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トレード心理学入門 トレーダーに必要な心の管理

トレード心理学、トレーダーに必要な心理学の勉強

みなさんは何を信じてトレードをされますか?

・RSI、ストキャスティクス、MACDといったテクニカル分析を信じる。
・GDP、雇用統計といった経済指標を使ったファンダメンタル分析を信じる。
・有名な個人投資家、新聞、雑誌、Webメディアの記事、証券会社の見通しを信じる。

何を信じてトレードをすればよいのか、信じられそうな情報っていっぱいあって困りますよね。(苦笑)

損切りの位置であったり、ポジションサイジングであったり、勝率であったり、順張り、逆張りなど。信じるのか信じないのか判断すべき事項って沢山あります。

何を信じて何を信じないか?全て一人で決める必要があるので困っちゃいます。

「いっそのこと、勝っているトレーダーの真似をしたい。」

と思って高額な情報商材を買ったり、メールマガジンに登録したり、読書をしたり、勝ち組トレーダーのブログを探したりしてしまう方も多いのではと思います。

そして手に入れた情報を信じてトレードをするのでしょう。

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トレード心理学入門 トレーダーに必要な心の管理

トレーダーには不確かなものを「信じる力」が必要です。

私たちトレーダーは多少の確証・予測といったものを信じて売買し続け、後付けでトレードが正解だったか評価しているに過ぎません。

トレードをする時、私たちは合理的に判断を下していると自分では感じるのですが、

実はそこに認知心理学、社会心理学でいうところの「確証バイアス」と呼ばれる現象が影響を及ぼすことがあります。それもかなりの確率で・・・。

ここでは私たちトレーダーの合理的な判断に影響を及ぼす「確証バイアス」について紹介しようと思います。

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ウェイソンの選択課題

これは確証バイアスの有名なテストです。

4枚のカードがあり、それぞれ片面は数字、もう片面には色が塗られています。

「偶数が表に書かれたカードの裏は赤色である」という仮説を検証するにはどのカードをひっくり返すべきか?という問題です。

・3のカードをひっくり返しますか?
・10のカードをひっくり返しますか?
・3のカードと赤色のカードをひっくり返しますか?
・10のカードと茶色のカードをひっくり返しますか?
・3、10、赤色のカードをひっくり返しますか?

どのような選択が「偶数が表に書かれたカードの裏は赤色である」という仮説を証明できるでしょうか? 

直観で決めるのではなく、面倒ですが少し頭を使って悩んでみましょう。もう少し下にスクロールすると正解が見えてきます。

正解は・・・・。

 

 

「10のカードと茶色のカードをひっくり返す」です。

仮説は「カードの片面に偶数が書かれているならば、その裏面は赤い」です。

つまりこの仮説が否定されるのは「片面に偶数が書かれており、かつ、裏面は赤色ではないカード」が存在する時のみです。

~解答の理由~

3のカードの裏面が何色であっても仮説とは矛盾しない。仮説は奇数のカードについて何も述べていない。

10のカードの裏面が赤ではないならば、仮説と矛盾する。

赤のカードの裏面が奇数でも偶数でも、仮説とは矛盾しない。仮説は、赤色のカードの裏面を偶数に限定するものではない。

茶色のカードの裏面が偶数である場合、仮説と矛盾する。

よって、「10のカードと茶色のカードをひっくり返す」が正解です。

ちなみによくある誤答は「10と赤色」あるいは「10」のカードをひっくり返すというものです。

よーく、文面を読み解き、考えることができていれば正解にたどり着けたかもしれません。

この問題の正答率は10%ほどだそうです。

もし解けた方はトレーダーとしての素質は間違いなく高いでしょう。

「え~?こんな問題がトレードとどう関係があるの?関係ないでしょ。」

という心の声がどこからともなく聞こえてきたように思います。

ではトレードの例として置き換えた問題を作ってみましょう。

確証バイアステスト トレードの場合の例

確証バイアスを利用したトレーダーが間違えやすいテストを作成してみました。

「トレンドフォロー系のテクニカル分析MACDを使用すれば、勝率が低いものの、大きな利益が見込める損小利大のトレードが可能となる」この仮説を検証するには、どのように過去の値動きを分析すれば良いでしょうか?

1・MACDのシグナルに従い売買した結果、損小利大となっていたか調べてみる。
2・MACDのシグナルに従い売買した結果、損小利大となっていなかったか調べてみる。
3・MACDのシグナルに従わなかった結果、損小利大となっていたか調べてみる。
4・MACDのシグナルに従わなかった結果、損小利大となっていなかったか調べてみる。

正解は2です。

ここから重要ポイントです。

何かテクニカル分析の一つに興味を抱いた時、私たちトレーダーは1の選択肢のように、「そのテクニカル分析を使えば儲かるか?」という点を中心に過去のチャートを見ていませんか?

「もちろん、そのテクニカル分析でトレードをすると負けていた場面も確認している」

というトレーダーの方もいると思います。

ただし皆さん、例えば次のような結論に落ち着いていませんか?

例1)確かにMACDのゴールデンクロスで大きく儲けることのできる相場はある。ただし負け続ける相場もある。負け続ける相場はレンジ相場だからレンジ相場を上手く避ける仕組みが必要だな。
例2)ストキャスティクスはレンジ相場で使えば天と底を上手に掴む逆張りトレードが可能なようだ。ただし、一方向へ強く動くトレンド相場が発生した時は損が大きく膨らむので損切りポイントの選定が重要になりそうだ。

このような結論は既に確証バイアスが影響し、正常な判断が行えていません。

具体的に例1)を具体的に解説してみましょう。

例1)確かにMACDのゴールデンクロスで大きく儲けることのできる相場はある。ただし負け続ける相場もある。

解説:MACDが有効であるという仮説はシグナルに従った結果、負け続ける相場が発生しなければ立証することが可能です。つまり、負け続ける相場が発生した時点でMACDが有効であるという仮説は×です。

負け続ける相場はレンジ相場だからレンジ相場を上手く避ける仕組みが必要だな。

解説:不確かな仮説をなんとか解消しようとするには、仮説が有効になる環境の方が大事だと誤認してしまっています。不確かな仮説の上にさらなる仮説を積み上げていけば迷路に迷い込みます。

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私たちトレーダーは不確かなものを「信じる力」が必要

ただし、私たちは自分の仮説を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしません。

テクニカル分析も「有効であるという前提」のもと、手法を考えようとしています。

そのほうが自分にとって都合が良いからです。

高額な情報商材を購入してしまう人がいるのは、儲かる情報が欲しいという気持ちだけでなく、「儲かる情報は存在する」という心理に確証バイアスが作用するからです。

そもそもトレーダーとして儲けるには何が必要なのか?

有効にテクニカル分析が使えるのか、経済の分析にたけているのか、メンタルが強いのか、本当の所は勝ち続けているトレーダーでさえ分からないのです。

トレーダーとしてできることは確かなことを信じ、確かでないことは信じないことです。
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最後までありがとうございました。

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