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【検証】日経平均株価(日経先物)のアノマリー

日経平均株価のアノマリー

日経平均(日経225)のアノマリー情報を探している。
日経平均株価に規則性はあるのか?調査結果を知りたい。

そんな方の為に、今日は久しぶりに日経平均株価についての考察をしていきたいと思います。

テーマはアノマリーです。日経平均の値動きに見られるアノマリーを探すのが今回の目的です。

先に結論を少しお話すると次の3つのアノマリーを得られました。

・日経平均株価(日経225)は2月~4月は上昇しやすい
・日経平均株価(日経225)は給料日付近は上昇しやすい
・日経平均株価(日経225)は木曜日に下落しやすい

どうしてそのような結果となったのか?気になる方はどうぞお読みいただければと思います。

おそらく、こちらの記事に辿りついた方は「アノマリーとは何なのか?」既にご存じかと思います。それでも一応、そもそもアノマリーとは何なのか?から紹介したいと思います。

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アノマリーとは市場にある規則性のこと

アノマリーとは理論的に説明することが難しい、市場の値動きに見られる規則性のことです。

例えば4月、や11月は日経平均株価が上昇する確率が60%~70%の確率で推移している。という規則性を発見すればそれはアノマリーと呼んでも良いでしょう。

他にも、金曜日は下落しやすい。月曜日は上昇しやすい。というような特徴が見つかればそれもアノマリーと呼ぶことができます。

このようなアノマリーを使うことで、トレードの勝率を高めることができると考えられています。

広義の意味ではテクニカル分析もアノマリーの一つとして見ることも可能です。

今回は、過去の四本値データをエクセルで編集し、アノマリーがあるかどうか?調査していきたいと思います。あくまでベースは加工されていない四本値データを使用します。

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ネットで見つけた日経平均株価に見られるアノマリー情報

まず初めに、「日経平均 アノマリー」という検索ワードでネットを調べている時に、少し気になるデータを見つけました。

日経平均 月別の上昇確率と平均騰落率 | 第一商品株式会社

先物取引の第一商品が公開しているページにて、日経平均の月別上昇確率、平均暴落率というデータが公開されていました。

 

日経平均の月別上昇確率、平均暴落率

こちらを見ると、2月~4月は日経平均は上昇する確率が高く、さらにその上昇率も他月と比べて大きなものとなっています。他にも8~10月は下落する確率が高いといったすぐにでもトレードに活用できそうなアノマリーばかりです。

ただしこちら、調査期間が1949年5月~2020年1月と、とても調査期間が長いです。

市場は”変化する生き物”だとも言われてもいます。

もしかすると、先ほどのアノマリーは昔の傾向が大きく影響しており、最近の値動きの傾向はまた別の可能性もあるかもしれません。

そこで間近のデータだけで、同じような検証をするとどのような結果が得られるのか?まずはじめに検証してみたいと思います。

日経平均、月別上昇率、平均増減幅(2000年~2019年)

今回、私が検証に使う期間は2000年から2019年の月足データです。

第一商品の検証期間は1949年5月~2020年1月だったので、私の検証は最近のデータのみだということが分かりますね。

では早速、調査結果はこちらです。

日経平均、月別上昇率、平均増減幅

2月~4月は株価の上昇率が60%以上、増減幅も株価上昇方向。5月は急落等々。第一商品の検証結果とほぼ同一のデータが得られました。
つまり、長期間においても、間近においても日経平均株価には【上昇しやすい月】、【下落しやすい月】という月別アノマリーが存在するということです。

これはなんとも分かりやすいアノマリーですね。

実際、「日経平均 4月上がりやすい」といった語句で検索をかけてみると、このアノマリーを感じとり、記事を書いている人が多数見受けられます。気づいている人も結構多い様子。

何が2月~4月に株価を押し上げているのか?
・3月末に企業の決算が集中しているから?
・4月は外国人投資家の買い越しが多い傾向にあるから?
・新年の門出。春を迎える。日照時間が伸びる。そんな心理的効果が株価を押し上げる?

さすがに原因まで突き止めることはできないものの、2月~4月は色んな出来事が重なりやすい月です。これらが影響を及ぼし、株価を上昇させやすいアノマリーが発生していると考えられます。

では次に、日足データを使って何か他のアノマリーが無いか?調査してみたいと思います。

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日足データで日経平均株価のアノマリー調査

日足データを使って調査した場合、どんなアノマリーが考えられるだろうか?

