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日経平均の寄与度計算方法を解説!

※記事内広告有り

日経平均の寄与度計算方法を解説!

日経平均への寄与度を計算したい。

とれろく
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そんな投資家のために、日経平均株価への寄与度計算方法を解説!寄与度の計算方法が分かれば、日経平均株価を大きく動かした銘柄を調べることも可能。ポイントを押さえて投資に役立てていきましょう。

寄与度の計算方法を理解すれば次の技術を身に着けられます。

・日経平均の寄与度を自分で計算できる。
・日経平均を動かした個別銘柄は何か?を知ることができる。

・日経平均株価の上昇、下落を予測する力を身に着けることができる。

株式、日経225を取引するなら押さえたい技術。さっそく解説を始めていきましょう。

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日経平均株価 寄与度の計算方法

日経平均株価への寄与度計算式は次の通り。

寄与度の計算式

日経平均株価 寄与度の計算方法

とれろく
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なんだかとても複雑。ぱっと見だと訳が分かりません。

日経平均株価への寄与度は構成銘柄の一つの株が日経平均株価にどれだけ影響を与えたのか?を測る指標。

例えば日経平均株価採用のソフトバンクグループの株価が1.5%上昇したとします。この上昇が日経平均株価に与える影響は約0.00069%です。(記事執筆時)

日経平均株価が23,810円であれば。23,810円×0.00069%=約16.43円。つまりソフトバンク株1つで日経平均株価を約16円押し上げたということ。

この押し上げた量のことを寄与度と呼び、日々ランキング付けされています。

参考:日経平均寄与度ランキング

日経平均寄与度ランキング

とれろく
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この日、日経平均に大きく+寄与したのはソフトバンクの16.43円、次いで日産化学工業が+6.12円です。逆にTDKは-12.97円、バンダイナムコは-9.8円もの影響を日経平均株価に与えたことが分かります。

先程の分かりにくい寄与度の計算式を、上記実例を使いながら解説していきましょう。

計算に使う各銘柄の値「みなし額面」、「除数」は日経日経平均株価指数の公式サイトで公表されています。

※みなし額面って何?という方はこちらの記事で解説しています。

実例を用いて寄与度を計算してみる。

日経平均全銘柄 寄与度一覧

寄与度の計算式

寄与度の計算式

■ソフトバンクグループの寄与度計算
前日比76円 × みなし値30,840円 ÷ 現在の株価5,140円 ÷ 除数27.76=寄与度約16.43円

■日産化学工業の寄与度計算
前日比170円 × みなし値5010円 ÷ 現在の株価5010円 ÷ 除数27.76=寄与度約6.12円

※最新の除数は日経日経平均株価指数の公式サイトで公表。今回は27.76を使用

とれろく
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寄与度ランキングの寄与度と、自分で計算した寄与度が一致しますね。やろうと思えば手計算で寄与度を計算することも可能

 

寄与度の計算に使うみなし値、みなし額面って?

寄与度の計算にはみなし値、みなし額面、また除数という聞きなれない言葉が出てきます。

これは日経平均株価の計算方法に原因があります。日経平均株価は構成銘柄の株価合計÷225で計算することはできません。”各銘柄が平均株価に与える影響を平準化し、株式分割、併合、採用銘柄の入れ替えにより平均株価が大きく変動しないよう様々な調整”を行い算出されます。

その時に使うのがみなし額面、除数といった数値。意味は記事で解説しているので合わせて読むのがオススメです。

日経平均株価の寄与度には偏りがある。

さて、日経平均株価採用の225種類銘柄は同じ比率で平均株価に影響を及ぼしているのでしょうか?

日経平均株価採用銘柄225種にはパワーバランスがある。

もしこのような形であれば、A社が大きく株価を上昇させたとしても、他の株価が下がっていれば、日経平均株価は下落してしまいます。

また日経平均株価の先行きを予測するには、「採用銘柄全ての株価が上がるのか、下がるのか?」考える必要があります。

が、実際は各銘柄によって寄与度の影響力に差があります。

日経平均株価採用銘柄225種にはパワーバランスが違う

とれろく
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どの株がどの程度日経平均株価に影響を与えるのか?を知っておくと、少ない銘柄だけで、日経平均株価の先行きを予測することが可能になります。

寄与度の偏りを日経平均のウェイトと呼びます。

ウェイトが高い銘柄は日経平均寄与度ランキングの上位常連。ウェイトの高い銘柄の今後を予測すれば、日経平均株価の先行きまで予測することができます。

詳細は次の記事で解説しています。

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