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【完全版】RSIの計算式と応用について解説

RSIの計算式、またその応用

RSIは相場の過熱感を把握できるオシレーター系テクニカル分析の代表格。

オシレーター系テクニカル指標の代表格の一つであるRSI。

相場の過熱感を把握することが可能なテクニカル分析です。

売られすぎ、買われすぎを用意に判別できる為、逆張り手法を得意とするトレーダーがよく使用します。

そんなRSIの計算式は下記の通りです。

RSI=X日間の値上がり幅の平均÷(X日の値上がり幅の平均+X日の値下がり幅の平均)×100

RSIはある一定期間の値上がり幅÷(期間での値上がり幅+値下がり幅)で計算できます。(幅は前日の終値-当日の終値の差です。)

例)期間を14日、RSIの値を計算。

過去14日間の値上がり幅平均 200円
過去14日間の値下がり幅平均 20円
RSI=200÷(200+20)×100= 90.9
 →特に買われすぎの状態

と、いうように計算することができます。

そんなRSIは計算式をよく見てみると、実は弱点・デメリットが見つかります。

今日はRSIの計算式から分かる弱点、デメリットだけでなく、そもそもRSIとは何か?初歩的な内容も押さえつつ徹底的に解説していきたいと思います。

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RSIとは?その意味について

RSIは英語でRelative Strength Index。「あーるえすあい」と読みます。

英語の意味はRelative=相対的な Strength=強さ Index=指標。

RSIとは一定期間における「上昇、下落の相対的な強さを表す指標」となり、日本語では相対力指数と呼ばれています。

まずはチャート画像にてどのようなものがRSIなのか確認してみましょう。

RSIは買われすぎ、売られすぎを示す。チャート画像

ロウソク足チャートの下部、青線がRSIです。RSIの値が上昇すれば買われすぎ、下落すれば売られすぎを示しています。

RSIが買われすぎの70を超えら売り、売られすぎの30を下回れば買いを行う「逆張り手法」が一般的です。

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RSIの見方、使い方について

では、先ほどのRSIのチャート画像を使い、見方、使い方について解説します。

RSIの見方、使い方画像

RSIが30以下になった時に買っていれば、うまい具合に利益が取れていたことが分かります。またRSIが70、30に届かなくとも、近い水準で逆張りすることでも勝つことができていますね。

今回のチャートは下降トレンドでした。

よって、RSIの売られすぎの水準30へは届きやすかったと想像できるものの、買われすぎの70には届きにくかった相場だと考えられます。

トレンドの方向を把握し、RSIがどの程度まで上昇、または下落したかを考慮し、やや早めの逆張りを行うのもRSIを使いこなす1つの方法です。

RSIの計算式はシンプル

RSIの計算式は冒頭でも紹介した通りです。

RSI=X日間の値上がり幅の平均÷(X日の値上がり幅の平均+X日の値下がり幅の平均)×100

一定期間の値上がり幅÷(期間での値上がり幅+値下がり幅)で計算できます。
(幅は前日の終値-当日の終値の差です。)

試しに3つの簡単な計算を行ってみましょう。

例題1)期間を14日とし、平凡な相場のRSIの値を計算。

過去14日間の値上がり幅平均 50円
過去14日間の値下がり幅平均 40円
RSI=50÷(50+40)×100= 55.5
 →買われすぎでも、売られすぎでもない状態

例題2)期間を14日とし、上昇トレンド時のRSIの値を計算。

過去14日間の値上がり幅平均 90円
過去14日間の値下がり幅平均 38円
RSI=90÷(90+38)×100= 70.3
 →買われすぎの状態

例題3)期間を14日とし、急騰した場合のRSIの値を計算。

過去14日間の値上がり幅平均 200円
過去14日間の値下がり幅平均 20円
RSI=200÷(200+20)×100= 90.9
 →特に買われすぎの状態

実際に計算すると、一定の期間の値上がり幅が、値下がり幅より大きいほどRSIの値が大きくなることが分かります。

RSIの計算式を踏まえると、「RSIは有効に機能する」と感じてしまいます。
が、この計算方法には少し問題があります。

それはRSIの計算には高値・安値の値が全く影響しないということです。

RSIの計算には高値、安値の値が考慮されていない。

RSIの値の計算は前日の終値-当日の終値の差を用います。

つまり、高値、安値の値は全く考慮されていません。

 

RSIの計算に高値、安値には考慮されていない

AとB。どちらも前日比、同じ価格上昇していることが分かります。ただし高値はBの方が大きいです。にも関わらずRSIの計算式では左と右で同じ値が計算されてしまいます。
左と右のチャートパターンなら、右の方が買われすぎになったよね?

