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【徹底分析】日経平均先物 窓開け、窓埋めの確率

日経平均先物の窓開け、窓埋め確率について分析

今日はは日経平均先物と窓開け、窓埋めの確率について分析していきたいと思います。

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日経平均先物の窓開け、窓埋め確率とは?

日経平均先物の窓開け、窓埋めとは?

夜間など市場が閉じている時に好材料が発表されると、市場が開いた時に前日の終値と比べ大きく上昇した価格が始値となることがあります。(上記画像の左側)この状態を窓開けと呼びます。

開けた窓はいずれ、他のローソク足で埋められると言われています。これを窓埋めと呼びます。

日経平均先物指数は窓開け、窓埋めは度々発生します。

日々トレードを行っていく中、窓が開けばどう対処すべきでしょう?

大きく下に窓を開けて市場がスタート
→続けて売りで入るべきか?それとも窓埋めを狙って買い入るべきか?
・大きく上に窓を開けて市場がスタート
→続けて買いで入るべきか?それとも窓埋めを狙って売りで入るべきか?

大きく下に窓が開いた時、さらに下落が続くと見込んで売りでトレードに入る。
大きく上に窓が開いた時、さらに上昇が続くと見込んで買いでトレードに入る。

トレーダー心理として、このような取引はちょっとやりにくいですよね。

 

もし、窓開けの状況に対し、埋まる確率が何%、埋まらない確率が何%。というような情報があれば、窓開け後の売買をどうするか選択できますよね。

そこで今回、日経平均先物の窓開け、窓埋めの減少について分析を行いました。

忙しい方の為、先に結論を書くと、

・下窓になれば、窓開け後のローソク足は陰線となる。
・上窓になれば、窓開け後のローソク足は陽線となる。
・ある一定の幅を境に急激に窓が埋まりにくくなる。

このような特徴は存在しない。よって窓を利用したトレードルールを日経平均先物市場に適用するのは難しい。という残念な結果に終わっています。

ただ、窓埋めの確率など、純粋な統計データが気になる人もいると思います。良ければ参考になさってください。

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日経平均先物 窓開け後、どうトレードする?

日経平均先物の窓開け、窓埋め分析期間

2015年1月1日~2018年10月26日
合計938日分の日足のデータ。

集計内容は次の通りです。

・窓開けがどれくらいの確率で発生したのか、またその内訳(下窓、上窓)
・下窓後は陽線になるか、陰線になるか?
・下窓後、窓は埋められたのか?
・上窓後は陽線になるか、陰線になるか?
・上窓後、窓は埋められたのか?

上窓を例に図解すると次のような内容となります。

日経平均先物の窓開け後に予想される値動き

この調査により、日経平均先物で発生する「窓」という現象についてどのように対処していけば良いのか?トレードの指針が見えてくると思います。

※本来窓開け、窓埋めは、窓開け後のローソク足2本以上まで先を確認し、埋められたかどうか判断します。が、今回は便宜上、窓開け後のローソク足1本、次の足の始値を基準に集計します。

窓開け後の陽線確率、陰線確率について

日経平均先物の窓開け後のローソク足の分析結果

938本中、窓無くスタートしたのは219本+205本の424本と、約45%。おおよそ半分は上下どちらからの窓が開いてスタートしていることが分かります。

窓開け後のローソク足は陽線?陰線?下窓、上窓で分けて分析すると

下窓後のローソク足が陽線となった本数は82+20の102本に対し、
下窓後のローソク足が陰線となった本数は43+76の119本と多い。
上窓後のローソク足が陽線となった本数は41+95の136本に対し
上窓後のローソク足が陰線となった本数は115+41の156本と多い。

上に窓が開いてスタートしたから、そのローソク足が陽線で終わる。
下に窓が開いてスタートしたから、そのローソク足は陰線で終わる。

という特徴は無いということが分かります。

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窓は埋められるのか?その確率について

窓埋めされる確率について調べるには、先ほどのデータは少々使いづらい。そこで集計しやすいよう見直したデータがこちらになります。

日経平均先物の窓埋めの確率表

下窓が埋められる確率は125÷(125+96)の56%
上窓が埋められる確率は156÷(156+136)の54%。

あくまでロウソク足2本分での話になりますが、窓が埋められる確率は50%よりも高い。ということが分かります

下に窓を開けスタート → 価格が上昇する可能性が高い。
上に窓を開けスタート → 価格が下落する可能性が高い。

あくまで数%程度だが、このような傾向がある?と頭をよぎりましたが、落とし穴がありました。

埋められた窓の平均幅を見てみます。

下に窓を開き、埋められた幅平均は陽線66.4円、陰線38.7円
対して、埋められなかった時の幅平均は陽線128.5円、陰線136.8円です。

つまり、小さい窓であれば窓埋め確率が高く、大きな窓であれば窓は埋まらなかった。それだけでした。当然の結果ですよね。

窓が埋められる確率は50%よりも高いが、それをトレードに応用することは難しそうです。

そこで、次のような仮定を立て、さらなる分析を行います。

ある一定の幅を越えた窓は埋まりにくい、逆にある一定の幅にある窓は埋まりやすい。そのような傾向は無いのだろうか?

例えば次の画像のように窓の幅が大きくなるにつれて、窓が埋められる確率が比例するように低下するのであれば、優位性のあるトレードルールは作成できません。

日経平均先物 窓開けの大きさと埋められる確率表

もし、次のようなグラフとなるのであればトレードルールが作成できるのではなかろうか?

日経平均先物 窓開けの大きさと埋められる確率表B

青線部分のグラフのように「ある値を境に窓が埋められる確率が大きく下がれば、その窓方向への勢いは本物である」とし、窓が埋まらないことに賭けるトレード手法が作成できそうです。

分析結果がこちらです。

日経平均先物 窓開けの大きさと埋められる確率の分析グラフ

始値に対し窓の幅が価格に対して何%であったか?20,000円の株価に対し、50円の窓が開いてスタートしたのでれば0.25%の窓。では0.25%の窓が埋まる確率はいくらだろう?という考え方で、窓の幅を0.05%刻みに分け、それぞれ窓が埋まった回数、埋まらなかった回数。そして窓が埋まった確率(緑線 値は右軸)をグラフ化しました。

ある一定の幅を越えた窓は埋まりにくい、逆にある一定の幅にある窓は埋まりやすい。そのような傾向は無い。ということが分かります。

日経平均先物と窓開け、窓埋めについてのまとめ

・下窓になれば、窓開け後のローソク足は陰線となる。
・上窓になれば、窓開け後のローソク足は陽線となる。
・ある一定の幅を境に急激に窓が埋まりにくくなる。

このような特徴は存在しない。

よって窓を利用したトレードルールを日経平均先物市場に適用するのは難しい。

少し残念な結果となってしまいました。

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