BENQのEW3270UとEL2870Uならどっちが評価良いの?どっちを買うべき?
という疑問が解決できるよう、EW3270UとEL2870Uの違い、性能と価格を比較レビューしました。詳しく見ていきましょう。
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EW3270UとEL2870Uの違い
大画面で遊べる4K対応ゲーミングモニターが欲しい。もちろんIPSパネルで見やすく、サブモニターとしても使える安定機種が良い!
と、いうことで調べていると候補にBENQのEW3270UとEL2870Uが浮上。
ぱっと見の性能は同じ。モニターサイズ以外で何が違うのか?公式サイトの情報を利用し、EW3270UとEL2870Uの違いをまとめました。
※重要な違いは赤太字
という感じでモニターサイズ以外にも違う点が多くありました。まとめると次の通り。
EW3270Uは画質最優先でゲーミングは△
EW3270Uは4K対応&表示色10億7000万色の高画質・高繊細モニター。
視野角が178°と広く、色再現性に優れたIPSパネルを採用しているため、ほぼ真横からモニターを覗いても綺麗。どんな配置でも、綺麗に、鮮明に映し出すことが可能。椅子にもたれて視聴しても画質の劣化が無くて綺麗。
ただし、特別ゲーミングに優れた性能は無し。応答速度、リフレッシュレートともに、一般的な作業用モニター水準(テレビとも同じ水準)なので、FPSゲームのような0.1秒を争うゲームで有利に遊べるということは無し。
ただ大画面で綺麗な映像を楽しみつつゲームができる。そんなモニター。どちらかというと、ゲームよりも動画観賞に適したモニター。
EL2870Uは画質を優先しつつ、ゲーミング性能を高めたモデル
EL2870UはEW3270Uに使われているIPSパネルではなく、TNパネルを採用しています。
TNパネルは応答速度が速い分、視野角(綺麗に見える範囲)が狭くなるというデメリットを持つ。実際、視野角は178°→170°へと減少しているため、真横から見ると色ムラが出てくる。といっても170°は十分合格ライン。サイドモニターとして真横に設置する人以外は気にしなくて良いレベル。
残像や遅延に影響する応答速度は1msと優秀。EW3270Uと比較し4倍。動きの早い映像も“はっきり、くっきり”した映像で楽しむことができる。
ただし、1秒間の描写コマ数であるリフレッシュレートは60Hzと並性能。映像が細かくぬるぬる動く。という体験はできません。あまり動きの激しくないゲームであれば影響は少ないものの、動きの激しいゲームは不得意。
L2870Uはちょっとしたゲームも映像も楽しみたい。そんな人が購入するモニターです。