ZOZOの株価推移、業績推移を探している
であれば、こちらの記事が役に立ちます。
今日はZOZOの株価予想。分析・今後の見通しについて解説していきたいと思います。
結論から言うと、今後、まだまだ株価は下落すると予想します。PBR18倍は流石に期待を寄せすぎ。業績は好調なものの、現在の株価1470円から少なくとも700円以下までは順調に下がる見込みです。
ではZOZOの株価予想。分析・今後の見通しについて、早速解説を始めていきたいと思います。
ZOZOの株価推移、業績推移、指数、配当金を確認
株価予想をする前に、まずは現在の株価、これまでの業績推移などを確認しましょう。
ZOZOの株価推移
最新の株価チャートはこちら
ZOZOの業績推移
最新の業績はこちら
ZOZOの指数(PBR,PER)
PBR 18.23倍
PER 25.92倍
ZOZOの配当金、株主還元
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ZOZOの強み、環境、今後の見通しにプラスの要素
ZOZOの株価を予想する上で、まず強みとなる点、プラスの要素を洗い出していきます。
今後の見通しにプラス、内部環境の強み
前澤社長の退任、Yahooとの提携
前澤社長が退任し、Yahooと連携するのはZOZOにとって好材料。
PayPay モール店のオープンから 2 週間で、約 4 億円の商品取扱高
中国版ZOZOタウン 2019年12月オープン
今後の見通しにプラス、外部環境の要素
Yahooとの経営統合、勢いのあるYahooショッピング、PayPayモールとの相乗効果
ZOZOの弱み、脅威、今後の見通しにマイナスの要素
次にZOZOの株価を予想する上で、弱みとなる点、マイナスの要素を洗い出していきます。
今後の見通しにマイナス、内部環境の弱み
プライベートブランド事業 ゾゾスーツの失敗
有料会員向け割引サービスの失敗
今後の見通しにマイナス、脅威となる外部環境
消費増税や暖冬、景気悪化等による市況悪化
ECモールランキング2019「ZOZO人気凋落で大変動」
ゾゾタウンは6年連続して首位を守ったが全項目が前年から評価を下げ、総合評価は前年の6.36Pから半分以下の3.13Pに急落。17年の9.30Pからは3分の1まで落ちてしまった。低価格テナントが増えたせいか「ファッション感度」も0.77Pと前年から半減、マガシークやフラッシュセールサイトのグラッドに迫られている。「集客力」こそ首位を守ったが「売上伸び率」では楽天ブランドアベニューに抜かれて2位に落ち、「物流機能」は首位を守ったもののアマゾンに僅差で迫られ、「ささげサービス」はベスト10にも入らなかった。
ZOZOの敵がアマゾンではなく、「田舎のアウトレット」である理由 リンク
ZOZOTOWNは無競合のままで成長ができた”というものです。
アマゾンもZOZOTOWNの強みが百貨店のビジネスモデルをネット上に持ってきたところにある点に気づかなかった、ないしは気づいても本社の意向で同質化投資ができなかった
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ZOZOの株価予想。今後の見通し まとめ
以上、ZOZOの株価にプラスの影響をもたらす要素、マイナスの影響をもたらす要素をリストアップしました。
結果、今後、ZOZOの株価まだまだ下落すると予想します。PBR18倍は流石に期待を寄せすぎ。業績は好調なものの、現在の株価1470円から少なくとも700円以下までは順調に下がる見込みです。
ZOZOはネット通販で衣服を購入するという消費者行動のフロンティア。
新規市場を大きく開拓することに成功し、業績を向上させました。
さらに楽天やAmazonが気づくことのできなかったビジネスモデルの功績も大きい。
が、今ではどうしてZOZOが成功したのか?企業研究が進み、ライバル会社が登場しつつあります。それもファッションの通販という専業ではなく、様々な自社サービスと複合できる力を持った楽天、Amazonなどです。
これに危機感を感じたスピード感、Yahooとの連携はさすが前澤社長と言わざるおえないものの。
現在の株価は、過去のZOZOタウンの成長、栄光への期待感が拭え切れない投資家が作り出したバブルです。さすがにPBR18倍は異常。5倍程度ならまだ「うーんそんなものかな」となるものの・・。
2019年末に中国に進出したものの、APP ストアのアプリレビュー件数はたった91件。中国での知名度はまだ極わずか。成功するかどうかは不透明感が高い。
よって、バブルのように株価は調整は必ず調整されると予想します。