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FXスワップ取引は儲からない?大損・退場者続出のワケ

スワップ取引は儲からない?

私はFXのスワップ取引と呼ばれるトレードにとても懐疑的です。

✔FXのスワップ取引は初心者でも簡単に儲かる
✔スワップ取引で40代でセミリタイヤ!
✔年利15%を達成するスワップ取引ポートフォリオを大公開

そんな甘ーい言葉を良く見かけますが、数千万円を超える大損により、退場している人が大勢いるからです。

退場は投資した通貨の価値が大きく下落してしまったことが原因です。

スワップ取引で購入される高金利通貨は価値が下落する傾向がとても強いです。

この為、スワップ取引をするよりも、トレーダーを目指した方が現実的というお話をしようと思います。

※追記。スワップ取引は儲からないと考えていましたが、現実的な範囲で儲かる方法がたった1ありました。

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FXのスワップ取引で借金、大損を抱えた人続出

FXのスワップ取引に手を出した為に、借金を抱えた方が後を絶ちません。

退場者の損失参考資料:ザイFXより

時折、為替市場は大きく動きます。その結果、私たちトレーダーは想定以上の損失を抱えることがあります。

上記グラフは想定以上の損失(ロスカット等未収金)の発生履歴をまとめた図になります。

見て分かる通り、スワップ取引で有名な高金利通貨であるトルコリラ急落(2017.10)、トルコショック(2018.04)、南アランド急落(2015.12、2016.01)などによる未収金が度々発生しています。

もちろん、チャイナショック、フラッシュクラッシュ、東日本大震災、スイスショックの時にもスワップ取引をしていたトレーダーの多くが多額の損失を抱えてしまいました。

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なぜ、スワップ取引が儲かると言われているのか?

まず、スワップ取引について簡単におさらいしようと思います。

FXのスワップ取引とは?

FX(外国為替証拠金取引)はA国の通貨を買い、B国の通貨を売るという一見変わった取引です。

例えば、オーストラリアドルを購入し、日本円を売るという取引になります。

もっと簡単にイメージするなら、手持ちの円をドルに交換する。外貨預金の方が分かりやすいかもしれません。

要は保有する通貨を円からオーストラリアドル、他にもドルやユーロ、トルコリラ、ポンドといった様々な国の通貨と交換することができます。通貨の交換=FXです。

この時に、重要となるのが金利の差額(スワップポイント)です。

もし低金利である円を売って、金利の高い国の通貨を購入した場合、その差額を私たちは受け取ることができます。

例)日本円を売り(金利0.1%/年)、オーストラリアドル (金利2.0%/年)を買った場合、差額の1.9%のスワップ金利として受けることができる。

レバレッジを掛けてスワップ取引をすると、、、?

FXにはレバレッジという、自らの資金の何倍ものお金を動かすことができる仕組みがあります。

この仕組みを利用すれば、貰えるスワップ金利を倍増させることができます。

先ほどの例ではたった1.9%の金利でしたが、レバレッジと呼ばれる仕組みを使うと、最大25倍まで、受け取る金利を増やすことが可能です。

つまり、最大1.9%×レバレッジ25倍=47.5%/年利まで、受け取るスワップ金利を大きくすることができます。

高金利通貨の中には年利5%以上ある通貨も存在しています。

もしこのような通貨に、レバレッジを掛けて取引すればどれだけの金利が貰えるのか計算すると、、、とても儲かりそうなイメージを受けますよね。

低レバレッジは安心できる?

もちろん、ある程度レバレッジを押さえて取引するのがスワップ取引のコツではあります。

スワップ取引は基本的に低レバレッジで運用します。

スキャルピングやデイトレーダーは、大きなレバレッジと掛けて取引するのに対し、スワップ取引は低レバレッジで取引します。

これが逆に安心感となり、スワップ取引の罠に嵌る方が多くいるように思います。

そもそもなぜ2国間で金利が違うのか?

スワップ金利はA国の金利とB国の金利に差がある時に発生します。

ではそもそもなぜ、2つの国の間で金利差が生まれるのでしょうか?

