ハーマンミラーのモニターアームの評価は良いの?買うのは賢い選択?

そんな疑問を抱えているあなたに、ハーマンミラーのレビューを紹介!ハーマンミラーは高品質、高デザイン、高価格の3高メーカー。モニターアーム界のトップブランド「エルゴトロン」と比較しつつ、買っても良い物なのか?評価していきます。
ハーマンミラーってどんなモニターアームメーカー?
ハーマンミラーの正式名称はHerman Miller Group。米国のオフィス家具製造会社。
本社はアメリカ合衆国ミシガン州のオタワ郡ジーランド。1905年創業。NASDAQ上場(コード:MLHR)、従業員7,500人以上、北米、欧州・中東・アフリカ、中南米、アジア太平洋地域で事業展開するグローバル企業。

ハーマンミラーの年間売上は約25億ドル。1ドル100円換算なら2,500億円もある大企業です。アーロンチェアといったオフィス家具に強みを持つメーカーですが、モニターアームも手掛けています。
ハーマンミラー最大の特徴はそのデザイン性。
一般的なモニターアームはThe!”鉄製のアーム”を感じさせる角ばったデザインが多い。メカニカルな雰囲気が好きな方には受けがGOOD。一方でどのような空間とも調和が取れる。そんなデザインのモニターアームはありませんでした。
そこで空間との調和を意識したモニターアームを追求したのがハーマンミラー。
純度の高いデザイン
設置する機器が1つでも複数でも、フローファミリーのデザインにはエレガントですっきりとした、無駄をそぎ落とした美しさが共通しており、どんな環境にも溶け込みます。性能の高さと無駄のないデザインは、 “できる限り少ない素材で問題を解決する“というデザインに対する姿勢の表れ

ハーマンミラーのフローモニターアームはプロダクトデザイン「インターナショナル・レッド・ドット・アワード」賞を受賞するなど、世界的にも評価が高い。
またハーマンミラーはセイルチェア、アーロンチェアのトップブランドの1つであもあります。せっかくなら椅子とセットで揃えたい所。
スポンサードサーチ
ハーマンミラーの売れ筋モニターアーム
ハーマンミラーには3つのモニターアームシリーズがあります。
シリーズ名 | 価格目安 | 特徴 |
Flo(フロー) | \30,000前後 | 数多くのデザイン賞を受賞 |
Ollin(オーリン) | \35,000前後 | モニタの可動域が比較的広い |
Lima(リマ) | \30,000前後 | 支柱を基準に上下に動く為、高さ調整が容易 |
この中でも人気、評価が高いモニターアームはフロー。
オーリンはゴツゴツしている分、重量のあるモニターも対応しているかと思えばNO。耐荷重はフローと同じく約9kg。可動範囲が広いものの、よっぽど特殊な角度、設置場所でない限り生かせそうにない、
リマは支柱基準でアームが上下するため高さ調節が簡単。ただ、せっかくのアームの良いデザインがモニターに隠れ、作業時に見えるのは真ん中のポールのみ。と少し残念。

という理由から選ぶならFlo(フロー)シリーズをオススメしたい。ちなみにFloはCBS Floと呼ばれることもあります。Floのデザインにコルブルック・ボッソン・サンダース社(CBS)が参画していたために、社名を取ってCBS Flo。中身はFlo(フロー)シリーズと同じ。
ハーマンミラーのCBS Floモニターアームの最安値を探す↓
ハーマンミラーのモニターアームのレビュー
ハーマンミラーのデザインが良いと言ってもスペックが物足りないと残念。
そこで、モニターアーム界のトップブランド「エルゴトロン」のLXデスクマウントシリーズと比較し、ハーマンミラーのモニターアームを評価していきたいと思います。
比較対象のモニターアームはこちら
メーカー | ハーマンミラー | エルゴトロン |
シリーズ | Flo(フロー) | LXデスクマウント |
耐荷重 | 3kg~9kg | 3.2kg~11.3kg |
対応VESA規格 | 75mm、100mm | 75mm、100mm |
モニター角度調整 | 上40度、下40度、左右180度 | 上70度、下5度、左右180度 |
取付方式 | クランプ式 | クランプ、グロメット |
取付可能板厚 | 13mm~65mm | 10mm~60mm |
ガススプリング | 対応 | 対応 |
重さ | 2.8kg | 3.6kg |

ハーマンミラーはシンプルなデザインなだけあって耐荷重9kgと、エルゴトロンの11.3kgには負けています。とはいってもその軽さには驚き。1kg近く重量を落としても、ほとんど変わらない機能性は素晴らしい。
様々なレビューサイトでの評価も高い。
普段はモニターを2枚並べて使っています。機種が違う為統一感もなく、配線などで後ろはごちゃごちゃ。ホコリがたまっても掃除がしにくく、半ば放置気味でした。
せっかく良い机を使っていたので、パソコン周りのレイアウト変更もかねてモニターアームを購入。驚くほど机周りも広くなり、配線類もスッキリ。機種が違う2枚のモニターでさえ調和がとれたように思います。買ってよかった。
取り付けは1時間ぐらい掛かるかなと思えば、10分ぐらいで終わってびっくり。既に一通り組みあがったような状態で送られてくる為、必要最低限の組み立てで終わりました。1・机にクランプを設置。2・クランプにアームを差し込む。3・モニタ裏にVESAマウントを取り付け。最後に2と3をカチっとくっ付ければ終了でした。特に難しい調整なども不要で助かりました。
耐荷重が9kgというのを知らず、フローを購入。注文した後に耐荷重に気づき、手持ちのモニター重量を計ると10.4kg。やってしまったかなと思いつつも取り付けてみると意外にも耐える。アームがよじれたり、曲がりそうだったりするかなと心配しましたが、安定しているのでこのまま使い続けます。保証期間が12年あるのも安心。

ちなみにネガティブなレビューが全く見つかりませんでした。高級オフィス家具を取り扱っているだけあり、品質への気配りは変わらず健在。CBS Floのモニターアーム1つで高級感あるデスクが演出できるため、部屋の一体感を重視したい人にはぜひチェックしてみてください。
ハーマンミラーのCBS Floモニターアームの最安値を探す↓
これまで使っていたモニターアームはモニターをがっちり固定するタイプ。角度や位置を調整したいと時は両手でしっかりと持ち、ギコギコする感じでの調整でした。値段は高いものの、思い切ってハーマンミラーのモニターアームを購入してみましたが、人差し指1本でモニタを動かせるほどなめらか。同じモニターアームですがこれほどまで差が出るとは思いませんでした。