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ナンピン買いと長期投資は効果抜群

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ナンピン買いと長期投資は効果抜群

ナンピン買いと長期投資

とれろく
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長期投資する場合にナンピンってどうなの?危険?有効なの?そんな疑問を抱いている方に、ナンピンを長期投資で採用した場合、どのような結果になったのか?実例を含めて解説したいと思います。

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ナンピン買いとは?その意味について

ナンピンとは、含み損を抱えてしまった時、買い増しするトレード手法です。

含み損を抱えている時にナンピン買いをすれば、平均購入単価が下がり、当初の価格に戻らなくても利益が出るというメリットがあります。

ナンピン買いのイメージ図

分かりやすいナンピンの売買イメージ図

自分の思惑に反した動きをしても損切りせず、底だと思われる水準でナンピン買い。最初の水準まで値が戻らなくとも利益になる。

具体的な数字でナンピンを説明すると、

1・100円で100単位購入
2・80円に値下がりして含み損を抱えてしまう
3・80円でさらに100単位購入する。平均購入単価は90円へ。
4・90円まで戻せばトントン。91円まで戻れば利益

このように平均単価を下げつつ、一連のトレードで最終的にプラスに持って行くのがナンピン買いです。

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ナンピン買いは短期投資・長期投資問わず有効

ナンピンはFX、株、商品先物と市場を問わず、また短期でも長期投資でも有効に機能します。

ナンピンを採用したトレード結果を紹介します。

FXのMACDを使ったナンピン短期売買の検証

 

MACDドテン売買のパラメーター最適化

MACDのゴールデンクロス、デッドクロスとナンピン買いを組み合わせたシステムトレードの資産推移。資産は約5.8倍近く増加

FXでRSIを使ったナンピン短期売買の検証

RSIにナンピン手法を適用した場合の資産推移

RSIにナンピン買いを加えたシステムトレードの資産推移。資産は最終的に20倍近く増加しました。具体的な売買手法は下記関連記事を参照。

金に長期投資+ナンピン買いの検証

2010年頃の高値圏で金を購入していたとしても、毎月ナンピン買いをしていれば、間近ではプラスです。

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少なくともFXや金でのナンピンの有効性がデータで検証済み。では長期の株式投資でナンピン買いをした場合はどうなるでしょうか?

株の長期投資+ナンピン買い

株にナンピン買いは通用します。特に長期投資であれば尚効果的です。

少なくともインフレと株価には相関関係があり、同じような動きとなることは判明しています。つまり、良好なインフレ発生している国の株式を買えば中長期的には必ず儲かる。ということです。

株とナンピン買いが相性が良いのは主に次の3つの理由。

株はインフレ率と相関性がある。
ピンポイントで買い場を掴むのは難しい
業績の良い株は上がり続ける。

だから長期で見て、勝てると見込める場合、損切りせずナンピン買いをすべきです。ただし次の条件に当てはまる場合、損切りした方が賢明です。

業績が悪化しており、好転の可能性がない
業種自体が衰退期にある
余剰資金がなく、塩漬けに耐えられない。

とれろく
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一時的な株価の下落は、インフレ国なら長期的には復活します。その中でも確実に利益を得たいのであれば個別株よりインデックス投資、投資信託の購入がベスト。私は損切りしない、株価が下落してもナンピンし続ける投資信託をいくつも保有しています。

私はシステムトレード、自動売買プログラムの作成の過程でナンピン買いの有効性を何度も検証してきました。

結果、どのような売買手法であってもナンピンは成績を安定させる効果を持っており、ナンピンは有効だと確信しています。

ただし、一般的にナンピンは「危険なトレードだから初心者は手を出さないほうが良い」と紹介されています。ナンピンの何が危険なのか、この理由にも触れたいと思います。

ナンピンは危険、危ない理由

ナンピンが危険な理由は「市場からの1発退場リスク」。たった1つの判断ミスでトレーダー人生が終了してしまうことから危険だと言われています。

含み損を抱えたので追加購入、
さらに含み損が増えたので追加購入、
さらに含み損が増えたので追加購入。
さらに含み損が増え・・・破綻してしまう。

ナンピンは1つのトレードで想定以上の大きなポジションを抱えてしまうことがあります。最終的に耐えきれなく大損確定。市場から退場。株式投資の信用取引、FXのレバレッジを使う場合、特に注意する必要があります。

とれろく
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ナンピンで大事なのは適切な資金管理を行い、長期に耐えられるだけのリスクに抑える事です。

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ナンピン買いは長期投資初心者にも向いている

ナンピン買いは初心者に危険と言われる一方、初心者に向いている一面も併せ持ちます

ナンピンは買い時を選ばない

多くのトレーダーは優れた買い時を判断するのに全力を注ぎます。

各種テクニカル指標のシグナル、各種チャートパターン形状、経済指標、業績推移、ニュース、見通し・予想記事。ただし、優れた買い時を見つける為の手段は数多くあり、何で買い時を判断すれば良いのか?非常に難しい

ナンピン買いを前提にした長期投資であれば、この問題は解決します。

「何年後か分からないけど、長期で見れば必ずプラスになっているだろう」というザックリとしたタイミングで買った結果、価格が下落したとしてもナンピンで平均単価を調整すればOK。初心者に優しい取引手法です。

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手堅い長期投資として投資信託、外貨預金の積立投資が流行っています。ナンピンも積立投資と同等。初心者が手堅く勝つなら正攻法です。

ナンピンは取引手法を選ばない。

株価が上昇している時に買うトレンドフォロー。
株価が下落した時に買う逆張り。
割安な株を買うバリュー株投資。
成長が見込めるグロース株投資。

一体どの手法が良いのか?ナンピンであれば全ての取引手法をプラスに持って行くことが可能です。考えるのはもし株価が下落した時、いつ?どれだけの量をナンピンするか?だけ。非常にシンプル且つ分かりやすい。

ナンピン買いと長期投資は効果抜群 まとめ

下手に損切りを繰り返すよりも、塩漬けしたり、ナンピンしたり、気長にいずれプラスになることを待つ長期投資は初心者トレーダーにオススメ

とれろく
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ただし、株、FXそれぞれで実際にナンピンする時は注意して欲しいこともあります。それらは下記の記事にて解説しているので、良ければこちらも合わせて読んでみてほしいですね。

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