、特筆した戦略により生き残り中
筆頭株主はトヨタ自動車(20%)となっており、トヨタグループに属しています。

自動車の主な販売先は米国です。

スバル

スバル 地域別販売状況より

2019年度は群馬製作所の生産一時停止の影響もあり、販売数が落ち込む。

が、2020年5月18日に発表された決算短信によると、
20年3月期は701.6千台の販売数となっており、過去最高を更新。

米国の販売数は拡大を続けており、好業績に期待できます。

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スバルの株価推移、業績推移、指数、配当金を確認

ではスバルの現在の株価、これまでの業績推移などを確認しましょう。

スバルの株価推移

スバルの株価は現在下落トレンド中です。

スバルの株価チャート

最新の株価チャートはこちら

1985年頃から1000円未満で推移していましたが2012年に転機が訪れます。
海外でインプレッサ、レガシィの人気が高まり、車両販売数が急騰したのです。

以降、順調に業績が拡大し、一時期株価5,200を突破。
が、利益の落ち込みにより、株価が下落を始めます。

スバルの業績推移

スバルの売上と利益の推移

利益は2016年の4367億円がピーク。以降減少が続く。
売上の伸びも低下しています。

採算悪化の原因はリコール費用です。

スバル 純利益33%減 前期 リコール費用響く

SUBARU(スバル)が10日発表した2019年3月期の連結決算は純利益は前の期比33%減の1478億円だった。完成検査の不正や部品の不具合に伴うリコール(回収・無償修理)の費用が約1000億円にのぼり、3期連続の減益となった。

スバル:リコール費と売上減により2018年度通期で42%営業減益見込み

品質問題は米国市場にも波及。2018年11月に、バルブスプリングの不良のため、世界で41万台のリコールを行い、米国でも14万台が対象となった。交換に係る費用は550億円と見込まれ、7~9月期決算に引当計上した。

 

確かに、財務諸表を確認するとリコール用の引当金が急増したことが分かります。

製品保証引当金の推移(流動負債+固定負債)
2017年度 282.39億
2018年度 516.15億(233.76億増)
2019年度 2888.82億(2372.67億増)
とれろく
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2020年度もリコール費用を650億円計上。

リコールさえなければ業績が上向きます。

さてそんなスバルのPBR指数は順調に右肩下がり。

スバルのPBR推移

スバルのPBR推移

既にPBRで見れば、2012年以降の株価上昇前の水準へ。
底打ち感が出てきています
ただし、各自動車メーカーと比較すれば少し割高、期待値高めです。

参考ライバル会社の指数
7203 トヨタ PBR 0.93倍
7267 本田技研 PBR 0.61倍
7261 マツダ PBR 0.37倍
7201 日産 PBR 0.32倍
7211 三菱自動車 PBR 0.6倍

スバルの配当金、株主還元

スバルの配当金履歴

配当利回りは常に3%越え。
近年では株価下落の影響もあり非常に高い利回りとなっています。

スバルの業績はこれからどうなる?

コロナショックの影響により、自動車メーカー各社は来期予想を未定とする中、
トヨタは来期の営業利益を79.5%減と発表。

トヨタの株価予想トヨタ2020年度決算資料より

他自動車メーカーも同等以上の業績悪化となる見通しで良いでしょう。

そんな中、スバルの株価は暴落前と比較し、半値戻しを達成

スバルの株価

予想される減益幅と比べれば、小さな下落にとどまっています。
これは次の4つの理由が株価を下支えしたと判断します。

・ここ数年の株価下落により、PBRの割高感が無くなる。
・売上増、米国の車両販売台数の堅調な伸び
相次ぐリコール費を補うだけの利益
・高い利回り。高配当銘柄

ただし、円高という不安要素が1つあります。

スバルは為替レートの影響を非常に受けやすい

スバルの車両出荷数の87%は海外。
にも関わらず海外生産の比率はたったの37%です。

各社生産比率

各自動車メーカーと比較しても、国内生産の依存度が高いことが分かります。
それだけ、スバルは円高の影響を強く受けます。

事実、2020年度は為替による影響で-290億円の影響がありました。

2020年度通期業績

 

しかも、たったドルに対し、たった2円の円高です。

為替レートの影響

円高は発生するのか?

三菱UFJ銀行 2020/4/1: FX Monthly(4月号)円高となる見通し

為替レートの予測

三菱UFJ銀行 2020/5/1: FX Monthly(5月号)さらに円高方面へ見直し訂正
為替の予想
とれろく
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三菱UFJの為替見通しと私は同意見です。今はまだドル円107円ですが、これからさらに円高が進む予想です。

三菱の予想通りに円高になった場合、期中平均為替レートは103.5円程度
2020年度スバルの決算時の為替レートは109円。
2円の円高で290億近く利益が落ちるのであれば、
109円から103.5円へと円高が進んだ場合、約800億円のマイナス影響となります。
これから数年、約800億円のマイナス影響を受け続ければ、
スバルにとって非常に痛い。
2021年度はトヨタのように減益で済むのではなく、赤字決算になると考えます。

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スバルの株価予想。今後の見通し まとめ

以上を考慮すると、スバルの株価は1500円目指し下落を継続。
その後、1,500円から2,500円のレンジ相場へと移行する見通し
です。

確かにスバルには4つの好材料があります。

・ここ数年の株価下落により、PBRの割高感が無くなる。
・売上増、米国の車両販売台数の堅調な伸び
相次ぐリコール費を補うだけの利益
・高い利回り。高配当銘柄

ただし、それを上回るだけの不安要素が円高です。
三菱UFJの予想通りの円高が進めば、約800億円のマイナス影響。これは大きい。

今まで配当利回りは高く推移していましたが、2021年度は期待できないため、利回り狙いで保有するのも危ない。またリコールが発生すれば、大きく株価を下げるでしょう。

とれろく
とれろく

よって、為替レートの動向を見つつ、買いでは無く、高値圏での空売りを狙っていく銘柄として監視を続けたいと思います。

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