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ポンド円とポンドドル。どっちを売買すべき?特徴まとめ

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ポンド円とポンドドル。どっちを売買すべき?特徴まとめ

ポンド円とポンドドル。どっちを売買した方が良いの?

とれろく
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そんな疑問を抱えているFXトレーダーの方へ、ポンド円とポンドドルの違いや特徴。どっちを売買すべきか解説したいと思います。結論から言えばトレンド狙いはポンド円、レンジ狙いはポンドドルを選択すべき。また取引コストが安いのはポンド円、スキャルピングならポンドドルよりポンド円を選択すべきです。

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ポンド円とポンドドルの特徴

ポンド円とポンドドル。どちらもポンドが含まれる為、チャートを並べて比較すると似たような動きをしている場面も見られます。

といっても過去のチャート推移を見れば両者の値動きは大きく違うことが分かります。

ポンドドルはトレンドが発生しにくい通貨ペア

ポンドドルは1970年頃からレンジ相場が継続しています。

ポンドドルの長期チャート

最新のポンドドルチャートはこちら

大きなトレンドは発生せず、上がったり下がったりを繰り返しています。この為、ポンドドルは逆張り、レンジ狙いのトレーダーが積極的に売買しています。

またポンドドルは外国為替市場の取引シェア第3位という特徴を持ちます。積極的に売買されているポンドドルはヘッド&ショルダー、ダブルボトムといったチャートパターンに基づくテクニカル分析や、サポート、レジスタンスといった抵抗線、支持線が機能しやすい傾向があります。

とれろく
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これらテクニカル分析は市場参加者が多いほど、トレーダー心理として機能しやすい。ポンドドルを売買するなら是非、身に着けておきたい技術の1つです。

ポンド円はトレンドが発生しやすい通貨ペア

対してポンド円はトレンドが継続している通貨ペアです。

ポンド円の長期チャート

最新のポンド円チャートはこちら

とれろく
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1970年のニクソンショック、1987年のブラックマンデー、2008年のリーマンショックと金融危機が発生する都度、ポンド円は下値を更新しています。過去50年の下落トレンドは変化すると考えにくい。

よって、ポンド円を売買する場合、トレンド狙いの順張り手法が機能しやすい。

ただし、ポンド円には合成通貨としての色が濃く、扱いにくいという特徴があります。

そもそもポンド円は実需勢やヘッジファンドといった投機筋の間では非常にマイナーな通貨ペア。外国為替市場のメインプレイヤーが直接取引することはありません。

チャート形状の注目度も、ドル円やポンドドルと比べると弱い。この為、ドル円に起きたトレンドがポンド円にも派生する。ポンドドルに起きたトレンドがポンド円にも派生する。といった具合に他の通貨ペア主導でポンド円のチャートが形成されます。

よってポンド円を売買する場合、テクニカル分析、チャート分析から将来を予想するよりも、イギリス経済の今後、日本経済の今後といったファンダメンタルの面から予想する方が望ましい。

とれろく
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この為、ポンド円は初心者FXトレーダーには取扱いの難しい通貨ペアとなっているのが実情です。実際、ポンド円で大損を抱えてしまうトレーダーは多い。

ポンドで大損してしまったトレーダー達

軽く調べても、ポンド円で大損を抱えてしまったトレーダーが多く見つかります。

とれろく
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次にボラティリティ、取引コスト、資金効率の面からポンドドル、ポンド円を比較したいと思います。

ポンド円とポンドドルの値動き、取引コスト比較

ポンドの値動きは非常に激しい。これはデータから見ても分かります。

ポンド円、ポンドドルの値動き、ボラティリティ比較

ドル円やユーロドルと比較しても、ポンドドル、ポンド円の値動き飛びぬけていると分かります。特に2019年はイギリスのEU離脱(ブレクジット)の影響もあり、通年高いボラティリティを維持、でかく稼ぎたいトレーダーに最高の通貨ペアでした。

逆に言えば大きく動きすぎる為、損失が膨らんでしまう可能性も非常に高い

値動きは激しいが、取引コストは高めのポンド

値動きが激しいため、リスク選好のトレーダーはポンド円、ポンドドルを選びがちですが、取引コストで見るならばポンドはオススメできない通貨です。

スプレッド0.1銭辺りの値動きの量を比較ポンド円、ポンドドル スプレッド0.1銭あたりの値動き

ポンド絡みの通貨ペアは値動きが激しいものの、スプレッドも広いという特徴を持ちます。そこでスプレッド0.1銭辺りの値動きの量を比較すると、ドル円の半分以下の値動きしかないことが分かります。

つまり、ポンド絡みの通貨は手数料負けの可能性が高いということ。取引コストを極限まで減らして短期売買をするならドル円が一番優秀です。

とれろく
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ポンド絡みの通貨はボラティリティが高いものの、取引コストが高いためスキャルピング、デイトレードといった短期売買には基本的に不向き。ポンド円、ポンドドルをトレードしており、もし手数料負けしているのであれば、取引通貨をドル円に変更するだけで成績が改善することも。

ポンド円、ポンドドルの資金効率は非常に高い

ポンド円、ポンドドルの取引コストは高めなものの、資金効率で見れば非常に優秀な通貨。

必要証拠金辺りの値動きの量を比較

ポンドドル、ポンド円の資金効率の比較、必要証拠金の比較

ポンド絡みの通貨はよく動く割に、必要な証拠金はドル円やユーロドルとさほど変わりません。よって少ない資金で最大限の利益を手に入れようと考えた場合、ポンド絡みの通貨ペア1択となります。

実際、ポンドドルはドル円の1.5倍、ポンド円はドル円の2倍近い資金効率です。ただし、先ほどでも紹介した通り、ポンドは取引コストが高いため、トレードの難易度は高め。

ポンド円とポンドドル。どっちを売買すべき?

ここまでのポンドの特徴をまとめると次の通り。

ポンド円 ポンドドル
トレード戦略 トレンド狙い レンジ狙い
推奨する分析手法 ファンダメンタル分析 テクニカル分析
値動きの大きさ 特大
資金効率 特大
取引コストの大きさ 特大
とれろく
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どっちを売買すべきか?はトレーダーの好みによって変わると思います。この表を参考にどっちを売買すべきか?自分が好きな通貨ペアを選択して貰えると嬉しいですね。

ちなみに、ポンド絡みの通貨と並行してドル円を売買するのであれば、私は第二の通貨ペアとしてポンドドルを採用することをオススメします。

外国為替市場で3番目に多く取引されているポンドドルの動向を注視しておくことは、ドル円のチャート予想にも役立つからです。以上、最後までありがとうございました。

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