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【解決】1日10pipsを毎日稼ぐのに必要な思考法、計算シートの公開

※記事内広告有り

1日10pipsを安定的に抜き続ける為に必要な思考法

FXで毎日10pips稼ぐのが難しい。どうやったら成績が安定するの?

とれろく
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1日10pipsどころか、5pipsでさえ安定して稼ぎ続けるのって難しいですよね。でも、そもそも1日10pips稼ぎ続ける人ってどんな風にトレード計画を立てているのでしょう?どう計算して10pipsを達成する手法を作っているのでしょう?今回は10pips稼ぎ続ける為の思考法、計算シートを配布しているので、良ければ貰って下さい。

配布:スキャルピングで10pips稼ぐためのpips計算表

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1日10pips稼ぐには計画、行動、修正、改善が必要

毎日10pipsを稼ぐには目標達成の為の計画が必要不可欠。

計画を作り、計画を達成するための取引手法を検討し、実際に行動。計画と実績の違いを修正し、改善していく。こういったPDCAサイクルを経ることで1日10pipsが次第に安定していきます。

とれろく
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がむしゃらな取引ではいつまでたっても10pipsを安定させることができません。計画が無いと何を改善して良いのも分からず、同じ間違いを繰り返すだけ。

まず必要なのが「スプレッドが何pipsのFX業者で、利食い何pipsで、損切り何pips。1日何回トレードして、勝率はこれぐらいを目指す。」という計画。

これには配布している「スキャルピングで10pips稼ぐためのpips計算表」を使うと便利。スプレッド、利食いpips、損切りpipsを入力すると最終的な利益pips数を自動計算してくれます。

仮にドル円のスプレッドで0.1銭、利食い5pips、損切り4pipsと入力すると、このような結果となります。

スキャルピングのpips利益計算表

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スプレッドが0.1銭、利食い5pips、損切り4pips、勝率50%なら毎日25回もスキャルピングしてやっと10pips達成。

「毎日25回スキャルピングすれば10pips稼げるのか。それならなんだかできるかも。」と思う方もいますが、調べるととても難しいことが分かる。

5pipsを稼ぐにはざっくり20分近い売買時間が必要です(後述)。25回スキャルピングするのに必要な時間は20分×25回=8時間20分。毎日8時間20分もスキャルピングする必要があります。これはきつい。

ドル円 時間帯別15分間の値動き量(ボラティリティ)

スキャルピングの場合の目標pips、利食いpips、損切りpips

これはドル円の時間帯別15分の値動き量(ボラティリティ)。高値と安値の差を平均化し、グラフ化したもの。どの時間帯でも15分で0.04円(4pips)~0.06円(6pips)の値動きに収束していることが分かります。

運よく15分間の高値と安値で売買できても平均すれば4pips~6pips程度の利益。そんな神業に近いスキャルピングを毎日25回繰り返すのは不可能に近い。

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よって利食い5pips、損切り4pips、勝率50%のスキャルピングで毎日10pips稼ぎ続けるのは無理に近いと分かります。

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10pips稼ぐ為のスキャルピング手法

仮に15分で1回のスキャルピングを基準にし、毎日2時間しか売買できないなら4回のスキャルピングで10pipsを達成する必要があります。考えられる方法は2つ。

1・利食いpips数を大きく取り、そこそこの勝率を目指す
2・利食いpips数を小さく取り、高い勝率を目指す

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実は成功、成績が安定しやすいのは後者。利食いpips数を大きく取ると、トレンドの発生に成績が大きく影響し、思うような成績を得られません。

「1回の取引で10pips稼ごうと思ったけど、終始レンジ相場で終わった為に全然利食いできなかった。」トレンド狙いはこんな日々を繰り返す傾向があります。レンジ相場しか発生しなければ、焦りからポジポジ病を発生してしまうこともあり、大きな利益を狙ったスキャルピングは心理的にも辛い。

 

仮に利食い10pips、損切り4pips、4回の取引で10pipsを目指そうと計算すると。

スキャルピングのpips利益計算例

勝率が50%以上で達成できると分かります。

といっても、そもそも15分で平均0.04円(4pips)~0.06円(6pips)しか動かないドル円で、10pips稼ぐなら何十分必要なの?という問題を忘れては駄目。10pips抜くには平均40分~50分程度は見積もる必要があります。となると必然的に4回のトレード時間も大きくなり、2時間で10pips取るのは不可能へ。

とれろく
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安定して1日10pips稼ぐなら利食いpips数を大きくするのは×。トレンド相場、レンジ相場といった相場の状況に大きく左右され、拘束時間も非常に長くなります。目標達成、成績の安定は非常に難しい。

