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【解説】日経平均株価とは?計算方法、仕組み

日経平均株価とは?

日経平均株価とは?
どのように計算されているの?単純に平均化しているの?
その他、日経平均株価について知りたい。

そんな未来のプロトレーダーを目指しているあなたに、日経平均株価について解説をしていきたいと思います。

今回日経新聞の指数公式サイトを参考に記事を書きました。
※日経平均225銘柄の「みなし額面」一覧であったり、算出要領であったり、値動きデータまで配布。もし、自分で計算してみたいという方はこちらを参照してみるのも良いかもしれません。
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始めに日経平均株価とは?

日経平均株価とは日本を代表する株価指数です。東京証券取引所第一部に上場する225 銘柄を選定し、その株価を使って算出している指数です。

参考:1991年から現在までの日経平均株価の推移

1991年から現在までの日経平均株価の推移

ご覧いただいて分かる通り、日経平均株価は長い間低迷していました。が、2013年頃を境に上昇トレンドへ転換。現在の勢いが継続すれば過去最高値へと到達することも考えられます。
ちなみに日経平均株価は東京証券取引所が作成していると思われがちですが、1970年以降は日本経済新聞社が算出しています。

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日経平均株価はどういった銘柄を選定しているのか?

日本を代表する225銘柄の平均株価が日経平均株価だということは分かりました。それではそこに選ばれる基準はいったい何でしょう?

・株式時価総額?
・純資産額の大きさ?

正解は・・・・「市場流動性」です。

要は流動性の高い株を日経平均株価の算出に選び、流動性の低い株は除外していく。という方針です。

具体的には2つの基準で流動性の有無を判断しています。

・過去5年間の売買代金をみて、その金額が多い。
・売買高当たりの価格変動率「高値÷安値÷出来高」の値が低い。

売買代金が多い=流動性が高い。というのは説明しなくともすぐにわかると思います。ただ後者は少し分かりにくいですね。

後者は「わずかな売買で株価が大きく変動していないか?」を測るため、株価の高値を安値で割り、さらに出来高で割り算することで「売買高当たりの株価変動率」を算出しています。

この比率が低いほど「流動性が高く」、頻繁に売買されているといえます。

日経平均株価はセクター事に流動性の高い銘柄225種が選ばれている。時価総額や会社の規模で選ばれているわけではなく、頻繁に売買されている株が選ばれているということになります。
それでは次に、日経平均の計算方法について解説していきたいと思います。

日経平均株価の計算方法について

日経平均株価の計算方法は複雑です。

名前から想像するのに、225社の株価をすべて合計し、その後225で割り算した価格が日経平均株価のように思いますが、実は違います。

こちらが日経平均株価の計算式になります。

日経平均株価の計算式

株価を50円で掛けて、みなし額面で割り算?さらに除数で割り算?という具合にぱっと見では意味が分かりません。

まずは前半部分、各構成銘柄の採用株価の計算方法について解説していきたいと思います。

各構成銘柄の採用株価の計算

昔の株式は1株当たりの額面が決まっており、20円、50円、500円、5万円の4種類存在していました。この額面のことを「みなし額面」と呼びます。

もし、日経平均株価の計算に選ばれている会社の中に、1株20円で発行している会社、1株5万円で発行している会社と混在していれば、1株5万円で発行している会社の株価増減が与える影響がとても大きくなります。

これを防ぐため、株価×50円÷みなし額面という計算を行い、全ての株を50円を基準に株価の再計算を行います。

実際、次のように各会社のみなし額面は異なります。

日経平均株価採用銘柄:みなし額面の例

日経平均株価採用銘柄:みなし額面の例

日本水産のみなし額面は50円なので、株価をそのまま日経平均株価の算出に使用できる。対して、マルハニチロのみなし額面は500円なので、株価の10分の1で計算をする必要がある。
このように、各会社で異なるみなし額面を利用し、株価を計算すると次のようになります。
日経平均株価の計算

ここまでくると、「あっ日経平均ってこんな風に計算されていくのかな?」というイメージが湧いてくると思います。

みなし額面は株式分割、株式併合によって変化していきます。例えば当初みなし額面が50円だった会社が1株を2株に株式分割した場合、みなし額面は50円÷2=25円となります。マツダ、本田技研工業は株式分割の影響で、みなし額面がもともとの半額になっています。

日経平均株価の計算

さて、先ほどの図解では便宜上、8銘柄の合計を13,517円を銘柄数である8で割った平均値1,690円を紹介していました。ただこれは昔の計算方法であり、今は株価の合計値を単純に銘柄数で割って算出していません。

株式は分割や併合によって、1株当たりの価値が大きく変動してしまうという性質を持っています。

となると、株価の合計値を単純に銘柄数で割っていると、株式分割といったことが発生するだけで、日経平均株価の価値が変わってしまいます。

これを防ぐために、「除数」と呼ばれる値を使用して株価の合計値を割り算します。

株価の合計値を銘柄数で割ることの問題点

株価の合計値を銘柄数で割ることの問題点

この図のように、単純に銘柄数で平均値を出していると、株価分割、併合。そして計算に使用する銘柄の入れ替え時に大きく株価が変動してしまいます。

これでは日経平均株価の連続性・継続性が失われ、過去のデータと比較することもできなくなってしまいます。そこで、単純な銘柄数で割り算するのではなく、除数と呼ばれる値を使って平均値を算出します。

この除数は一定期間ごとに見直しがされており、間近では2019年9月30日に「27.76」に改訂されています。つまり、今は日経平均採用銘柄数の225でなく、27.76で割り算されているという状況です。

日経平均225と言いつつ、実態は27.76で割り算している。それでも昔からの連続性・継続性という観点から見れば正しい計算方法です。頭で理解していても、なんだか違和感を覚えてしまいます。

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【解説】日経平均株価とは?計算方法、仕組み まとめ

ここまでをまとめると次のようになります。

・日経平均株価は東京証券取引所第一部に上場する225 銘柄を利用した指数
・市場流動性の高い銘柄が選ばれている。時価総額ではない。
・日経平均株価の計算はちょっと複雑。単純な株価合計値÷225ではない。

最後までありがとうございました。

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