ヤフーの株価推移、業績推移を探している
であれば、こちらの記事が役に立ちます。
今日はヤフーの株価予想。分析・今後の見通しについて解説していきたいと思います。
結論から言うと、今後、350円前後のヤフーの株価は600円を越えてくると予想しています。高い成長ポテンシャルに対し、PBR2倍前後は割安。好調な業績は継続し、企業規模も増大していく見通しです。
どうしてなのか?ヤフーの株価予想。分析・今後の見通しについて、早速解説を始めていきたいと思います。
ヤフーの株価推移、業績推移、指数、配当金を確認
株価予想をする前に、まずは現在の株価、これまでの業績推移などを確認しましょう。
ヤフーの株価推移
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ヤフーの業績推移
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ヤフーの指数(PBR,PER)
PBR 2.11倍
PER 23.07倍
ヤフーの配当金、株主還元
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ヤフーの強み、環境、今後の見通しにプラスの要素
ヤフーの株価を予想する上で、まず強みとなる点、プラスの要素を洗い出していきます。
今後の見通しにプラス、内部環境の強み
PayPayモールへの出店数増、PayPayフリマ好調
PayPayフリマ 累計ダウンロード数300万超。
特に注目したいのはダウンロード数ではなく高いアクティブユーザー数。販売手数料、実質3%、利用で20%還元といった各種キャンペーン効果が絶大。ヤフオクを使ってこなかった層の大量獲得に成功。
今後の見通しにプラス、外部環境の要素
フリーマーケット CtoC市場は4年連続で年間10%以上の成長。未だ天井知らず。
eコマース市場も拡大見込み。
EC市場は2025年度に27.8兆円規模、オムニチャネルコマースは80.6兆円市場へ【NRIの予測】
野村総研の推計では、2019年度の「BtoC EC」の市場規模は19兆5000億円。2020年度以降は20兆8000億円、22兆1000億円、23兆4000億円、24兆9000億円、26兆3000億円と成長が続く見通し。
ネット広告市場も引き続き拡大。
ネット広告市場、2023年度には約2.8兆円まで拡大か/矢野経済研究所が予測を発表
ネット広告国内市場規模は2023年度には約2.8兆円まで拡大すると予測。今後もソーシャルメディア広告や動画広告などの運用型広告のさらなる拡大に加え、アプリ広告や屋外デジタル広告などが拡大することから、ネット広告国内市場は拡大基調と予想される
ヤフーの弱み、脅威、今後の見通しにマイナスの要素
次にヤフーの株価を予想する上で、弱みとなる点、マイナスの要素を洗い出していきます。
今後の見通しにマイナス、内部環境の弱み
複雑に絡み合うグループ会社との連携。高い意思決定能力が求められる企業統治。
Yahooショッピング、PayPayモール、LOHACO、ZOZOTOWNなど異なる販売プラットフォームの棲み分け、融合。ユーザーへのコンテンツ提供の形の考案難易度。
共存する様々なサービスの融合に伴う開発人員、開発コスト
今後の見通しにマイナス、脅威となる外部環境
ライバル会社である楽天の動きが脅威。
個人的な話ですが、私は楽天経済圏にどっぷり使っています。
(つみたてNISAなど株取引は楽天証券、携帯は楽天モバイル、電気料金は楽天でんき、楽天カード、楽天Pay、楽天市場などなど)
楽天は分かりやすいポイント制度、各サービスの連携により、ユーザーにメリットが伝えやすい。その結果、楽天経済圏と呼ばれる造語まで生まれました。
対してYahoo連合はサービス間の連携が一般人には分かりにくく、全てのサービスをYahoo連合に任せるという発想が浸透しにくい。
PayPayポイントを筆頭に、全サービスを1つにまとめていく方針を明確に感じるものの、複雑に絡み合うグループ会社との連携は容易ではない。
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ヤフーの株価予想。今後の見通し まとめ
以上、ヤフーの株価にプラスの影響をもたらす要素、マイナスの影響をもたらす要素をリストアップしました。
結果、今後、ヤフーの株価は今後、350円前後から600円を越えてくると予想。高い成長ポテンシャルに対し、PBR2倍前後は割安。好調な業績は継続し、企業規模も増大していく見通しです。
ヤフーが戦っている市場は強い成長市場。
市場拡大と共にヤフーの業績は堅調に推移すると予想します。
グループ会社との連携効果も高く、ライバルである楽天に見劣りしない成長は確実。
また楽天と競合しない分野にも進出済み、予定であり、幅広い業種、業態から市場シェアを奪っていくと考えられます。
よって、ヤフーの株価は今後上昇していくと予想。