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【まとめ】株価と曜日のアノマリーの検証した結果

 

【まとめ】株価と曜日のアノマリーの検証した結果

株価が上昇しやすい日、下落しやすい日。曜日のアノマリーを知りたい。

とれろく
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そんな株式投資家のために、日経平均株価を利用し、曜日のアノマリーを調査しました。日経平均株価の四本値データを利用し、上昇した日、下落した日を月別に調べたり、日付別、曜日別に集計しました結果、3つの結論が得られました。

・株価は2月~4月に上昇しやすい
・株価は給料日付近に上昇しやすい
・株価は木曜日に下落しやすい

それでは早速、具体的な調査結果を見ていきましょう。

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株式市場にあるアノマリーとは?

アノマリーとは市場の値動きに見られる規則性のこと。理論的に説明することが難しいものの、なぜかこんな傾向がある。そういった特徴を総じてアノマリーと呼びます。

とれろく
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もし4月に株価が上昇する確率は60%~70%。という傾向を発見できれば、これはアノマリーと呼んでも良いでしょう。金曜日は下落しやすい。月曜日は上昇しやすい。とのもアノマリーですね。

〇曜日は下落しやすい。というアノマリーがあれば前日に買いポジションを決済したり、当日に空売りしたり、傾向に乗っ取った取引が可能。

トレードの成績を改善させたいのであれば、アノマリーと上手に付き合う必要があります。広義の意味ではテクニカル分析もアノマリーの一つ。

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日経平均株価に見られるアノマリー

調べるとアノマリー情報は多く見つかります。

第一商品 日経平均の月別上昇確率、平均暴落率データ

日経平均の月別上昇確率、平均暴落率

引用元:先物取引の第一商品

2月~4月は日経平均は上昇する確率が高い。上昇率も大きい。
・8~10月は下落する確率が高い。

といった、投資に応用できそうな優れたアノマリー情報です。

とれろく
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ただし、このアノマリー情報は調査期間が1949年5月~2020年1月と約70年の平均データ。とても調査期間が長い。

市場は”変化する生き物”だと言われています。

もしかすると、先ほどのアノマリーは昔の傾向であり、今の傾向とは大きくかけ離れているかもしれません。

そこで間近約20年のデータで、同じ検証を実施。長期のアノマリーと結果が異なるのか比較してみましょう。

株価のアノマリー(間近約20年)

検証に使った期間は2000年から2019年の月足データ。

株価のアノマリー(間近約20年)。集計結果

日経平均、月別上昇率、平均増減幅

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2月~4月は株価の上昇率が60%以上、増減幅も株価上昇方向。5月は急落等々。第一商品の検証結果とほぼ同一のデータが得られました。

期間が異なっていても同等のアノマリーが得られた=株価には【上昇しやすい月】、【下落しやすい月】という月別アノマリーが存在するということ。

これはなんとも分かりやすいアノマリーですね。

実際、「日経平均 4月上がりやすい」といった語句で検索をかけてみると、このアノマリーを感じとり、記事を書いている人が多数見受けられます。気づいている人も結構多い様子。

なぜ2月~4月は株価が上昇しやすい?
・3月末に企業の決算が集中しているから?
・4月は外国人投資家の買い越しが多い傾向にあるから?
・新年の門出。春を迎える。日照時間が伸びる。そんな心理的効果が株価を押し上げる?

