SBI FXってMT4使えるの?

結論から言えばSBI FXはMT4が使えません。残念!また今後の対応予定も未定とのこと。そこでMT4が使えてSBI FXの代わりになるFX業者、そもそもSBI FXの取引ツールってMT4と比較してどう?など調査しました。
SBI FXはMT4非対応
・自動売買、システムトレード対応
・自身専用の取引環境を構築可能
・世界のFXトレーダーが作ったテクニカル指標が使用可能
そんなMetaTrader4(通称:MT4)を使って取引できれば良いものの、SBI FXトレードは残念ながら非対応。今後も対応する予定は未定とのことです。
・MT4で売買することは諦め、あくまでチャート用として使う
・いっそのことMT4対応、SBI FXの代わりになるFX業者を使う

大部分のFXトレーダーはどちらかの対応に分かれるものの、そもそもSBI FXの取引ツールってどの程度優秀なのか?少し見てみましょう。
スポンサードサーチ
SBI FXの取引ツールとMT4を比較
SBI FXはパソコンならインストール型、Web版の2つの取引ツールが用意されています。スマホ版もあるものの、今回はパソコンベースでMT4と比較していきたいと思います。
ちなみにWeb版の取引ツールはスマホ、タブレットでも使えるシンプル設計。比較はインストール型の「Rich Client NEXT」で行います。
比較項目 | Rich Client NEXT | MetaTrader4 |
ロウソク足表示本数 | 30~2,000本 | 最大65,000本 |
最大チャート数 | 30チャート | 制限無し |
足種類(1分足など) | 13種類 | 9種類 |
テクニカル分析 | 29種類 | 無限 |
自動売買 | 非対応 | 対応 |
バックテスト | 非対応 | 対応 |
パラメーター最適化 | 非対応 | 対応 |
シグナル通知 | 対応 | 対応 |
SBI FXの取引ツールはマルチモニターにも対応しているので、MT4と同じように複数の通貨ペアチャートをズラりと表示することが可能。
また標準でTickチャート、10分足チャート、2時間足チャートなどMT4に無い足種が用意されています。

普通にFXを行う分であれば申し分ない機能が付いていますね。ただし、テクニカル指標のパラメーター最適化機能、自動売買、バックテスト機能などを比較するとMT4の方がやはり強い。
また、日本で使っているFXトレーダーも多い平均足、GMMA、ATRといったテクニカル指標が使えなかったり、出来高情報が無い為、出来高を利用したテクニカル指標が全滅なのも少し痛い。
移動平均、ボリンジャーバンド、一目均衡表、パラボリックSAR、エンベロープ、ピポット・ポイント、フィボナッチ、指数平滑移動平均、自動トレンドライン、HLバンド、CCI、乖離率、サイコロジカルライン、強弱レシオ、ADX、CV、RSI、STDEV、ストキャスティクFAST、ストキャスティクSLOW、SONAR、ウィリアムズ%R、DEMARK、ROC、REVERSE、DMI、MACD、MADC OSC、RCI
SBI FXの代わりになり、MT4が使えるFX業者
ではMT4が使え、SBI FXの代わりになるFX業者があるのか?というとあります。
例えばFXTFです。
公式→FXTF
SBI FXと同等水準、同等以上のスプレッド
SBI FXといえば1,000通貨以下あればドル円のスプレッドが0.9銭という格安設定。ただし、1,001通貨からから1.7銭~となります。
対してFXTFは0.1銭(原則固定)。スプレッドで考えればSBI FXと張り合えるのはFXTFぐらいです。
FXTFはMT4対応のFX業者
またFXTFはMT4に対応しているの非常に大きい。
FXTFが配信していた過去のレートを使ってのバックテスト、トレード手法の最適化が行えるので、システムトレーダーも多く利用しています。
FXTF vs OANDA
MT4が使えるFX業者はもともとの数が少ない。その中でも比較的候補に挙がるFX業者はFXTFとOANDA Japan
です。
どっちが優秀なのか?を判断するのは難しいですが、MT4を使ってFXを検討しているのであれば次の記事が役に立つかもしれません。