CHUWIのミニPC「LarkBox Pro」ってコスパ良いの?スペックやベンチマークはどれくらい?前機種との違いや、他メーカーと比較して買いなのか?
そんな疑問が解決できるようCHUWIの「LarkBox Pro」について徹底解説!結論から言うとLarkBox Proは前機種と比べ、CPUがJ4115→J4125とバージョンアップし、CPU性能UP。ネットサーフィンや動画視聴といった一般用途のミニPCなら十分なスペック。他メーカーの同等品と比較してもコスパが高く、CHUWIというちゃんとしたメーカー製というのも高評価。3Dゲームや動画編集をする場合、CHUWIのHeroBox Proの方がオススメ。では早速!
CHUWIってどんな会社?
CHUWIは「CHUWI」と書いてツーウェイと読みます。チュウイとは読まないので注意しましょう。(迫真)
聞きなれない会社だと思う方も多いですが、実は年商150億円を超える中国有数のIT機器メーカー。1600平方メートル以上の生産設備を持ち、資本金も3億円越え。アメリカ、ドイツなど世界各国で評判のメーカーです。
関連記事 【資本金3億以上】中国のCHUWIの評判ってどうなの?どんな会社?安全?
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CHUWIのミニPC LarkBox Pro
2021年、CHUWIはミニPC「LarkBox」をモデルチェンジし、「LarkBox Pro」を発売
今回は「LarkBox Pro」と前機種「LarkBox Pro」と比較し、何がどれほど進化したのか?また他メーカー品と比較してコスパが良いのかどうか?比較検証レビューをしていきたいと思います。また同メーカーの人気機種「HeroBox Pro」とも比較し、どういう違いがあるのか?合わせて紹介したいと思います。
関連記事 CHUWIのミニPC「HeroBox Pro」は買いなのか?比較レビューしていく!
LarkBox Proと前機種 LarkBox スペック比較表
LarkBox Proが最新機種だからスペックも上位互換なはず。と思いきや実はそうではありません。
LarkBox Proと前機種との違いは2つ。1つ目はCPUがJ4115→J4125とバージョンアップし、ベンチマークも向上。2つ目はメモリが6GB→4GBへと減少しています。
項目/機種名 | LarkBox Pro | LarkBox |
---|---|---|
OS | Windows10 | Windows10 |
CPU | Celeron J4125 | Celeron J4115 |
コア・スレッド | 4コア・4スレッド | 4コア・4スレッド |
周波数 | 2.00GHz | 1.8GHz |
バースト周波数 | 2.70GHz | 2.5GHz |
キャッシュ | 4MB | 4MB |
CPUベンチマーク (PassMark) | 3,055 | 2,481 |
メモリ | 6GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
GPU | インテル® UHD グラフィックス 600 | インテル® UHD グラフィックス 600 |
GPUベンチマーク (Fire Strike) | 391 | 391 |
GPU周波数 | 250 MHz~最大750MHz | 250 MHz~最大750MHz |
インターフェイス | USB3.0×2、TypeC×1 HDMI×1 | USB3.0×2、TypeC×1 HDMI×1 |
通信 | Wifi、Bluetooth5.1 | Wifi、Bluetooth5.1 |
サイズ/重量 | 6.1×6.1×4.3cm / 127g | 6.1×6.1×4.3cm / 127g |
特徴 | VESAマウント付き | VESAマウント付き |
目安価格 | \17,000 | \21,000 |
CPUの性能アップは嬉しい。ベンチマーク3,000以上というと重い処理が求められるゲームなどは少し厳しいものの、ネットサーフィンや動画視聴といった普段使いでは全く問題ない水準。
メモリが6GBから4GBへと小さくなっているものの、もともと簡単なPC作業用のミニPCですし、4GBあれば困ることは無いでしょう。その辺の兼ね合いもあり、新機種ではメモリを4GBにしたのだと推測。←いつのまにかLarkBoxProもメモリ6GBへとバージョンアップしていました。
またストレージも最大512GB拡張可能、MicroSDスロットも対応しているため容量不足の心配もありません。
ただ1つ、人によっては気になるかもしれないのがUSBスロットが2つと少ない点。有線マウスやキーボードを使う場合はそれでUSBが埋まってしまいます。Bluetooth5.1対応なので、無線マウスや無線キーボードの準備が必須でしょう。
また有線LANは非対応。インターネットはWiFi接続が必要です。
ちなみにツイッターで検索するとLarkBox Proの購入者が多く見つかり、その小ささに驚く声や、値段の割にスペックが優秀とのレビューが多く見つかります。
レーベルの軽作業用にとLarkBox Proを手に入れたのだけど、強烈に小さい。こんなおもちゃみたいな見た目なのに思った以上に普通に使えることに驚く。
— 神宮カミト@M3秋C-22&黒-101 (@kamito620) September 1, 2021
マシンパワーの要らない事務作業やちょっとしたフライヤー制作、DAWでの録音くらいなら問題なさそう。昨今のCeleron、ロマンしかない。 pic.twitter.com/dY2tJ3iay9
今更感だけどChuwi Larkbox proを購入
— hotdog_japan (@hotdog_japan) November 19, 2020
SSD刺したしLinux入れて遊ぼう pic.twitter.com/ww1zhA7n3M
CHUWIのLarkBox ProってミニPCを買った
— 「まむまみめる」 (@Clothes_pins) February 4, 2021
隣にウェッジ(ヨーヨー)置いたら大きさが伝わるかしら
何に使うのか考えてないけど!#CHUWI#LarkBox#ミニPC pic.twitter.com/4lTChS3cTl
LarkBox Proが届きました(^-^)
— xyzs (@xyzsxyzs) July 4, 2021
コイツはGP制御用で使います
なお、プラグの±表記が書いてあるのが電源接続部分(12V)
これ、一見するとUSB-C?と思っちゃいますが、実は単なる電源プラグ
PD規格には沿っていません
アダプタは間違えて他の機器に繋ぐと危険なので封印
DCプラグを作りました pic.twitter.com/OFzSwm1q4k
久しぶりにパソコン買いましたので触った感想を軽く書いてみようと思います!
