Acer K202HQLbiってどんなモニター?レビューや口コミを探してる?買って大丈夫なモニター?
そんな疑問が解決できるよう、Acer K202HQLbiを徹底レビュー!購入者や愛用者の評価・口コミも紹介しているので参考にして貰えると嬉しいですね。個人的には買わないモニターです。その理由も詳しく見ていきましょう!
Acer K202HQLbiってどんなモニター?サイズは?
ひとことで言うなら、とにかく安いモニターを探している人が購入するモニター。
Acer K202HQLbiは19.5インチ(サイズ:横463.4cm×高362.3cm)というコンパクトさが売り。一般的な23インチクラスのモニターと比べ、横8cm、高さ6cmほど小さいため、持ち運びも簡単。置き場所にも困らず。
値段も1万5千円前後と非常に安いため、小さくて安いモニターを探している人が購入するモデルですが、私は他のモニターの購入をオススメしたい。
その理由について見ていこう。
液晶性能は平均的に見て悪い水準
Acer K202HQLbiの液晶性能は次の通り。
項目 | 性能 |
---|---|
表示色 | 1670万色(フルカラー) |
パネル | TNパネル/非光沢 |
最大解像度 | 1600*900 一般的なフルHD液晶と比べ(1920×1080) 30%近く解像度が低い |
視野角 | 水平90° / 垂直65° |
輝度 | 200cd/㎡(白色LED) |
リフレッシュレート | 75Hz |
応答速度 | 5ms |
コントラスト比 | 最大:100,000,000:1(ACM)、通常:600:1 |
ぱっと見、普通のスペックのように見えるかもしれませんが、詳しい人が見ると「う~ん」とコレは・・。となる性能。
パネルは調達コストを非常に安く押さえられるTNパネルを採用。結果、本体価格を安くすることに成功していますが、このTNパネルが厄介。
TNパネルは一般的なIPSパネルと比較し、視野角が非常に狭い。(綺麗に映って見える範囲)モニターの真正面に座ったとしても、モニターの四隅周辺がなんだかボヤけてたり、色むらができて見えにくい。
一度IPSパネルに慣れるとTNパネルの発色と視野角が() pic.twitter.com/Q1iKbultFy
— 巻貝 (@mak1ga1) September 9, 2019
モニター、フルHDでゲーム用にやっすいのということでTNパネルでリフレッシュレート75Hzで12kとかだったけどまあTNだから正面以外からは見えにくいだけで座ってゲームするには問題ないわけで
— アサちゃんFb (@sinsoku_Fb) September 15, 2018
TNパネルほんと発色悪いな( pic.twitter.com/0DeVRV6aHq
— さいとう∞ (@Canopus615) February 3, 2021
作業用モニターにTNパネル液晶を採用のモニターの購入はオススメしません。TNパネルは特殊な用途(プロゲーマーなど)で使う方にのみオススメ。
K202HQLbiはTNパネルを採用しているため、画質が低いだけでなく、画面の明るさを示す輝度も200cd/㎡と低い。せめて250cd/㎡は欲しい。
コントラストも600:1と非常に低い。普通は1000:1ほどあって良い。
はっきり言ってK202HQLbiの画質は悪い。
D-sub端子とHDMI端子があるのは評価
Acer K202HQLbiはデジタル入力、アナログ入力の両方に対応しています。
項目 | 性能 |
---|---|
入力信号 | アナログ、デジタル |
入力端子 | ミニD-Sub 15ピン×1 HDMI 1.3×1 音声入力・出力端子:全く無し |
スピーカー | 非内蔵 |
最近はモニターとの接続はHDMIが主流ですが、未だにアナログのD-Sub端子(VGA)を使っている人も多い。どちらとも使えるのは嬉しい。
ただし、K202HQLbiはスピーカーが内蔵していないため音が出ない。
モニターからの音声出力端子も付いていない為、パソコンやゲーム機などから別途外付けスピーカーへと配線する必要があります。なかなか癖のあるモニター。
画面の角度調整も×
Acer K202HQLbiはスタンド機能が弱く、画面の角度調整はイマイチ
項目 | 性能 |
---|---|
角度・高さ調整 | チルト角:上25° / 下5° スイベル機能:なし 高さ調整機能:なし ピボット機能:なし |
VESAマウント | 100mm×100mm |
Acer K202HQLbiはモニターを上下に動かすことはできるものの、左右の角度を調整するには台座ごと動かす必要があります。
また高さの調整やピボット機能(90度回転)がないため、人によっては不便。
幸いにもVESAマウント対応なので、モニターアームを持っている人は接続して使えばスタンド機能の弱さを克服可能。
Acer K202HQLbiはTNパネルを採用しているため、安価ですが画質が悪く、作業用にはオススメできません。スピーカーが内蔵していなかったり、モニターの角度調整機能もイマイチ。正直に言って私はオススメしないモニターです。
Acer K202HQLbiの代わりにオススメのモニター
Acer製で小さくて安いモニターが欲しい場合、K202HQLbiではなく、SA220QAbmiを絶対にオススメします。21.5インチとモニターサイズは少し大きくなりますが全体的に性能が大幅UP
- パネルがTNパネル→一般的なIPSパネルになるため、視野角が広くなり、発色も向上。ストレスなくモニターを凝視し続けられる並性能の画質へ。
- 左右上部のベゼル部(黒のプラスチック部分)が薄くなり、液晶領域が広く感じられる。&スタイリッシュさが向上。
- 輝度が200→250cd/㎡へ改善、コントラストも600:1→1000:1へと改善。標準的な画面の明るさを確保しつつ、濃淡のはっきりした高画質へ
- スピーカー非内蔵→内蔵モデルへ。モニターから音を出力可能。
ちなみに価格はほんの数千円高くなりますが、どう考えてもK202HQLbiも、SA220QAbmiの方が優秀。一緒。それなら画質が良いSA220QAbmiを選ぶべきですよ!画質は100% SA220QAbmiの方が上。スピーカーも内蔵してるし。
Acer K202HQLbiのレビューまとめ
- 画質は低い。作業用としてオススメできないレベル
- 内蔵スピーカー付いてない。音声出力端子も無し。音周りの性能が非常に弱い
- スタンド機能も弱く、画面の調整は上下のみ。
結論から言って、オススメしないモニターです。
安くて小さいモニターが欲しい場合、K202HQLbiではなく、SA220QAbmiを絶対にオススメします。
- パネルがTNパネル→一般的なIPSパネルになるため、視野角が広くなり、発色も向上。ストレスなくモニターを凝視し続けられる並性能の画質へ。
- 左右上部のベゼル部(黒のプラスチック部分)が薄くなり、液晶領域が広く感じられる。&スタイリッシュさが向上。
- 輝度が200→250cd/㎡へ改善、コントラストも600:1→1000:1へと改善。標準的な画面の明るさを確保しつつ、濃淡のはっきりした高画質へ
- スピーカー非内蔵→内蔵モデルへ。モニターから音を出力可能。
- 悪くなる点は2つ。映像端子がD-subとHDMIの2つとなり、DVI-D端子は不可。またモニターアームとの接続は別売のVESAアダプターが必要となる。
ちなみに価格はほんの数千円高くなりますが、どう考えてもK202HQLbiも、SA220QAbmiの方が優秀。一緒。それなら画質が良いSA220QAbmiを選ぶべきですよ!画質は100% SA220QAbmiの方が上。スピーカーも内蔵してるし。