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【データ公開】ドル円が最もよく動く時間帯とは?

※記事内広告有り

データで見る!ドル円がよく動く時間帯とは?

ドル円が良く動く時間っていつ?

とれろく
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ドル円を売買するFXトレーダー必見!ドル円がいつ良く動くのか?実際のデータを使い調査しました。よく動く時間ほど取引機会が多い。積極的に売買するなら何時が良いのか?気になる人は要チェックです。

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ドル円がよく動く時間帯は3回発生

ドル円の時間帯別の動き幅(高値-安値)の平均値をまとめると次の通り、1日の間に3回大きく動く時間帯があると分かります。

ドル円の時間帯別の値動きグラフ

ドル円が良く動く時間帯
早朝2時~4時頃、9時~10時頃、15時以降から深夜

ただし、よく動くといっても1時間に10pips~12pips程度に留まっており、その他の通貨ペアと比べると比較的穏やかな動き。

実際、同時間帯のユーロドルは15pips~17pips程度動いており、ドル円の1.5倍近い値動きだと分かっています。

とれろく
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ただし、ドル円は非常に狭いスプレッドを提供しているFX業者も多い。スキャルピングといった短期売買による手数料負けを避けるならドル円一択となるのが実情です。

とはいっても、5時~8時、12時~14時は平均6pips~7pips程度しか動かない為、休憩時間、相場分析の時間に当てるとグッド。

さて、ドル円がよく動く時間帯は早朝2時~4時頃、9時~10時頃、15時以降から深夜の3つ。

どうしてこの時間帯に良く動くのか?理由を解説していきたいと思います。

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早朝3時~4時頃にドル円が良く動く理由

早朝3時~4時はアメリカ、ニューヨーク市場が閉まる時間帯です。

この時間帯を過ぎると、外国為替市場で取引している銀行や証券会社等の営業時間が終わり、極端に流動性が低くなります。

この為、とりわけ大きなポジションを持つトレーダーほど早朝3時~4時頃にポジション調整を行い、翌日の売買に備えます。特にデイトレーダーといった短期筋ほど、この傾向が強く現れます。

結果的に取引量が一時的に急増し、ドル円がよく動きます。

短期筋によるポジション調整は為替レートの反発を引き起こす為、早朝のトレンドフォロー型(順張り手法)の売買は注意する必要があります。

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早朝にターゲットを絞ってトレードするのであれば、逆張り目線で取引するのがポイント。もし、思惑と違って反発しなくとも、その後は小さな値動きに留まるので、リスクを抑えることが可能です。

9時~10時頃にドル円が良く動く理由

9時~10時頃は日本の銀行が外貨両替などに使う為替レート「仲値」を決める時間帯です。日中に最もドル円が売買される時間帯の為、ドル円の値動きも一時的に高く推移します。

日本の輸出企業は手持ちのドルを円に外貨両替(ドル売り円買い)を行い従業員の給与の支払いに充てたり、輸入企業は円をドルに外貨両替(ドル買い円売り)し、仕入れ費用の支払いに充てたります。

このような実需的な需要が高ければ高いほど、9時~10時頃の値動きは活発化するため、財務省が発表している貿易統計とも相関性が見られます。

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海外からの輸入量が多くなればなるほど円安の要因となり、輸出量が多ければ多いほど円高の要因となる為、9時~10時専門で取引する場合、実需企業の動向もチェックしておきたいですね。

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15時以降にドル円が良く動く理由

15時以降は欧州各国が外国為替市場に参加する為、円だけでなく、ユーロを含めた全体的な通貨ペアの値動きが活発化します。

あまり知られていないものの、日本とEUは貿易相手として密接な関係にあり、世界貿易量の内、約36%が日本対EUの取引で占められています。(外務省より)

この為、ユーロ円も15時以降の値動きが高くなり、ユーロ円の売買が活発化するのに伴いドル円も釣られてよく動きます。

21時以降は米国勢も参入し、1日の中で最大の値動きとなります。

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この辺りは多くのFXトレーダーが既に知っている内容だと思うで詳細な説明は割愛。

ドル円が最もよく動く時間帯 まとめ

ドル円はスプレッドが狭く、スキャルピングといった短期売買に向いている通貨ペアです。

ただし、5時~8時、12時~14時といった時間帯はほとんど動かなくなるため、1pips抜きといった特殊な売買手法を採用していない限り、避けた方がGood。

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効率よく売買するなら早朝2時~4時頃、9時~10時頃、15時以降から深夜という3つの時間帯に絞るのがオススメです。

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