DMMFXはMT4で取引できない。どうしよう。
DMMFXはMT4非対応。MT4で取引することはできません。一応他の代替案でいい感じに取引できるので紹介。ただし、DMMFXはそもそもスキャルピングがグレーゾーン、凍結祭りのFX業者。他で取引してもいいかも。
DMM FXはMT4に対応していない。
FXトレーダーの9割はMT4をインストールした経験がある。といっても過言ではないほど有名な取引ツールMT4。
・独自にカスタマイズされたテクニカル指標を使える。
・スクリプトによるアラート機能
・EAによる自動売買、パラメーター最適化機能など
FXトレーダーが欲しい機能はほぼ揃っています。なのでせっかくならMT4でFX取引をしたいトレーダーも多い。
DMM FXはどうなのかな?というと残念ながらMT4非対応。また今後も対応する予定は無いとのこと。となると私たちトレーダーが考えられる対策は3つ。
・MT4とDMMFXの取引ツールを併用する
・いっそのことMT4が使えるFX業者を探す
そもそもDMMFXの取引ツールってMT4と比較して使えるの?という所から調べていきましょう。
DMM FXの取引ツールだけを使う
DMM FXには4つの取引ツールと、1つのチャート専用ツールがあります。
・DMMFX PLUS(PC用)
・DMMFX STANDARD(PC・iPad)
・スマホアプリDMM FX(iPhone・Android)
・DMMFX for smart Phone(iPhone・Android)
チャート専用ツール
・プレミアチャート(PC用)
取引ツール性能評価表
対象者 | 使いやすさ | 注文機能 | チャート機能 | 機種 | |
DMMFX PLUS | 初心者 | ◎ | 〇 | △ | PC |
DMMFX STANDARD | 上級者 | 〇 | ◎ | 〇 | PC・iPad |
スマホアプリDMM FX | 上級者 | 〇 | ◎ | 〇 | iPhone・Android |
DMMFX for smart Phone | 初心者 | ◎ | 〇 | △ | iPhone・Android |
プレミアチャート | 上級者 | ◎ | × | ◎ | PC |
MetaTrader4(MT4) | 上級者 | ◎ | ◎ | ◎ | PC・スマホ |
使うのにオススメの取引ツールはPCならDMMFX STANDARD、スマホならスマホアプリDMM FX。といっても、チャート機能はMT4に劣る。
・独自にカスタマイズされたテクニカル指標使用不可
・指定価格到達時などのアラート機能無し
・自動売買、パラメーター最適化機能無し
DMM FXの取引ツールは普通にFX取引する分には申し分ない機能が付いています。ただし、MT4ほどのカスタマイズ性はありません。
「プレミアムチャート」 vs MT4
DMM FXが売りにしているプレミアムチャート。
・29種類のテクニカル分析対応
・日経225とドル円といった比較チャート作成可能
MT4と比較し、簡単に比較チャートが作れる点が優れているものの、残念ながら発注機能が付いていません。あくまでチャート用のツールとなっています。
加えて、気になる点がいくつかあります。
1・スキャルピングといった短期売買主体のFXトレーダーであれば使いたい「ティックチャート」や、ヒロセ通商なら見れる10秒足チャートは見れません。より短期間の値動きが見たい場合、DMM FXのプレミアムチャートは不向きです。
同じくMT4が使えないものの、スキャルピングトレーダーの多いヒロセ通商はプロ仕様の専門的な取引ツールを準備しています。DMM FXにも似たような機能があれば良いものの・・・。
2・見れる通貨ペアの数が20種類と少ないのも残念。例えばMT4が使えるFX業者のOANDA Japan
であれば、最大71通貨ペアまでチャートを見ることが可能です。
トルコリラ、南アフリカランド、香港ドルといったマイナー通貨の動きまでチェックできれば、資金が新興国に流れているのか?先進国に流れているのか?市場全体の雰囲気をつかみやすい。
チャート用として使うのであれば、取り扱い通貨ペアの多いMT4チャートを用意する方がオススメです。
DMM FXのプレミアムチャートは発注機能が無い時点で微妙。細かく比較すれば比較するほど、MT4には及ばないと分かります。
MT4とDMMFXの取引ツールを併用する
さすがにDMM FXの取引ツールではMT4の代替にはなりません。
MT4はあくまでチャート用として表示させておき、取引はDMM FXで行う。少し手間ですが、この方法しかありません。
ちなみにDMM FXはスキャルピングといった短期売買を行うと口座が凍結される可能性のあるFX業者です。
スキャルピングといった短期売買を行う予定であれば、2つのソフトを立ち上げておき、MT4の画面からDMMFXの画面、DMMFXの画面からMT4の画面と移り替えるのは面倒ですが、短期売買を行わないのであれば問題無し。
MT4はチャート用、取引はDMM FX。と妥協しても良いのかもしれません。
いっそのことMT4が使えるFX業者を探す
DMM FXはMT4が使えないし、スキャルピングも危険。
個人的には他のFX業者で取引したほうが良いと判断しています。
特にスキャルピングならヒロセ通商が第一の選択肢。オリコンランキング、スキャルピング部門で2年連続1位を獲得し、MT4に負けない専門取引ツールを完備しています。
スプレッドもそうですが、取引環境にこだわるなら是非検討すべき1社です。
もちろん、ヒロセ通商はスキャルピングOKのFX業者です。次の記事でも調査結果を紹介しています。