Dell P3222QEとU2720QMならどっちが評価良いの?どっちを買うべき?
という疑問が解決できるよう、P3222QEとU2720QMの違い、性能と価格を比較レビューしました。P3222QEは31.5インチ大画面だけど、画質はそこそこ止まり。HDR、高コントラストな映像美を体験したいならU2720QMだけど、文字も小さくなるデメリットも・・。詳しく見ていきましょう。
関連記事:【クリエイター用】Dell P3222QEを徹底レビュー!リアルな口コミもチェック!
P3222QEとU2720QMの違い
作業用に4K対応の大画面モニターが欲しい。
と、いうことで調べていると候補にDellのP3222QEとU2720QMが浮上。
ぱっと見、モニターサイズ以外の性能は似てる。正確には何が違うのか?公式サイトの情報を利用し、P3222QEとU2720QMの違いをまとめました。
※重要な違いは赤太字
という感じで比較すると、P3222QEは31.5インチ大画面でLANポート搭載が嬉しいものの、画質は27インチのU2720QMの勝ち。細かく解説していく!
P3222QEは作業性重視。シンプルな大画面・高解像度モニター
P3222QEはHDR(High Dynamic Range)機能の無いシンプルなモニター。
HDR対応であれば全体的に暗い映像でも、明暗部の輝度を調整することでより輪郭のはっきりした映像へと変化します。HDRオフだと真っ暗な夜空なのに、HDRをオンにすると輝く星空が浮かび上がる。それほど映像が大きく変化します。
映画やゲームプレイ時に役に立つHDRですが、本来の色みが変化するため、イラスト制作や動画編集といった業務では必要ない機能。スピーカーも非内蔵。特別ゲーミングに優れたスペックでもありません。
P3222QEはHDR機能といった仕事に必要ない機能を無くすことで価格を押さえたThe仕事用モニター。
- 31.5インチの大型モニター×4K解像度により広い作業領域
- ウィンドウの自動パーテーション機能により、非常に高いマルチタスク処理能力
- USB端子×4で様々な機器との接続相性も◎
- USB-C(映像・給電対応)付きでノートパソコン用のサブモニターとしても◎
イラストレーターや動画制作、プログラマーといったクリエイティブ職の人や、株やFXといった複数のチャートを表示して取引を行うトレーダー向けのモニター。
関連記事:【クリエイター用】Dell P3222QEを徹底レビュー!リアルな口コミもチェック!
U2720QMはHDR対応・高コントラスト
U2720QMは画面サイズが27インチと小さくなるものの、コントラストの優れた高画質が特徴。
4Kという広い作業領域を持ちつつ、HDRに対応(DisplayHDR™ 400認証)。どんな動画やゲームも、より鮮やかでリアルに映し出せる高画質モニターと言えます。仕事の合間にゲームや動画ちょっと一息付ける。ちょっと贅沢なモニター。
ただ画面サイズが小さいからP3222QEより安いわけでは無く、値段の割に画質は◎。音声出力端子付きなのも嬉しい。
完全に「P3222QEの大画面の作業性を取るか、U2720QMの画質や音声出力端子のどちらを取るか?」という勝負。
P3222QEとU2720QM比較まとめ
画質はほどほどに、作業・生産性優先ならP3222QE
広い作業領域を持ちつつ、高いマルチタスク能力を持つ。ただし、HDR機能、可変リフレッシュレート、スピーカー、リモコンが無いシンプルモデル。仕事や作業優先で遊びは少しならこっちがオススメ。
関連記事:【クリエイター用】Dell P3222QEを徹底レビュー!リアルな口コミもチェック!
遊び要素を取り入れたU2720QM
画面サイズが小さくなるものの、画質は完全に上。高い明暗や彩度のコントラスト表現能力を持つHDR機能搭載。個人的には用途が作業中心ならちょっとオススメしない。4Kクラスの解像度となると、27インチはちょっと小さい。小さな画面に情報をぎゅっと詰め込むので文字もかなり小さいし、拡大すると本末転倒ですし。遊び用途中心のモニターを探しているならオススメだぞ。