実は、この金利差が生まれる原因を紐解くと、スワップ取引が儲からないという結論へとたどり着くことができます。

金利はその国の経済成長率と消費者物価指数で決まる。

金利はその国の経済成長率と消費者物価指数で決まるといっても過言ではありません。

景気が良く、経済成長率が高いのであれば、投資などのお金の需要が見込めることから高い金利でもお金を借りる人が増えます。

経済が成長している状態はモノの値段である物価も上昇しています。

金利は物価の上昇率以上に設定しなければ、お金の価値が目減りしてしまいます。

なので物価が上昇している国ほど金利も高くなる傾向にあります。

つまり、物価が上昇している国の通貨は金利が高くなり、物価が下がっている国の通貨は金利が低くなります。

FXのスワップ取引とは物価が上昇している国の通貨を購入し、物価が下がっている国の通貨を売却するという取引です。

物価が上昇している国の通貨を購入するのに何か問題があるの?

実は物価が上昇している国の通貨には「通貨安になろうとする力」が作用します。

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物価上昇率の高い国の通貨は価値が下落する。

物価上昇率の高い国の通貨の価値は、「下落」しようとする力が働きます。

もし、せっかく購入した高金利通貨の価値が大きく減ってしまえば損失を抱えてしまいます。

例えば100万円を米国の10,000ドルに交換していたとします。(為替レート:1ドル=100円)。その後、ドルの価値が減ってしまい、為替レート:1ドル=90円となったとします。手持ちの10,000ドルは日本円換算で90万円。10万円の損失となる。

通貨を売買するFXはその国の通貨の価値が上昇するか、下落するのかはとても重要です。

これはスワップ取引にも大きく当てはまります。

購入した通貨の価値が下がらないかどうか、よく検討して購入する必要があります。

さて、物価上昇率が高い国の通貨の価値が下落してしまう理由はいくつかあります。

ここでは有名な2つの説を紹介したいと思います。

物価上昇率が高い国の通貨の価値は下落する説。購買力平価説

購買力平価説は同一商品の価格は国内・海外を問わず同じ価格で取引されるように為替レートは調整されるという説です。

例えば物価上昇率の高いA国の石油は1リットルが1ドル、物価が上昇しないB国の石油は1リットル100円であったとします。石油1リットルの値段が均衡するのは1ドル=100円ですね。

1年後、A国の石油が1リットル1.25ドルに上昇するも、B国の石油は1リットル100円のままでした。この場合、為替レートが1ドル80円になっていないと、モノの値段の釣り合いが取れなくなってしまいます。

1ドル100円から80円へ為替レートが変化したということは、ドルを使っているA国の通貨の価値が目減りした、下落したということを示しています。

 

もし、仮に為替レートが1ドル100円からずっと変わらなかったら?

B国の商売人は1リットル100円で石油を購入し、A国に輸入します。

A国では1リットル1.25ドル売れるので、1.25ドル手に入ります。為替レートは1ドル=100円なので1.25ドルは125円となり、差引25円の儲けになります。

もし、このように為替レートが変わらなければ無限に稼ぎつづけることが可能ですね。

実際はいずれB国の商売人は手に入れたドルを円に交換する必要が生まれるので、ドル売り、円買いの為替取引を行います。

結果、ドル安となり、物価上昇率の高いドルの通貨の価値は下落することになります。

 

このようなお話が購買力平価説と呼ばれる説であり、スワップ取引が儲からない・機能しないことの理由の一つです。

金利が高い国の通貨の価値は下落する。金利平価説

こちらは、国と国との間で自由に資金が移動できる現代、どの通貨で資産を運用したとしても収益率が同じように為替レートが定まるという説です。

高金利の通貨は将来、金利分と同じく価値が減少していなければならない。

というお話をすごく丁寧に解説しているので、もし気になる方は調べてみても良いかもしれません。

この金利平価説も、スワップ取引が儲からない・機能しないことの理由の一つです。

スワップ生活より、トレーダーを目指した方が良い。

スワップ取引は人を魅了する魔力を持っています。

スワップ取引なら保有しているだけで、高い金利を、毎年受け取ることが可能。

とっても、魅力的な響きです。

ただし、実際はそのような高金利通貨は通貨の価値が大きく減少してしまう性質を持っています。

冒頭で紹介した数千万円を超える大損により、退場している人が大勢いるということも、この事実を裏付けていると言っても良いでしょう。

トレーダーの方が取り組み次第では大きな成果を残すことが可能です。

よって、スワップ取引を行うぐらいであれば、自分にトレーダーとしての資質があるか?試しに取り組んでみるのも面白いかと思います。

 

※追記。スワップ取引は通貨の価値が下落するから結局儲からないと考えていましたが、現実的な範囲で儲かる方法がたった1ありました。

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