とれろく
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はっきりとした原因は正直わかりません。ただ2月~4月は様々な経済的事象が重なりやすく、株価が上昇しやすい月。株を仕込むなら1月がチャンスですね。

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日付、曜日のアノマリー

次に日足データを使って2つのアノマリーを調査しました。

・1日~31日の日付アノマリー

例えばゴトー日(5の倍数日)は為替は円安方向に動きやすいといわれています。では株価にも同じ傾向はあるのか?また上旬、中旬、下旬で株価の上昇率に差は生まれるのか?といったアノマリーを調査

・月曜日~金曜日の曜日アノマリー

曜日別のアノマリーは何曜日が上昇しやすいのか?下落しやすいのか?というアノマリーを調査。

※調査期間は2013年~2019年の7年間の日足データ

1日~31日の日付アノマリー

日経平均株価の日別上昇率、増減幅の調査結果はこちら。

日足データで日経平均株価のアノマリー調査

株価が上昇しやすい日は1日。10日~15日、21~22日。26日~28日。
全体的な傾向として、株価は中旬に上昇しやすいことも分かります。

とれろく
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これは偶然かもしれませんが、給料の振込み日近くが株価が上昇していますね。

もし、毎月の給料から投資信託、株を定期購入している層は増加しています。特につみたてNISA、iDecoの影響が強い。それが給料の振込み日近くが株価が上昇するというアノマリーに繋がっているのかもしれません。

ではこの日別調査結果に、さらに月の概念を加えてみようと思います。

1日~31日の日付アノマリー(+月)

先ほどの集計結果は、月を考慮していないため、間違ったアノマリー(結果)の可能性があります。

例えば1月~11月は小幅な下落、12月は大きく上昇した日付があれば、その日付は下落しやすい日付と判断すべきです。

ただし、12月の上昇があまりにも大きいと、その平均値はプラスとなり=上昇しやすい日付。と間違った見方をしてしまう可能性があります。

とれろく
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そこで単純に日付の平均結果だけを見るのではなく、月の概念も加えて再度アノマリーを調査しました。結果がこちらです。

1日~31日の日付別のアノマリー(+月)

月で見ても、同じようなアノマリーを確認できました。

特に注目したいのは10日~13日、15日、21~22日。より鮮明に株価が上昇する傾向が強いことが分かります。また日別の傾向は何月であろうと有効です

月曜日~金曜日の曜日別アノマリー

最後は簡単に、株価が上昇しやすい曜日、下落しやすい曜日を調査しました。

曜日別アノマリー

月曜日~金曜日の曜日別のアノマリー

月曜日と木曜日は下落しやすく、火曜日、水曜日、金曜日は上昇しやすいという傾向が得られました。

特に木曜日は大きく下落することが多く注意が必要なことが分かります。

木曜日はなぜ下落しやすい?

木曜日は米国の経済指標”新規失業保険申請件数”の発表日であり、他にもFRB政策金利の発表日、GDPの発表日です。さらに翌日は米国雇用統計が控えているため、リスクを避ける為に、木曜日に一度ポジションを手仕舞いする傾向があるのかもしれません。

ではこの曜日データにも、月の概念を加えて再度集計してみたいと思います。

月曜日~金曜日の曜日別のアノマリー(+月)

月曜日~金曜日の曜日別のアノマリー(+月)

こちらも月単位で再度集計することで、木曜日は下落しやすいという傾向が鮮明になりました。

逆に木曜日以外はプラスの月もマイナスの月も割と同じぐらいの数で発生しています。よって、木曜日以外にアノマリーは無いことが分かります。

株価と曜日のアノマリーの検証した結果

今回の検証では次のアノマリーを見つけることができました。

・株価は2月~4月に上昇しやすい
・株価は給料日付近に上昇しやすい
・株価は木曜日に下落しやすい

実際のトレードではファンダメンタル情報、テクニカル情報も重要。ただ判断に迷った時はアノマリーも判断材料の一つに加えると良いでしょう。

例えば木曜日。テクニカル分析のRSIが買われすぎを指しているのであれば、売りトレードで参戦するなど。ですね。買われすぎを指しているのであれば、リスク回避的に売りを誘う可能性も高いと考えられるでしょう。

とれろく
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この他、アイデアは様々あると思います。今回の検証により、あなたのトレードアイデアが少しでも増えていれば幸いですね。

他にも投資家に役立つ記事を多く書いています。良ければ下記関連記事より読んでもらえると嬉しいですね。

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