— くーにゃ(K’biwali Ghuh)@Unicorn (@ghuh_k) October 9, 2021
今回買ったのはCHUWI LarkBox Proです!
ざっくりスペックはこんな感じですー
CPU: Celeron J4125
MEM: 4GB
eMMC: 128GB
値段: 16,800円
サイズはとにかく小さくてスマホより小さいです!
これにWindowsが入ってるんですよねw pic.twitter.com/YMXocltrnG
だりんこちゃんが連れてきたパソコンちゃん、めっちゃちいさい。CHUWI LarkBox Pro。メモリ6GBだけど、大丈夫かな。あと、久しぶりに見た10のホメだった。 pic.twitter.com/CatLUHbT20
— ICOCO=イココ(`・ω・´) (@icotan) April 27, 2021
CHUWI 新ミニPC LarkBox Pro
CHUWIのミニPC「LarkBox Pro」は他メーカー品と比較しても買いなのか?
これまで様々なミニPCメーカーを調べたり、スペックと価格の比較を行ってきました。
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そんな経験からLarkBox Pro を評価するなら、十分購入候補になるミニPCです。
例えばAmazonミニPC売れ筋ランキングでも見かけるBmaxの2万円以下の格安ミニPC。
値段はLarkBox Proとほぼ一緒なものの、CPUはCeleron N3350(ベンチマーク1,147)と、LarkBox Pro の3分の1程度程度なので却下。Bluetoothも5.1ではなく、少し古い規格4.2を採用。メモリが6GBと優秀ですが、ストレージは64GB。
総合的に見ればやはり、LarkBox Proが優秀と言わざる負えない。
SkynewのミニPCは1年保証+国内メーカー製造ということもあり、LarkBox Proと同等スペックのミニPCを購入すると1万円~2万円ほど値段が高い。
LarkBox Proと争うレベルの高コスパ・格安ミニPCを作っている所と言うと、Otazak、MeLE、Suncallの3つ。
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ただし正直に言うと、OtazakとSuncalは中国語検索で調べても、メーカーらしいメーカー情報は出てこず、中国国内の別会社にOEM製造している、という所までしか分かりませんでした。ちょっと購入を躊躇うブランドです。
MeLEはCHUWIと同じくちゃんとしたメーカーですが、規模を比較すると中小。CHUWIの方が世界的に見てもミニPCメーカーとして上位。
そんな理由からCHUWIのLarkBox Proは十分買いなミニPC。
CHUWI 新ミニPC LarkBox Pro
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CHUWIのLarkBox ProとHeroBox Proの違いは?
CHUWIにはLarkBox Pro以外にもHeroBox Proという人気モデルがあります。
CHUWIの人気ミニPC「HeroBox Pro」
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サイズが少し大きくなってしまうものの、その分USBポートが4つに増えたり、グラフィック出力もHDMIだけでなく、VGAにも対応しています。
また特別大きな違いはCPUのベンチマークが30%近くに落ちるものの、GPUのベンチマークが約5倍性能アップするという点。メモリも8GB、増設すれば最大16GBまでOK。ゲーミングや映像処理が得意なミニPCです。
LarkBox Proより値段が少し上がる分、総合性能は間違いなく上。大きさが気にならない人、3Dゲームをする人は間違いなくHeroBox Proを購入した方が良い。
CHUWIの人気ミニPC「HeroBox Pro」
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CHUWIのミニPC「LarkBox Pro」前機種との違い、レビューまとめ
LarkBox Proは前機種と比べ、CPUがJ4115→J4125とバージョンアップし、ベンチマークが向上。
ネットサーフィンや動画視聴といった一般用途のミニPCなら十分なスペック。
他メーカーの同等品と比較してもコスパが高く、CHUWIというちゃんとしたメーカー製というのも高評価。
3Dゲームや動画編集をする場合、CHUWIのHeroBox Proの方がオススメ。
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CHUWI 新ミニPC LarkBox Pro
CHUWIの人気ミニPC「HeroBox Pro」