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出来高が少ない株の特徴まとめ

※記事内広告有り

出来高が少ない株の取引時に注意したい特徴

出来高が少ない株を取引しようとしている方必見。

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出来高が少ない株を売買するのは要注意。そんな株は価格が全然動かなかったり、いきなり暴落したり、値動きが安定していません。取引前に押さえておきたい特徴をまとめました。

 

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出来高が少ない株の目安値

売買する株をスクリーニングしていると、出来高が極端に少ない株によく出会います。
例えば赤枠で囲った銘柄は出来高が「2100」しかありません。

出来高が少ない株リスト

1日の売買代金も株価855円×出来高2100株=179万5500円と非常に少ない。

もし、この株を100万円分買いたいな?と思って注文を出しても、出来高が少ないとなかなか約定しなかったり、自分の注文の影響で価格が上昇してしまいます。

少額であれば株価に影響を及ぼさないものの、まとまった金額で売買する場合、十分な出来高があるのかどうか?チェックしておく必要があります。

具体的な”売買可能な量の目安”は出来高の20分の1以下

先ほどの株も、出来高が2100株と少ないものの、20分の1以下の100株程度であれば、注文しても株価へ与える影響は軽微。

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売買する前にどの程度の出来高があるのか?自分の注文数量と比べ、出来高が少なすぎないかチェックしておくと良いでしょう。

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出来高が少ないと急騰、すぐにストップ高

出来高が少ない銘柄は簡単に急騰させ、ストップ高とさせることが可能です。

実際に先ほどの銘柄をストップ高とさせるには、どの程度の出来高があれば良いのか?板画面を見てみましょう。

出来高と板

この銘柄をストップ高とさせるなら、少なくとも赤枠部分の2600株は全て約定させ、+600株程度買い上がればOKです。必要なお金は300万円といった所です。
※株価855円の銘柄は150円以上の急騰すればストップ高。ストップ高は1005円。

実際、300万円ほど持っていれば、ストップ高を作れる銘柄は数多く存在します。

出来高が少ないと株価が下落しやすい

持っている株をそろそろ売りたいな。という時も出来高の量に注意する必要があります。出来高が少ないと、自分の売り注文で株価が下がり、どんどん利益が少なくなってしまうからです。

売る場合の板画面と出来高

板画面の買い指値注文(青枠部分)は100株~200株程度しかありません。
もし、今の状況で300株の売り成行注文をすれば、株価は845円から821円へと下がります

おおよそ3%も株価が下落してしまうと、利益が大分減ってしまいますよね。

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出来高が少ない株の値動き

最後に出来高が少ない株の実際のチャートを見てみましょう。

出来高が少ない銘柄の株価チャート

出来高が少ないと、赤枠部のように少し出来高が増えるだけで、容易にストップ高まで株価が上昇します。また下落する時のスピードも極端に早いことが分かります。

また青枠部のように、株価がほとんど動かないこともザラにあります。

単純にトレーダーの関心が薄かったり、特に売買する材料も無かったりするのが理由ですね。

出来高が少ない株の特徴まとめ

出来高の量を目安に、売買可能な量が決定。
出来高が少ないと、急騰、ストップ高が作りやすい。
出来高が少ないと、売りたい価格で売れない。株価が下落する。

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出来高が少ない銘柄を売買する時はこのような特徴を押さえた上で売買すると良いでしょう。

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