これがRSIの計算式に潜む弱点、問題点です。

よって、RSIを使う場合、計算式に少し手を加えることをオススメします。

株取引の日足で使う場合は計算式を変更しなくてOK

RSIを株取引の日足で使う場合、高値安値が考慮されていない、デフォルトのRSIの計算式で問題ありません。

というのも、株取引できる時間帯は限られており、取引時間中に相場を大きく動かす材料は基本的に発表されてないからです。

決算発表や業績修正などは株取引が終えた時間に発表されます。

その結果、株価チャートのロウソク足にイレギュラー的な高値、安値は表れにくいという傾向があります。

なので、高値安値を考慮しないデフォルトのRSI計算式で問題ありません。

RSIを日経平均先物取引で使う場合は計算式を変えたい

RSIを日経平均先物取引で使う場合、できれば高値、安値が反映されるように、RSIの設定を変更してチャートに表示したいですね。

材料が多く発表される夜間も動いており、イレギュラー的な高値、安値、計算に含めた方が良い高値、安値がしばしば現れるからです。

使っている証券会社にRSIの計算式を変更する機能がついていない。

そんな時は”目視”で修正してしまいましょう。

RSIの値が70に届いてないけど、大きな高値が発生していた。
→本来なら70に届いている水準かな。買われすぎなので売ろう。

という具合です。

FXでRSIを使うなら計算式の変更は簡単

FXは優れたチャートソフトが無料で流通しているので、RSIの計算式の変更は簡単。

例えばMetaTrader4なら次のようにRSIの計算式を変更することができます。

FXのMetaTrader4でRSIを使う

RSIのプロパティーを開くと、RSIの計算に使用する適用価格を選ぶことができます。

Close ・・・終値
Open ・・・始値
Hight ・・・高値
Low  ・・・安値
その他、Median Price、Typical Priceなど、

これでRSIの設定を変更してしまえばOKです。

RSIの計算式を変更した場合の描写比較

RSIの計算式を変更すると、どのような違いが生まれるのか?

チャート画像を比較してみましょう。

RSIの違いを比較

高値で計算したものは買われすぎ水準へ届きやすくなることが分かります。こちらの方が逆張り手法を使う場合、チャートの動きに対し正確なトレードが行えます。

このRSIの計算式に手を加えるという手法は上級者向けの考え方です。

終値ベースで計算しているRSIでも、”目視”で微修正してあげれば良いので、真似する必要はありません。

ちょっとマニアックなRSIの計算式の話はこれで終わり。

RSIの期間、パラメーターについて解説したいと思います。

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RSIの期間、パラメーター設定について

RSIの計算に使用する期間は、14が基本です。

このパラメーターを変化させることで、より多くのトレードパターンを生み出すことができます。

RSIの期間、パラメーター設定についての詳細はとっても長くなるので、こちらの記事で解説しています。

RSIの70以上が買われすぎ、30以下が売られすぎとなる根拠

RSIは70以上では買われすぎ、30以下では売られすぎと言われていますが、その根拠は何?

RSIが相場の加熱感を表すテクニカル分析であり、逆張り手法に使える。

ここまではOKだと思いますが、そもそも買われすぎの70、売られすぎの30という水準はどのような根拠に基づいているのでしょうか?

せっかく把握しておきたいですよね。

RSIの計算式

RSI=X日間の値上がり幅の平均÷(X日の値上がり幅の平均+X日の値下がり幅の平均)×100

ここでRSIが70以上、30以下となるには、次の条件を満たす必要があります。

値上がり幅 1 に対して 値下がり幅が 約0.42以下 →RSIが70以上
値上がり幅 1 に対して 値下がり幅が 約2.33以上 →RSIが30以下

これを図解したものが下記になります。

RSIが意識しているチャート形状

計算式解きほどき、チャート画像化してみると、実はRSIはチャートパターンを意識しているテクニカル分析だと分かります。

このチャートパターンの比が1対0.42であればRSIは買われすぎの約70となります。
1対2.33であれば売られすぎの約30となります。

RSIは「この比をもとに売買を行えば勝てる。」と言っているテクニカル分析ことが分かります。

さて、疑うべきは”この比率が妥当であるのか?”ですね。

チャートに比率という概念を用いてトレードに生かそうとするテクニカル分析といえば、黄金比を使ったフィボナッチリトレースメントが一番有名です。

フィボナッチリトレースメントで使う比率をRSIの比率に当てはめてみます。

0.42の下落に対し、美しいとされる上昇幅は 0.42×1.61803=0.679と、0.42×2.61803=1.099の2通りです。

後者の数字はRSIが買われすぎとなる1対0.42という比の1にとても近いです。

また黄金比通りの1.099対0.42という比はRSIの値で言えば約72.3となります。

フィボナッチリトレースメントの黄金比という考え方から、RSIの買われすぎ、売られすぎ水準を評価するならば、概ね妥当であると考えることができます。

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RSIのダイバージェンスの使い方

MACDといったテクニカル指標に見られるダイバージェンスと呼ばれる現象がRSIにも発生します。例えば次の画像のような状態です。

RSIの大―バージェンス画像

価格は下降トレンドを継続しており、順調に下値を更新し続けています。が、RSIは下値が更新できていません。このような状態をRSIのダイバージェンスと呼び、相場転換のシグナルと呼ばれています。

RSIのダーバージェンスは4つに分けることができます。

下降トレンド中に発生するダイバージェンス→弱気相場が終わるシグナル

・価格は安値を更新しているものの、RSIは下値を更新できていない。
・価格は安値を更新しているものの、RSIの上値が上昇しつつある。

上昇トレンド中に発生するダイバージェンス→強気相場が終わるシグナル

・価格は高値を更新しているものの、RSIは高値を更新できていない。
・価格は高値を更新しているものの、RSIの下値が上昇しつつある。

上記画像でも、ダイバージェンスの後、トレンドが反転していることが分かります。

RSIのダイバージェンスは有効なのか?

