トレード用にモニターを追加購入しようと考えている。

トレード用にモニターを増やそうと考えているけど、どんなモニターが良いの?そんな疑問を抱えているトレーダーの方にオススメのトレード用モニターの紹介、また選び方について解説します。
トレード用のモニターは複数あると便利
私のトレード用のパソコンはモニターを3枚使用
私の取引環境

私のモニターは1枚1万5千円以内の安いモニター。正直、映ればどんなモニターでも良かったので・・・。
とはいってもスキャルピングやデイトレードといった短期売買では非常に役立っています。今から1画面に戻すのは無理。生涯3画面以上は必須ですね。
株、FX、仮想通貨を問わずトレードするならマルチモニターは必須。
あっちの情報を見て、こっちの情報を見て、と画面を切り替えるのは疲れるし、何より落ち着かない。しっかり腰を据えて、画面を凝視し、思考していきたいもの。
これを機会に、どんなモニターを購入すれば良いか検討し、理想のトレード環境を構築していきましょう。もし私のようにただ映ればいい。というトレーダーであれば、次のような格安モニターがおすすめ。
トレード用におすすめの格安モニター
リンク
こちら現在Amazonで1枚15,000円以下。
このモニターを2枚購入し、USB-VGAアダプタを購入すればノートパソコン、デスクトップパソコン問わず即マルチモニターへ。
オススメのUSB-VGAアダプタ
記事を書いている現在Amazonだと2380円。USB-VGAアダプタはパソコンのUSB端子とモニターの端子を繋げる装置。USB端子を使ってマルチモニター化できるのでその気になれば6画面化することも可能。

トレード用のモニターはこだわりたい。そんな方の為にモニターの種類について解説!
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トレード用モニターの種類
デイトレ、スキャルピングするならどんなモニターがオススメなのか?先に結論部分を紹介。
オススメのモニタースペックまとめ
項目 | オススメ内容 | 特徴 |
画面タイプ | ワイド | 上下左右どこでも設置向き |
画面サイズ | 22インチ~28インチ | トレード用なら適サイズ |
画面の仕様 | ノングレア(非光沢) | 目が疲れにくく、映り込み無し |
解像度 | フルHD(1920*1080) | 主流。安価で選択肢が多い |
入力端子 | DVI、HDMI、D-Sub15 | 選択肢が多い。 |

どうしてこのスペックを選ぶんだのか?それは次の通り。
モニターはスクエア、ワイド、ウルトラワイドの3種類。
※横縦比、cm数は目安
スクエアは表示できるチャートの期間が短くなりがちなので不向き。かといってウルトラワイドは画面サイズが80cm以上と大きすぎ。近くに設置すると画面端っこが非常に見にくい。

トレード机の正面にモニターを置くならウルトラワイドも候補に入るものの、上下左右に設置すると見にくい。そこで買うなら無難にワイドタイプがオススメです。
画面サイズを選ぶ
画面サイズは小さすぎず、大きすぎないものを選択しましょう。
ワイドタイプ(16:9)モニター インチ別サイズ
インチ | 高さ | 横幅 | 対角線 |
19 | 23.7 | 42.1 | 48.3 |
20 | 24.9 | 44.3 | 50.8 |
22(オススメ) | 27.4 | 48.7 | 55.9 |
26(オススメ) | 32.4 | 57.6 | 66.0 |
28(オススメ) | 34.9 | 62.0 | 71.1 |
30 | 37.4 | 66.4 | 76.2 |
32 | 39.9 | 70.8 | 81.3 |
37 | 46.1 | 81.9 | 94.0 |
置く場所のスペースの問題もあるものの、オススメしたいサイズは22インチ~28インチ。テレビと違い、パソコンモニターは目の近くに設置する為、あまり大きなモニターは逆に不便です。

複数枚設置するなら22インチ~28インチのモニターがオススメ。もし、1枚しか追加設置しない場合、大きなサイズのモニターを購入するのも有り。ただし、お値段はちょっと高めかも。
画面の仕様は2種類
モニター画面は光沢のあるグレア、光沢のないノングレアの2種類。
グレアは色が鮮やかで映像が綺麗に見えるものの、表面がツヤツヤしている為、外部からの映り込みが辛い。またチカチカとした反射は長時間見ていると目が疲れやすい。
対してノングレアは地味でコントラストが低く見えるものの、外部からの映り込みが少なく、目への負担が非常に小さい。