スキャルピングで10pips稼ぐなら小さな利益を重ねる

勉強されているトレーダーほど損を小さく、利益を大きくする「損小利大」という格言を守ろうとトレードに取り組みます。

が、そもそも「損小利大」は株式市場における、長期投資に当てはまる格言。FXのスキャルピングには当てはまりません。1日10pips稼ぐなら「利小損大」の方が圧倒的に成績が安定します。

「利小損大」はトレンド相場、レンジ相場。相場の区別なく目指すことが可能。その代り採用する取引手法はトレンド相場、レンジ相場区別なく対応できるものを選ぶ必要があります。

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MACD、移動平均線、RSI、ストキャス、RCI、ボリンジャーバンドなど様々なテクニカル分析がありますが、トレンド相場、レンジ相場区別なく使うなら私はRSIを選択します。使い方は次の記事が参考になると思います。

さて、利小損大というとコツコツドカン。せっかく稼いだ利益を1回の負けでがっつり持って行かれるというイメージを頂く方も多い。

確かに損切りを20pips、利食いを2pipsだと固定化して取引していると、必ず20pips負ける場面が発生します。

実はこのコツコツドカンは防ぐことが可能。

方法は1つ。損切りポイントを見極め、全てのシグナルに従うのではなく、許容できる損切り幅でエントリーできるポイントでしかトレードしない。このように取引制限します。

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コツコツドカンを避ける取引の制限については下記の記事が参考になると思います。

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毎日10pips抜くと考えない方が良い

できれば毎日10pips抜ければ良いものの、可能なら1週間で50pips抜くという目標の方が達成しやすい。

曜日によって値動きの量(ボラティリティ)は大きく違うため、トレンド、レンジ狙い、両方を採用していたとしても、日によって成績のバラつきは避けられない。

間近20週間のドル円曜日別ボラティリティデータ(高値-安値)

ドル円の曜日別ボラティリティグラフ

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ぱっと見て分かる通り、金曜日は1日83.7pips近くの変動があるのに対し、他の曜日は55pips~65pipsの間に収まっていることが確認できます。

為替レートは曜日によって値動きの幅が大きく違う。値動きの大きい金曜日に10pips抜くのと、値動きの小さい木曜日に10pips抜くのでは、難易度が天と地の差。

 

値動きの小さい曜日であればあるほど、利食い幅が小さくなり、売買回数を重ねる必要が生まれ、10pips抜くのが辛くなります。

値動きの少ない日は小さな利益で満足し、値動きの多い日は利益も大きく狙う。1週間のトレード結果を平均すると10pips抜けていた。という形が楽。

とれろく
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絶対にしては駄目なのが「1日10pips稼いだから取引をやめる」ということ。短時間で10pips稼げた相場なら、その後もコツコツ稼ぎ続けられる可能性が高い。ボーナスタイムと考え、しんどくても利益を積み重ねていきましょう。

1日10pips抜くのに適した通貨ペア

1日10pips稼ぐなら通貨ペアはドル円を推奨します。

単純に値動きの多い通貨ペアほど1日10pips抜きやすい。例えばポンド円はドル円よりもよく動くため、ポンド円の方が1日10pipsは達成しやすい。

が、スプレッドコスト、必要証拠金、採用する取引手法を考えればドル円ほど優秀な通貨ペアは無いことが分かります。

1日10pipsの通貨選定 ドル円vsポンド円

通貨ペアドル円ポンド円
必要証拠金(1万通貨)約4万2千円約5万4千円
値動き平均70pips平均120pips
スプレッド0.2銭1.0銭

単純に値動きの量で考えればポンド円120pips÷ドル円70pips=約1.7倍となり、ポンド円の方が1.7倍も10pips抜きやすい。

ポンド円は値動きの幅が約1.7倍に対し、必要証拠金は約1.3倍と少ない。資金効率の面で考えてもポンド円はドル円より優れている。

ただし、スプレッドはドル円の5倍。ポンド円スキャルピングは手数料に影響が非常に大きい。

ドル円とポンド円比較まとめ

通貨ペアドル円ポンド円
必要証拠金(1万通貨)1倍1.3倍
値動き1倍1.7倍
スプレッド1倍5倍
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安定して10pips稼ぐなら利益は小さく狙う方が良い。小さい利益も積極的に狙うならスプレッドが小さいドル円が圧倒的に有利。ポンド円で2pips抜きなんてしてたら手数料負けの可能性大。

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1日10pipsを毎日稼ぐのに必要な思考法 まとめ

安定して1日10pips稼ぐなら利食いpips数を大きくするのは×。

トレンド相場、レンジ相場。相場の区別なく通用する「利小損大」の方が圧倒的に成績が安定し、1日10pipsを目指しやすい。

配布:スキャルピングで10pips稼ぐためのpips計算表

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