私なりに少し考えてみた結果は次の2つです。

・1日~31日の日付別のアノマリー
・月曜日~金曜日の曜日別のアノマリー

日付別のアノマリーは例えばゴトー日(5の倍数日)と呼ばれる日の株価は上がりやすいのか?上旬、中旬、下旬で株価の上昇率に差は生まれるのか?といったデータが得られると思います。

曜日別のアノマリーはそっくりそのままですね。何曜日が上昇しやすいのか?下落しやすいのか?というデータを得られると思います。

早速それぞれ、検証してみましょう。

※日足データの調査期間は2013年~2019年とします。

1日~31日の日付別のアノマリー

日経平均の日別上昇率、増減幅の調査結果はこちらになります。

日足データで日経平均株価のアノマリー調査

株価が上昇しやすいのは1日。10日~15日、21~22日。26日~28日ということが分かります。全体的な傾向としては中旬に株価は上がりやすいことも見て取れます。

これは偶然かもしれませんが、なんとなく給料の振込み日近くが株価が上昇しているように思います。

もし、毎月のお給料から定期的に投資信託、株を購入している人が一定層存在しているのであれば、この傾向にも納得できます。実際、最近ではつみたてNISAの影響もあり、給料の一定額が株式市場に流れる傾向は年々強まっていると感じます。

それが給料の振込み日近くが株価が上昇しているというアノマリーに繋がっているのかもしれませんね。

ではこの日別調査結果に、さらに月の概念を加えてみようと思います。

1日~31日の日付別のアノマリー(+月)

先ほどの集計結果に月の概念を加え、再度集計し直したものがこちらになります。

1日~31日の日付別のアノマリー(+月)

月単位で見ても、同じようなアノマリーを確認できる。特に注目したいのは10日~13日、15日、21~22日ですね。より鮮明に株価が上昇する傾向が強いことが読み取れます。この日別の傾向は何月であろうと有効であると分かります。

それでは最後に曜日でアノマリーはあるのか?調べてみたいと思います。

月曜日~金曜日の曜日別のアノマリー

曜日別のアノマリーをまとめると次のようになります。

月曜日~金曜日の曜日別のアノマリー

月曜日と木曜日は下落しやすく、火曜日、水曜日、金曜日は上昇しやすいという傾向が得られました。特に木曜日は大きく下落することが多く、注意が必要なことが分かります。

木曜日はなぜ下落しやすいのか?

木曜日は米国の経済指標である新規失業保険申請件数の発表曜日であったり、FRB政策金利の発表日であったり、GDPの発表日であったり、さらに翌日には米国雇用統計が控えていたりと、神経質な曜日だと言えます。

よって、リスクを避ける為に、木曜日に一度ポジションを手仕舞いする傾向があるのかもしれません。

ではこの曜日データにも、月の概念を加えて再度集計してみたいと思います。

月曜日~金曜日の曜日別のアノマリー(+月)

集計結果はこちらになります。

月曜日~金曜日の曜日別のアノマリー(+月)

こちらも月単位で再度集計することで、木曜日は下落しやすいという傾向が鮮明になりました。またそれ以外の曜日はプラスの月もマイナスの月も割と同じぐらいの数で発生している為、アノマリーは無いことが分かります。

日経平均株価は木曜日、下落しやすいというアノマリーが確認できました。

【検証】日経平均株価(日経先物)のアノマリー まとめ

今回の検証では次のようなアノマリーを見つけることができました。

・日経平均株価は2月~4月は上昇しやすい
・日経平均株価は給料日付近は上昇しやすい
・日経平均株価は木曜日に下落しやすい

実際にトレードをする時は、その時のファンダメンタル情報、テクニカル情報がとても重要になってくると思いますが、このアノマリーもトレードの判断の一つに加えることで勝率を高めることが可能だと思います。

例えば木曜日。テクニカル分析のRSIが買われすぎを指しているのであれば、売りトレードで参戦するなど。ですね。買われすぎを指しているのであれば、リスク回避的に売りを誘う可能性も高いと考えられるでしょう。

この他、アイデアは様々あると思います。

今回の検証により、あなたのトレードアイデアが少しでも増えていれば幸いですね。

最後までありがとうございました。

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