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なぜ豪ドルに投資すると大損してしまうのか?

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なぜ豪ドルに投資すると大損してしまうのか?

豪ドルに投資しようと考えてるけど大丈夫なのかな?

とれろく
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結論から言えば豪ドルに投資するのはやめたほうが良い。大損する可能性が非常に高い。どうして豪ドルに投資しては駄目なのか?また豪ドルはどんな特徴を持つのか?解説していきたいと思います。

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豪ドルで大損を抱えてしまう人が非常に多い

ツイッターを見てみると豪ドルに投資し、大損を抱えてしまった人が溢れていると分かります。

とれろく
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どうして大損を抱えてしまう人が後を絶たないのか?これには豪ドルの特徴が大きく影響しています。

大損する人が多いのは豪ドルの特徴が原因

かつて、豪ドルは高い政策金利を設定していたことから外貨預金、FXのスワップポイント狙いの投資で強い人気を得ていました。

オーストラリア政策金利の推移

オーストラリア 政策金利の推移オーストラリア 最新の政策金利はこちら

オーストラリアは1980年~2008年の金融危機が起きるまで、5%以上の金利を28年間維持。当時は豪ドルに投資することで多くのリターンを得られた投資家も多い。

とれろく
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実際、2008年の金融危機発生時も政策金利がなかなか下がらず、「豪ドルだけは大丈夫。魅力的なスワップポイントは生涯得られる。」と判断したトレーダーも多い。

2008年金融危機時の政策金利 米国とオーストラリア比較

オーストラリアとアメリカの金利推移比較

確かにアメリカが金利を急激に下げたのに対し、オーストラリアの下げはゆるやか。アメリカは駄目だけど、オーストラリアは大丈夫。そんな印象を受けても仕方無い。

ただし、その後オーストラリアドルの政策金利は下落を続け、現在は過去40年で最低の0.25%へ下落。通貨の価値も大きく下落することになります。

豪ドルは下落トレンドが継続中

豪ドル/円の長期為替チャート

豪ドル/円の長期為替チャート

最新の豪ドル/日本円(AUD/JPY)のチャートはこちら

豪ドルは過去50年で見れば順調に下値を切り下げています

ブラックマンデー、アジア通貨危機、リーマンショックといった金融危機が起きる都度、下値を切り下げている為、次の経済危機が起きれば、豪ドルは再度歴史的安値を更新すると考えて良い。

にも関わらず、豪ドルは資源国通貨だから大丈夫。という理由からか豪ドルに投資する日本人投資家が多い。

とれろく
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実際、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨は日本人が大好きな通貨第3位です。※2019年 外国為替およびデリバティブに関する中央銀行サーベイ

豪ドルの下落トレンドが継続する理由

オーストラリアはスペイン、ブラジル、アイルランド、トルコといった対外純資産額がマイナスとなっている赤字国家オーストラリアが財政に大きな問題を抱えている間は豪ドルが上昇トレンドを描くことは考えにくい。

オーストラリアの対外債務対GDP比

オーストラリアの対外債務 GDP比率

最新のオーストラリアの対外債務の推移はこちら

とれろく
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オーストラリアの対外債務は順調に増加し、既にGDP以上の負債を抱えてます。もちろん債務から債権を差し引いた、正味財産である対外純思案もマイナスへ転落。借金大国化しています。

オーストラリアの対外純資産推移

オーストラリアの対外純資産の推移

最新のオーストラリア 対外純資産額の推移はこちら

対して日本は29年連続「世界最大の対外純資産国」です。

とれろく
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世界で一番金持ちの通貨である円を売って、赤字国家の豪ドルを買う。本来、豪ドル投資は非常にリスクのある取引です。

豪ドルで大損してしまう人が多い理由まとめ

豪ドルは資源国通貨。だから安心して投資ができると考えているトレーダーが多い。

ただし、過去50年で見れば順調に下値を切り下げているため、次の経済危機が起きれば、豪ドルは再度歴史的安値を更新すると考える必要があります。

オーストラリア自体も対外純資産がマイナスの赤字国家。このまま赤字が続けば通貨危機も起こり得る水準へと到達することも考えられます。

とれろく
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大損を抱えてしまわないよう、円を売って、豪ドルを購入するという取引は止めておきましょう。お節介であればすみません。

もし良ければ下記の関連記事から他の記事も読んでみて貰えると嬉しいですね。最後までお読み頂きありがとうございました。

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