RSIのダイバージェンスは有効だと言われています。

果たして本当にRSIのダイバージェンスは有効なのか?

実は、、、私は信ぴょう性が低く、トレードに利用できない。と考えています。

RSIのダイバージェンスは有効ではない。

実は先ほどのチャート画像には3つのダマしが発生しています。チャート画像①、②、③の箇所になります。どの時点をでも”ダイバージェンスが発生している”と確認できたはずです。

もしダイバージェンスを信じ、買いトレードを行っていれば。①、②、③では損失を抱えており、④でやっと反転を掴み、利益をあげられたと考えられます。

ダイバージェンスは過去のチャート画像でいくつも確認できます。

しかし、有効に機能していただろうと思う局面であったとしても、その前段階でダマしがいくつも発生していることが多く、反転をピンポイントで知ることは不可能です。

このような理由から私自身はダイバージェンスは信ぴょう性が低く、有効な指標にはなり得ないと考えています。

また、そもそもRSIの計算式から見てもこのダイバージェンスと呼ばれる現象に違和感を感じます。

RSI=X日間の値上がり幅の平均÷(X日の値上がり幅の平均+X日の値下がり幅の平均)×100

RSIの計算は基本的に始値と終値しか使用せず、高値、安値が使われていません。

RSIの値は高値、安値を使用しない。けどダイバージェンスの確認にはローソク足の高値、安値を使用する。これはおかしい話でしょう。

もし、

①RSIの計算式を改良し、高値、安値を計算に含め、ダイバージェンスを確認する。
②ローソク足でなく、バーチャートに変更し、ダイバージェンスを確認する。

このような2つ方法であれば、ダイバージェンスの有効性が増すと思います。

ただ、そこまでするなら、他のテクニカル指標と組み合わせ、トレンド転換のシグナルを察知する方がオススメです。

RSIと組み合わせると良いテクニカル指標はMACD

RSIはMACDと非常に相性が良いテクニカル指標です。

こちらのMACD解説記事でも紹介していますが、MACDとRSIは非常に相性が良い組み合わせです。

売買シグナルはMACDを基準に行い、それを補完する形でRSIを使うのがベターですが、MACDのトレンド方向へ、RSIを使った逆張り、という手法も有効です。

ちなみに、RSIとボリンジャーバンドは相性が悪いです。

それは次の記事を読んで貰えれば、なんとなく分かって貰えるかもです。

また、RSIはストキャスティクスとも相性が悪いです。

ストキャスティクス自体は悪いテクニカル分析ではありません。

なんとなく、オシレーター系のテクニカル指標であるRSIとストキャスティクスを組み合わせて使うと、よりトレードの精度が上がりそうなイメージを受けてしまうものの、両社の計算式は似て非なる物。掛け合わせると精度が上がるというものではありません。

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おまけ RSI の開発者 JWワイルダーについて

テクニカル分析の父と呼ばれているJ.ウェルズ・ワイルダー・ジュニア(John Welles Wilder.jr)がRSIを開発しました。

Relative Strength Index(RSI)
Average True Range,(ATR)
Average Directional Index(ADI)
and the Parabolic SAR

JWワイルダーはRSIだけでなく、様々な有名なテクニカル指標を開発しています。

JWワイルダーは世界有数の経済雑誌であるForbes Magazinから最高のテクニカルトレーダーとして評価されている。

彼は元々アメリカの機械エンジニア。その後、不動産業へ転職。

不動産業で財を築いた後、先物トレーダーへ転向。

様々なテクニカル指標の開発を行い、多くの書籍を発行しました。

New Concepts In Technical Trading Systems(ワイルダーのテクニカル分析入門)
Adam Theory Of Markets(ワイルダーのアダムセオリー)など

テクニカル分析を世に広めた第一人者です。

【完全版】RSIの計算式と応用について解説

・RSIは相場の過熱感を把握できるオシレーター系テクニカル分析の代表格
・売られすぎ、買われすぎを用意に判別できる為、逆張り手法が有効
・RSIは一定期間の値上がり幅÷(値上がり幅+値下がり幅)計算できる。
・RSIの計算に使う幅は”前日の終値-当日の終値の差”となっているのに注意
・上級者はRSIの計算式に使う値を終値から、高値、安値に変更して使う
・RSIは株、FX、先物市場と場所を選ばず使用することができる
・RSIは黄金比に基づき、売られすぎ、買われすぎを判断している。
・RSIのダイバージェンスはあまりオススメできない。
・RSIと組み合わせるならMACDがオススメ
・RSIの開発者は超有名人。一流のテクニカルトレーダー

 

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以上、最後までありがとうございました。

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