表面がツヤツヤしたモニターは気分が良いものの、トレード用としてはあまり実用的ではありません。部屋の明かりが映り込んだりすると集中できないですよね。トレード用のモニターなら迷わずノングレアがおすすめ。
解像度は6種類
名称 | 解像度 |
8K | 7680*4320 |
4K | 3840*2160 |
WQHD | 2560*1440 |
フルHD(オススメ) | 1920*1080 |
WXGA++ | 1600*900 |
HD | 1280*720 |
解像度が高ければ高いほど画質は向上。トレード以外にもゲームや動画を高画質で楽しみたい人には4Kや8K対応のモニターがオススメです。※再生するゲームや動画が4K、8K対応の必要有
また解像度が高すぎるとワードやエクセルといった文章の文字が小さくなったり、Webコンテンツの文章が読みにくいといった問題が発生します。そこでチャート表示やネットサーフィン用で無難にフルHD(1920*1080)のモニターがオススメ。

モニター解像度の主流はまだまだフルHD。安価なモデルも多く、選択肢の幅も広がる為、フルHDのモニターを選択するようにしましょう。
入力端子は5種類
端子名 | 特徴 |
DVI(オススメ) | 映像のみ(デジタル信号) |
D-Sub15(オススメ) | 映像のみ(アナログ信号) |
HDMI(オススメ) | 1本で音声と映像(デジタル信号) |
USB | おなじみのUSB端子 |
DisplayPort | 1本で音声と映像(デジタル信号) |

どの端子でもマルチモニター化できます。少しでも画質の良さを追求したい場合、DVI端子、HDMI端子といったデジタル信号タイプのモニターがオススメ。ちなみに私はD-Sub15端子を使っています。正直、チャート用なのでアナログでもデジタルでも影響なし。
ただし、選択肢の多さから考えればDVI、D-Sub15、HDMIがオススメの端子です。
その他のスペックはほぼ気にしなくてOK
この他、こだろうと思えば縦横のアスペクト比、表示色数、応答速度など項目があるもの、基本的にどのモニターもほぼ同じ。比較しなくてもOK。
オススメのモニター種類まとめ
ではここまでのまとめ。
項目 | オススメ内容 | 特徴 |
画面タイプ | ワイド | 上下左右どこでも設置向き |
画面サイズ | 22インチ~28インチ | トレード用なら適サイズ |
画面の仕様 | ノングレア(非光沢) | 目が疲れにくく、映り込み無し |
解像度 | フルHD(1920*1080) | 主流。安価で選択肢が多い |
入力端子 | DVI、HDMI、D-Sub15 | 選択肢が多い。 |

では最後に、具体的にどのモニターがオススメなのか?2021年最新のモニター情報を見つつ、紹介したいと思います。
オススメのトレード用モニター
デイトレ、スキャル用でコスパ重視なら「HP ProDisplay 23.8インチワイドモニター P244 5QG35AA#ABJ」がオススメ。
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こちら現在Amazonで1枚15,000円以下。
モニタースペック情報
項目 | 内容 |
画面タイプ | ワイド |
画面サイズ | 23.8インチ |
画面の仕様 | ノングレア(非光沢) |
解像度 | フルHD(1920*1080) |
入力端子 | VGA、DisplayPort、HDMI |
寸法 | 約幅539.1x奥行200x高さ397.5mm |

先に紹介したオススメスペックをすべて満たすモニターです。汎用性の高い基本スペックをすべて兼ね備え、それでいて低価格。
同じく、コスパ重視なら「Acer ゲーミングディスプレイ KG252Qbmiix 24.5型ワイド IPS 非光沢 1920×1080 フルHD 250cd 1ms 75Hz HDMI」もおすすめ。
モニタースペック情報
項目 | 内容 |
画面タイプ | ワイド |
画面サイズ | 24.5インチ |
画面の仕様 | ノングレア(非光沢) |
解像度 | フルHD(1920*1080) |
入力端子 | HDMI 1.4×2、ミニD-Sub 15ピン |
寸法 | 557.8×416.4×239.6mm |

ゲーム用のモニターと宣伝されているものの、意外にもオーバースペックではなく、トレード用のモニターとしても抜群。こちらもAmazonで現在1万5千円以下。
4K、8K対応の高スペックモニターなら「Dell 4K ワイドフレームレスモニター 27インチ S2721QS」がオススメ。
モニタースペック情報
項目 | 内容 |
画面タイプ | ワイド |
画面サイズ | 27インチ |
画面の仕様 | ノングレア(非光沢) |
解像度 | 4K(3840×2160) |
入力端子 | HDMIx2, DisplayPortx1 |
寸法 | 高さ510.1×幅611.6×奥行174.7mm |

25インチ前後の4K対応のモニターはどれも4万円超えが多い。そんな中、4万以下で尚且つちゃんとしたメーカー製(Dell)は少ない。4K対応で選ぶなら有名メーカー製の4万以下のモデルがオススメ。
以上、トレード用のおすすめモニターの紹介でした。
トレーダーならマルチディスプレイ環境は必須。便利さが全然違います。
これを機会に、モニターを増設しちゃいましょう。あなたの理想のトレード環境を整えるお手伝いになっていれば幸いです。最後までありがとうございました。